冨山和彦のレビュー一覧
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株式会社ニッポンの栄光と挫折。
低迷の原因は3つ
・グローバル化に立ち遅れた。人間は成功からは学べない。
・デジタル革命の波に乗り遅れた
・ムラ型メンタリティが改革を阻んだ。
80年代大成功した日本はその成功体験があるがゆえ、ゲームのルールが変わり時代の変化についていくことができなかったということか...続きを読むPosted by ブクログ -
GとLの異なる実情を分けて検討することの有用性。
GとLの分断は実情としてそのとおりであるが、それを促進させることに未来があるか。
G
・規制緩和、ガバナンス強化とセットで法人税引き下げ
・現場力を活かす本社力の強化
→思い切り手を抜くところ 例 本社システムの作り込み
→意思決定の多様化(内...続きを読むPosted by ブクログ -
経営共創基盤の代表として、カネボウやJALなどの企業再生をリードし、日本のターンアラウンドコンサルティングのトップに位置する富山氏による、実践的な経営分析のノウハウをまとめた一冊。
経営分析というと、所謂3C分析のようなオーソドックスな定性分析を踏まえて、財務指標分析などの定量分析を絡めるやり方と...続きを読むPosted by ブクログ -
事業売却されたら、基本的にその事業を必要とする会社に買収されたわけだから、出て行った人はこれまで以上にその能力を発揮しやすい環境に恵まれる。 まともなMAである限り、競争優位も高まるので、より有利な戦い方もできるはずだ。そこで新たなやりがいを見つける人もでてくるだろう。一方、無理して会社に残った人は...続きを読むPosted by ブクログ
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本書は著者の体験談から挫折力という一風風変わりな考え方を示す一冊である。
著者は、IGPI代表の冨山氏であり、3度目の挑戦で司法試験をパスしたが、コンサルという道として、BCGに入った後に、再建案件を手がける。途中でスタンフォード大学にてMBAを取得するという、風変わりでありながら、とてつもなく超エ...続きを読むPosted by ブクログ -
現役のコンサルタント2名の対談のような形式で描かれている。
時代の流れから、ただ、戦略を立てるだけでは勝てる時代は終わっており、実行に落とすまでのスピードや、経営という真理についての話に触れている。
浅いですが、企業の戦略的取り組みの事例や、その際に生じる軋轢などが紹介されていました。
コンサ...続きを読むPosted by ブクログ -
要は、若いときの苦労は買ってでもしろということの理由を、理論立ててかつ作者自身の経験と紐付けて説明している本です。
ただ、苦労したくてもそもそもそういう環境になかなか出くわすことができないので、その辺をどうにかする方法も教えてくれよと思いました。
あとタイトルが恥ずかしい。別に一流になりたいわけでは...続きを読むPosted by ブクログ -
経営分析を行うにあたり定性、定量で満足するのではなく目的を持ちそれに向かい仮説を立てて課題解決していく事を述べている。
事前にBS、PL等の基礎知識があった方が理解は進む。Posted by ブクログ -
経営分析、財務分析の実践的なノウハウが解説されている。よくある財務分析の知識を解説するものではなく、メーカー、小売り、通信、飲食ビジネスなど、業種毎の具体的なエピソードと分析事例がふんだんに使われていて、わりと中級者向けかなとも思う。
時々こういう本を読まないと、いろいろ忘れてしまうし、最新の解釈...続きを読むPosted by ブクログ -
・挫折力=挫折を愛し、乗り越え、活かしていく力。
・「挫折をしない人生ほど窮屈でつまらないものはない」「挫折をした人だけが、実り多い豊かな人生を送れる」「積極的に挫折を体験し、それを乗り越えることで、これからの時代に通用する力を身に付けよう」
・挫折とは、ある意味、能力以上のことに挑戦した結果で...続きを読むPosted by ブクログ -
1私は病気ですという人はいない。
2スイートスポットに玉を投げ込む
3固定費と変動費のビジネス
4規模、密度、範囲、業種によって利益の考え方が異なる。
5レストランはルールが少なく個で勝負
6ブランドは範囲の経済
7人間観察、リアルが分析に最も大切
8地方、都市の家電量販店のやり方はま...続きを読むPosted by ブクログ -
こっぱずかしいタイトル。内容はまとも。
- 与党として考えて行動する。
- 論理的な解がない問題に対しては、考え、悩み尽くしたうえで、最後はなんとか折り合いをつけるしかない。
- 反対している人を論破しようと考えてはいけない。情緒にうったえる。
- どんな人も何らかの比較優位を持っている。それを見...続きを読むPosted by ブクログ -
能力と成果に応じた評価の仕方、日本社会におけるガバナンス手法の最適論、経済構造の理解など筆者が豊富な業務経験とコンサルならではの型、両面からの話を展開しており、実用性の高いティプスが多く学べた。Posted by ブクログ
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どちらかというと、経営者向けに書かれた内容でした。中小企業経営者にとって何が大切か?が分かりやすく書かれた本。経営者ではない私にも、参考になる部分(必要なスキル)が多々ありました。Posted by ブクログ
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M&A時代、一つの会社で生きていく時代は終わった。
1法務・財務・税務等
2 語学
3 忘れました
の汎用スキル
+業界固有知識を持つことが重要
1を手に入れるため、M&Aの経験がすごく重要。Posted by ブクログ -
まず、明記しなければならないのは、これは挫折した人の話ではないという事。冨山さんは自分が挫折したと言っているが、一般人から見れば、東大出て司法試験に合格した人が挫折しているはずもなく、この点は割り引いて考えなければならない。この本でいう所の挫折力=決断力+行動力であり、要は自ら意思で行動し、その結果...続きを読むPosted by ブクログ
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「30代が」と書かれていますが、内容は団塊の世代である60代と、その子供世代である30代ともに努力して欲しいとの内容です。
年金問題等は、団塊の世代である60代が受給を開始し始めると破綻するのは目に見えています。また金融資産をそもそも保有している高齢者が年金を貰い、そのしわ寄せが若者に波及している...続きを読むPosted by ブクログ