冨山和彦のレビュー一覧
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IGPI冨山さんの本。
冨山さんの本は大体読んでいますが、
現場のリアルとコンサルタントのロジックのバランスが良く、
好きなコンサルタントの一人です。
今回は、セルフマネジメントという題名だったので、
個人がどのように自分の価値を上げていくのかについて
書かれた本だと思っていましたが、
その要素半...続きを読むPosted by ブクログ -
失敗と成功は表裏一体と思えば気が楽になるし、実際にそうである
「常に進歩しなければならない」という思い込みは捨てよう
人生には休むべきとき、三十六計逃げるにしかずの時がある
敗因の分析は、過去の自分を他人だと思うと意外と気楽にできる
メメント・モリ(死をわすれるな)
権力は手に入れることも難...続きを読むPosted by ブクログ -
この本を読むまでこの二人のことは知らなかったのだが、いかにもコンサルタント的な知的会話の応酬と行った対談形式が面白い。世の中一般に第一印象で語られがちな、"所詮コンサルは・・・"といわれるコンサルタントとは一線を画す、ビジネスで変化を起こして成果を生むタイプの本来的な意味でのコンサルタントであること...続きを読むPosted by ブクログ
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・20代、30代へのメッセージ本。
・具体的な話というよりは、観念的な話が中心。
・話している内容に結構矛盾があるけれども、まあ人間自体矛盾した生き物だから、教訓も整合性が欠たモノになるのはある意味仕方がないのかも。(諺なども結構矛盾したモノがあるしね。
→進化心理学的には、脳の思考パターンは、...続きを読むPosted by ブクログ -
金を持つ高齢者が金のない若者から搾取収奪する歪な社会構造が日本を蝕む。マジョリティを前にマイノリティはただ沈黙するだけなのか。これからの日本背負っていくロスジェネ世代へ期待をこめて叱咤激励する。悪い結果を恐れて弥縫策で誤魔化し続けることではなく正々堂々と真正面から勝負に出よと説く。滞っている社会の富...続きを読むPosted by ブクログ
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年金や税金などの社会問題、エネルギー政策について考える時間になった。今、自分たちの置かれる環境の改善も大切だが、それ以上に子どもの世代によりよい社会を残せるか、そういった価値観を持つ政治家を応援したくなる一冊でもあり、投票の判断基準として参考になった。選挙前なのでタイムリーでした。Posted by ブクログ
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60代以上には品格を。
我々30代に気概を求めたいということ。
選挙権の格差是正の話がいつも槍玉にあがるが、本質論でいえば、世代間是正を行うべきではないか。
相変わらず、政治家はまとまった票を見込める農村部のご老人に偏った選挙活動を繰り広げる。
いい加減、こうした旧態依然としたやり方、考え方から決...続きを読むPosted by ブクログ -
将来世代のために現世を生きる私たち全員が犠牲になること、短期的利益や過去へのノスタルジーを捨て去ること。
子どものためなら、我慢できる。その対象が、“自分の”子、という限定を、どれだけ外せるか、のように思います。Posted by ブクログ -
■経済
1.30代以下の働き盛りの世代の活力を甦らせるには、今の社会で多くを占める60代以上の世代の中でも多数派をなす団塊の世代が、自らの既得権を手放すしかない。具体的には、次のような改革を支持する必要がある。
a.公的年金は、所得や資産がない人にだけ給付する。
b.消費税率を上げ、社会保障体系の...続きを読むPosted by ブクログ -
竹中平蔵と富山和彦の対談をまとめた内容で、日本経済について語られている。その中で官民の人材交流の観点から、「天下りの問題を議論する必要があるという」議論はなるほどねって思った。Posted by ブクログ
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友人に勧められて読んだ一冊。
コンサルタントとして活躍されているお二人による対談本。
必ずしもコンサルタント向けというわけではなく、ビジネスパーソンにっとて役立つ内容だと思いました。
論理的思考力は誰にでも必要なもの。出来て当然なものという印象を持ちました。その上で、感情にどう対応していくのかがKS...続きを読むPosted by ブクログ -
冨山さんの書籍はこれまで数冊読んでいたので特に目新しさは無かった。
ただ、組織としての実行力を考えたとき、何をどこまで掘り下げるべきか、これまた当たり前だが「現場」ということ。
弊社は「三現主義(現場・現場・現実)」を標榜しているが、その中にいながら、制度企画に携わる者として最近の仕事のすすめを猛省...続きを読むPosted by ブクログ -
好奇心のない人というのは、人を理解することに本質的に興味がないのです。
人間的な不合理・不条理、あるいは、人のもっている情緒に流される、だらしない、情けない部分に対して愛着がもてないのです。そういうものが嫌いだし、自分は関わりたくない。Posted by ブクログ -
経営論についての本です。
各論よりも総論の部分が多く、経営者とかマネジメントの仕事してる人にとってはすんなり入ってくる感じがします。
自分的には一度読んだだけでは理解ができなかったです。しばらくしたら、もう一度読みたい本でした。Posted by ブクログ -
会社の経営とはどのようなものか、どのような能力を必要とするのかを書いた本。
書いた人はエリートコース(東大、司法試験合格)であるが、なかなか面白い経歴の人である。
また、産業再生機構にも携わっていたため、どのような企業は落ちて行くのか、廃れていくのかが説明されている。
なかなか面白い内容だったが、著...続きを読むPosted by ブクログ -
親友に送別の品として頂いた本。
本書に書かれている「時代は『平時』ではなく『有事』」という言葉に非常に納得。
日々戦局が変わる時代で勝ち続けるのは困難。どれだけチャレンジをして失敗をして、そこから学びまたチャレンジをしたかが問われる時代になってきている。失敗したらその経験が生きるので決してそれは...続きを読むPosted by ブクログ