冨山和彦のレビュー一覧
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本書の最後には冨山和彦氏による解説がある。その中で「この本を読んで腹落ちしなかったらヤバいでしょ」と語っているのを読んで、少々焦る。前半は比較的分かりやすいが、だんだんと専門用語が増えてきて話についていくのが難しくなってくる。
しかし参考になったことはあった。日本企業はかつて、一つの企業内で色んな仕事を経験することで「ヨコ割」の組織になりそれが強みに繋がる時代が長く続いたが、他国の影響か効率化を目指した故かタテ割りになっていった。
日本は昔から外の技術を勤勉に研究・応用して強みにしていったが、デジタル化が進んだ結果「じっくりと」考えている間にどんどん追い抜かれてしまう時代になっていった。
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選択的夫婦別姓も取り上げられていて、そこは意外だった。
そうそう、夫婦同姓は明治以降のたかだか100年ちょっとの歴史で、もともと別姓ってか姓自体がなかったんだよな。
あとはアドバンストエッセンシャルワーカー(ブルーカラー?)の育成とか、大学は専門職大学とか実務の教育を重視してグローバル大学、教養系偏重は少なくしていくべき、とか。たしかに私が卒業したのも教養系で、簿記とか財務会計とかくらいは文系でも教えてほしかったなーと思う、情報系のホームページだけ唯一作ったけど、まったく仕事では役に立っておらんww教養系を軽視するつもりはないし、まあそれをすると自分の過去や大学を否定することになり、それは感 -
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2003年に43歳(!)で産業再生機構のCOOに就任し、カネボウやダイエー、三井鉱山など41事業者の事業再生支援を指揮した冨山和彦氏による経営哲学書。
教科書的な経営戦略や組織論ではなく、数々の現場で修羅場を潜ってきた経験に基づくリアルな哲学を教えてくれる。
人は情で判断する生き物だから、組織を動かす為には現場の人々と同じ目線で語り合い腹落ちするコミュニケーションが大事。とは言え十人の社員がいれば腹落ちするためのコミュニケーションも十通りあるわけで、企業再生の場で外から入ってきた産業再生機構の人達が再生対象の社員たちを仲間にするためには相当な苦労があったのだろう。
PDCAサイクルを回し -
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AIが台頭する時代で活躍するのに必要な力はボス力である。
本書では、「ボス力」という言葉が度々登場する。このボス力とは、いわゆる人とAIを率いるリーダーシップのようなものだと本書から私は解釈した。指示待ちではなく、自ら問いを立てて顧客価値を創造するプロセスをつくり出し、その成果の責任をとる。素晴らしい力だ。
しかし、これは非常に習得に向き不向きがあるのではないだろうか。文中に一億総ボスとあったが、なかなか難しそうである。
適正がない人たちも毎日しっかり食べていけるように、我々はAIを使いこなし日々世の中を良くする努力を続けなくてはならない。 -
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現在は明治維新、また第2次大戦敗戦に匹敵する大きな変革の時であり、ブルーカラー、エッセンシャルワーカーは現場技能ノウハウを持っているが、漫然と広範囲の仕事をしてきている曖昧な能力というべきものしかないホワイトカラーこそ、生き残りの試練の危機の時を迎えている!この強烈な訴えはその通りだと思う。その中で過ごしてきた自分は今は定年後の生活に入っているわけで幸運だと思う。それにしてもChatGPT、GEMINIなどAIの進歩は素晴らしく、便利になっていく一方で、ホワイトカラーは必要が無くなっていくという事は日々痛感するところ。「ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論」という書が話題になったとい
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これまでのホワイトカラーでは生き残る選択肢が減る、と言う。で提案はまず「学問のすすめ」、よりよく生きるための知的技能「リスキリング」(基礎+応用)特に言語的技法が必須で、すぐ役立ってずっと役にたつ基本スキルを身につける、事だと言う。具体的には、論語にあるかの如く、20代では「ボス力」の経験を持つ事とあり、自ら問題を提示し、答えを模索し、組織を動かして実行、その結果を背負う人になる事、それには大手企業で経験を積むより中小企業で社長の右腕となることが短期間に遥かに実力が付く、と言う。30代は自分の経験から自分の付加価値力を極める事、そして40代以上は能力やスキルのキャリアパス(即戦力)を活かせる選
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【書名と著者】
ホワイトカラー消滅 私たちは働き方をどう変えるべきか
冨山和彦
【目的】
生成AIのおかげでホワイトカラーがいらなくなりそうという世相で、働き方をどう変えるか考える一助にしたい。
【読後感】
なんとなくリベラル・エリート・自己責任論な論調の偏りや、矛盾を感じるが参考になる点はあった。
まず土台として読む書く話すスキル、数学Ⅱ、簿記会計。
これを築いたうえにリベラルアーツ。
色々と私見や持論が展開されてるが、本書のユーザの大半が知りたいのは、何を身につけるべきか と思うので、文章量に比して知りたいポイントが少なめ。
【印象に残ったポイント】
・論調に見る生存者バイアス
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