冨山和彦のレビュー一覧

  • IGPI流 ローカル企業復活のリアル・ノウハウ
    経営共創基盤/冨山氏のシリーズを漁ってみようと購入。


    感想。
    業種別の事例、見える化大事、滝グラフ、等は習得したい。


    備忘録。
    ・企業経営上、需要に対して供給力店労働力が不足している状況は、相対的に「景気が良い」状態にあり、経営的な打ち手の自由度が大きい。らしい。

    ・過去100年で世界の経...続きを読む
  • 結果を出すリーダーはみな非情である
    理想論+現実的な実践論の組み合わせによる、地に足のついた企業改革本。
    変革期におけるミドルリーダーのあり方をよく示しており、10年近くたったいまでも通用する内容だと思う。
    ただ、「非情」どころか「情に訴えたコミュニケーション」を主張するなど、タイトルに偽りがあるのは売らんかな主義なのでマイナス。
    ...続きを読む
  • 結果を出すリーダーはみな非情である
    企業再生の一番大変な局面を多数経験している著者なので、そういった場面に対応できる心構え、能力を読者に求めている。課長層をターゲットにトップ目線での判断をしろということだが、結構大変なことで誰でもできることじゃないと思う。能力、意欲のある本当のリーダー候補にむけた本。情に引きずられるな、人間は性格とイ...続きを読む
  • 地方消滅 創生戦略篇
    読み終わって時間がたってしまったためはっきり覚えていない。
    しかし増田寛也の「地方消滅」が超話題になったけど、その後に冨山和彦との対談本を出していたのは、正直言ってしらなかったな。
    ふたりのそれぞれの本を補足したような対談だったけど、反抗心からすれば、「それができれば苦労しないよね!」と思わないでも...続きを読む
  • 結果を出すリーダーはみな非情である
    なかなか刺激的なタイトルであり、タイトルで釣っているのかと思いきや、中身も「非情」になるべき、という話であり、そんなに間違ってない。
    要は、必要な改革のためにはダメな部分は切り捨てなければならず、それができなければ全体がダメになってしまうのでむしろ良かった部分も含めてみんなが路頭に迷うことになるよ、...続きを読む
  • ビッグチャンス 追い風の今、日本企業がやるべきこと
    グローバル競争で勝ち抜いていくためにはムラ社会的なメンタリティを刷新し実力主義を根付かせる必要がある、という主張をベースに、事業、社員の年俸、社長(リーダー)などの視点から日系企業を批評する一冊。

    献本頂いたものの、数年間積読してようやく読破(すみません)。これまで著者の著作物を数冊読んでこられた...続きを読む
  • なぜローカル経済から日本は甦るのか GとLの経済成長戦略
    ローカルとグローバルの話が中心。労働生産人口、少子化、雇用問題、移民政策、サービス業の人出不足等、範囲が広くなってしまう内容。
  • AI経営で会社は甦る
    「いつ、どの産業で、どれくらいのインパクトで何が起こるか」まで予測できないと儲けにならないし、そんなこと的中できやしないとバッサリ。そんなことより、予測可能な「いつ、どうやって、誰と」に関わるタスクをしっかり管理していこう、というのは潔くて腹落ちた。このほか「小さいこと、若いことが優位になる」「機能...続きを読む
  • なぜローカル経済から日本は甦るのか GとLの経済成長戦略
    こういう方向には進んできてない。言ってることはすごく私の実感にあう。でも。たぶんこうはなかなかいかない。なんだろう。
  • IGPI流 経営分析のリアル・ノウハウ
    画一的な経営分析では、経営の舵取りはできないことを示唆した本。

    1.隠れた病気を発見し、今後の治療と将来の予防に役立てるのがリアルな経営分析であって、過去を評価するためのものではない。目線は常に未来に向いている
    2.リアルな経営分析では企業ごとの実態の違いに目を向けなければいけない。全てを一括りで...続きを読む
  • AI経営で会社は甦る
    AIとビジネスの関わり、というところを日本や世界の動きと絡めて知ることができた。 終盤のAIと雇用に関する話は、個人的に少し甘い見通しに感じたが、グローバルに生きるか、ローカルに生きるかという観点は確かに重要と思う。
  • 決定版 これがガバナンス経営だ!―ストーリーで学ぶ企業統治のリアル
    事例に基づいた解説は分かりやすい。
    教科書的な本よりも理解が進む。

    経営ガバナンスといっても、型にはまった形、固定的な形があるわけでなく、理念に基づき、どのように解釈し、設計していくのかが重要。それを考え抜くことで実効性が伴う。
  • 会社は頭から腐る
    ・性悪説でも性善説でもなく性弱説で見ると見えてくる
    ・相互安全保障を目的とした会議や根回しの業務量は人と人の組み合わせの数に応じて増えていく
    ・組織のハコをいじっても、成果主義を導入しても、それらが現実に仕事をする人間の根源的な動機付けに響き、シンクロしていないならば絶対に機能しない。
    ・戦略が仮説...続きを読む
  • 地方消滅 創生戦略篇
    【ノート】
    ・著者の一人である増田氏による前著「地方消滅」が総論的なものであったのに対して、本書はかなり具体的に踏み込んだものになっている。

    ・本書は知事経験者である増田氏と、東北で経営者として活躍している(らしい)冨山氏との対談形式になっている。このためか、地方自治における実例や弊害についての言...続きを読む
  • 会社は頭から腐る
    産業再生機構でCOOを務めた冨山和彦氏が日本企業の競争力低下の原因となる構造的問題を語っている。書中何度も引用される、ゲマインシャフト=共同対社会、ゲゼルシャフト=利益追求社会というくくりは正直わかりにくい。当然、前者が日本、後者が欧米ということであるが、ドイツ語で聞き慣れない概念なので、簡単なこと...続きを読む
  • 地方消滅 創生戦略篇
    P46 浜中町(釧路総合振興局厚岸郡)
    日本ハーゲンダッツの原料の全てを供給
    プロジェクトXで取り上げられた、道下俊一医師。
  • プロフェッショナルコンサルティング
    期待していたなようではなかったが、「実行する」ということについて書かれていることが強烈に印象に残った。
  • 挫折力 一流になれる50の思考・行動術
    長澤さんにふと紹介されて読んだ。
    甘えたの私には苦しくなりました。挫折とは自分の能力を超えた大きな目標に挑戦した結果だっていう言葉が苦しくなった。なかなか自分の範囲を超えて大きな目標に挑戦出来ないので、この人は自分とは違うと思いたい気持ちと私も尖った人になりたいと思ったりぐちゃぐちゃになった。いい子...続きを読む
  • 結果を出すリーダーはみな非情である
    ■しつこく根負けを誘うのが王道
    リーダーの意思決定は情緒に流れるのではく、論理的判断に基づかなければならない。ただし、決定を組織内に伝える、組織構成員の納得を得るには論理だけで押し切ろうとしても無理がある(p.132)。
    多くの人は組織の空気を読む付和雷同型。だから、トップのコミュニケーションには組...続きを読む
  • 地方消滅 創生戦略篇
    「地方消滅」の増田寛也氏。
    富田和彦氏については、よく知らない。
    その二人の対談集。

    面白かったのは、京丹後市が2015年3月に全国第一号で策定した「地方版人口ビジョン」についての話。
    (p12 第1章 消滅危機の実態とチャンス)

    2060年には、現在の人口5万8千人が約3割増えて、7万5千人に...続きを読む