冨山和彦のレビュー一覧

  • 選択と捨象 「会社の寿命10年」時代の企業進化論
    ・不要な事業を捨てることが企業の生き残りには重要
    ・企業は箱でしかなく、重要な事業さえ生き残っていればそれでよい、企業組織の存続にはマクロ的には意味がない
    ・これからは、大企業のプレーヤーが多いG(Global)と、小売りや交通、福祉、医療といった地域密着型のサービスが基本となるL(Local)の2...続きを読む
  • DXの思考法 日本経済復活への最強戦略
    業界毎にみるのではなく、レイヤーごとにビジネスが構成され、よりユーザーに近いレイヤーの闘いに遷移してきている。
    レイヤーを意識した考え方への転換がDXのポイント。





    経営とデジタル化、双方から歩み寄って産業構造を変革する(IX)

    これまでの日本
    業種という仕切られた枠の中で競争してきた
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  • 文藝春秋2021年4月号
  • コーポレート・トランスフォーメーション 日本の会社をつくり変える
     期待したほどには面白くなかった。

     1962年、経営学者チャンドラーは名著『組織は戦略に従う』を著した。これはGMやスタンダードオイルなど、当時の米国トップ企業の事業部制を中心にした研究に基づく著作で、要は環境に適応した正しい戦略に合わせて組織づくりを行うべしという説である。これに対し、1979...続きを読む
  • コロナショック・サバイバル 日本経済復興計画
    特に印象に残った点なし、筆者の経歴の割にはファクトチェックがされているかどうかが怪しい主張が多かった印象。
  • 決定版 これがガバナンス経営だ!―ストーリーで学ぶ企業統治のリアル
    社外取締役の役割が良く理解できる。業務の執行を行わず、代表取締役の指揮命令下にない取締役だからこそ、経営陣への牽制が効く。また、経営陣が躊躇してしまう判断の後押しも社内のしがらみがない社外取締役から期待できる。
    取締役の一番の牽制機能は経営陣を指名できること。これもうちの会社で正しく機能できているか...続きを読む
  • コロナショック・サバイバル 日本経済復興計画
    2020.63
    ・ローカル、グローバル、金融の順番で市場が破壊されてくる。
    ・日本の企業の大部分はローカルに所属するのでそこの救済が第一。
    ・経営者としての判断基準→かなり似てる基準で意思決定してた
  • コーポレート・トランスフォーメーション 日本の会社をつくり変える
    「コロナショック・サバイバル」に続けての一気読みとなりました。

    まだまだビジネスパーソンとして勉強不足な為、自分の知識の無さが露呈する一冊となりました(汗)

    知らない言葉をググりながら読んだ為、結果読み終えるのに2日かかりました。

    それでもしっかりと理解したと言えるほど読み込むことが出来ません...続きを読む
  • コーポレート・トランスフォーメーション 日本の会社をつくり変える
    著者の危機感が伝わってくる。ただし、著者の文筆は危機感に訴えるものが多いものの、危機感だけでは読み手の心は動かせないと思う。
  • コロナショック・サバイバル 日本経済復興計画
    ウィズコロナ、アフターコロナの戦略を練るため、読みました。本書の内容を一言でいうと「会社の基本アーキテクチャー、事業の基本モデル、組織能力を大きく変容するコーポレートトランスフォーメーションCXが、日本企業生き残りの最大のキーワードになる」です。個人単位のトランスフォーメーションも必要になると思われ...続きを読む
  • 挫折力 一流になれる50の思考・行動術
    なるほど、冨山ほどの人にも挫折はあったのか。挫折は避けるものではなく、成長のために欠かせないuncortableな経験だと実感した。
  • コーポレート・トランスフォーメーション 日本の会社をつくり変える
    冨山さんの危機感がビシビシ伝わってくる本。

    ちょっと危機感を表出しすぎて逆に本質が見えにくくなってしまうかもしれないというぐらいが個人的な見解です。 

    しかしながら産業再生機構でカネボウやダイエーと直接かかわってきた『経営実務家』(さらに本当に社員の給料が払えなくなるぐらいのキャッシュの生々しさ...続きを読む
  • コーポレート・トランスフォーメーション 日本の会社をつくり変える
    間に合わせ?で書かれたコロナショック・サバイバルはコロナのインパクトなど改めて認識をする意味で良かったが、こちらは要は「これから日本企業は変わらねばならないそのためにはリーダーが強い意志を持ってCXを断行しないといけない」という事を大方針として記載してるだけかな。

    日本にはL型産業及びG型産業でも...続きを読む
  • コーポレート・トランスフォーメーション 日本の会社をつくり変える
    前作「コロナショック・サバイバル日本経済復興計画」に続き、コーポレート・トランスフォーメーション(会社を変える、作り変える)という対策が書かれた本。

    感想。「今のままではダメなんだ」という主張が長く続くのです。どれもなるほどと思います。でも、私は早々に、むしろ前作を読んだ段階で「今のままではダメな...続きを読む
  • コロナショック・サバイバル 日本経済復興計画
    経営共創基盤のCEOによる、コロナ中・後の分析。
    この状況をコーポレート・トランスフォーメーションに繋げなければならないというのは、その通りだしょう。
  • コーポレート・トランスフォーメーション 日本の会社をつくり変える
    Transformated な会社として上がるのは
    ・リクルート、稼ぐことへのこだわりの強さ、みんなが終の住処と思ってない文化、カリスマに頼らずに成長。デジタル化も上手くやり、インディード買収も成功
    ・キーエンス

    ローカルをデジタル化し、人材と資金を注入してイノベーションを起こしていくことで新たな...続きを読む
  • コロナショック・サバイバル 日本経済復興計画
    再生時に最後までその会社に残れ、修羅場経験を積める絶好の機会

    ローカル、グローバル、金融という順で危機がくる。
  • 社長の条件
    これからの社長の条件を知るため、読みました。本書の内容を一言でいうと「意思決定力×実行力に基づく、知的格闘技を楽しめること、が社長の条件」です。新しい時代には新しいリーダーが必要で、社長像は時代とともに変遷していることが分かりました。
  • 30代が覇権を握る! 日本経済
    富山さんのG/Lの理論が良かったので、買ってみたのだが、私にとっては「財界のよくある提言」に読めて、あまりおもしろくなかった。
  • 会社は頭から腐る
    確かにこの著者は経験・実績もあり、言ってることも筋が通っている。
    経営者をやるからにはそれなりの覚悟を持ち、私利私欲だけではなく、社会のために・・・ということだが、なにかしっくり腑に落ちないところもあった。
    だが、ところどころ良いことも書いてある。

    P118
    ・人間は安心したい生き物
    ・人間は、自...続きを読む