冨山和彦のレビュー一覧
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DXの本質について説明を試みた書籍であり、それはアーキテクチャーやレイヤーといったもので表現される産業構造を変革する道具であり、思想であることと受け止めた。特に「本棚に無い本をみつける」といった表現にあるように、既存の技術やサービス(本棚に存在する本)をしっかり把握した上で、それを組み合わせたアーキ...続きを読むPosted by ブクログ
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DXが何なのか、ということを知ろうと思ったときに最初に読むには良い本なのではないかと思う。
DXの事例などをまとめた書籍を読んだことはあったが、それは言ってみればデジタル化の事例集のようなもので、その背景にある思想には考えが及ばない。
本書は、DXの背景の思想、GAFAが描いている戦略などをある程度...続きを読むPosted by ブクログ -
本質を突き、思考を深くえぐるとても良質な内容だが、小林秀雄イズムに明らかに感化された憧れが、猿でもわかる内容から遠下げてしまって損をしている。事例や例えがインテリスノブ過ぎて、万民の理解と共感を無駄に得にくくしてないか不安にさせられる。より分かりやすい事例を用いることで、とてつもないベストセラーにな...続きを読むPosted by ブクログ
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自分はまだいい人で止まっている。
ここからさらに殻を突き破り、真のリーダーになる必要がある。
最高の組織にしていくためにも自分の人生の目的を成し遂げためにも、妥協しない。Posted by ブクログ -
事業再生業界で有名な富山氏が事業計画に焦点を当てて綴った書籍。他にはないポイントの具体性は魅力であったが、例に対する道筋はほしかったり変数に分解せず「売上高は10%増」「人件費は横置き」等の根拠がないヤマ張りは意味のない計画に過ぎないと、事業計画にも関わらず蓋然性が高いとものは計画未達に終わるのは最...続きを読むPosted by ブクログ
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足元の新陳代謝
新しいセーフティネットとガバナンスにより、L型の企業のCXを進めることで、日本再興は可能。
■概要
日本経済の中心はG型ではなくL型の地域経済(GDPで見ても労働者ベースで見ても)。新陳代謝というと、古いものを淘汰する過激なものに思えるかもしれないが、自然に緩やかに入れ替わる仕組...続きを読むPosted by ブクログ -
失敗は成功のもと、挫折は成功のもとということを説いた本。自分自身、失敗を怖がり過ぎる性格にある。昔は虚栄心の方がそれより勝っていたから、ビビりながらもチャレンジを続けていたが、今は違う。それをなんとかしたいと思って読んだ本。確かに今の仕事で失敗したとしても、この人手不足のコンサル業界で経験者採用枠に...続きを読むPosted by ブクログ
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定期的に読み返したい一冊。
経営分析は冷静に数値を見つめることも大事やけど、その裏にある人間的なリアリティを忘れてはいけないPosted by ブクログ -
最初の緊急事態宣言が出た2020年4月のわずか1か月後に発行されており、内容も経営者向けにまずはどうすべきか、ということを語っているため、1年後の現在に読んで役に立つかどうかはわからない。しかし、非常に現実的に書かれており、将来についても決して楽観的ではないため、「こんなこと言ってるけど今は違うよね...続きを読むPosted by ブクログ
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ウォードリーマップという整理が参考になった。
プラットフォームは
①内製開発すべきもの→
②パッケージをカスタマイズして使うべきもの→
③外部調達すべきもの
という段階に分かれており、徐々にSaaSとして調達可能となっていく。
自社の競争優位性に繋がる領域は開発なりカスタマイズすべきという判断になり...続きを読むPosted by ブクログ -
私の中での最近のキーワード「具体と抽象」にもつながる話 レイヤーは大切
01が人に随分と近づいている
アーキテクチャという目線がこんなところでも出てくるんですねPosted by ブクログ -
日本の大企業のサラリーマンとしては身につまされる内容。しかしなかなか実践、行動には移せず歯痒く情けなさも感じる。Posted by ブクログ
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実例も踏まえて分析してるので面白い。最新の事例も欲しい。
数字ありきではなく活動ありきでPLを仮定していく、という考え方は勉強になった。Posted by ブクログ -
昔ながらの経営の鉄則みたいなものがどんどん使えなくなり、新しい時代に合わせた在り方に適応しなければ会社として衰退していくのみ。
分かりやすく具体的に今取らなければならないCXが書かれている。Posted by ブクログ -
修羅場のべからず集、非常に役に立つ。
今の世の中では昔当たり前だったことが当たり前ではない。
今の時代に通用すべき企業の条件が分かりやすく説明されている。Posted by ブクログ -
著者が話している動画を見てから、気になる存在になりました。今回の著書は20年4月頃に書かれているが、すでに先を見越していると感じた。私は中小企業のカイシャ員なので、身近に感じる「経営の心得」が特に納得感があった。Posted by ブクログ
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カイシャで働いているので、物凄く共感できるところが多かったです。今のカイシャでこの本の事を語らえる仲間がいたらいいなって思いました。Posted by ブクログ
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日本型経営の限界とその理由、そしてCXを行うというのはどういう事かについて述べられていた。
両利きの経営を行いながら、「新憲法」により組織能力を高めていく事が、これからの企業に求められる事だと理解した。Posted by ブクログ -
「コロナショック・サバイバル」「コーポレート・トランスフォーメーション」に続けて休日を利用し一気読みしました。
やばいなぁ...
これが今の正直な気持ちです。
何がやばいか、それは先に読み終えた2冊よりも圧倒的に本作の方が読みやすく、その分少しは血肉となった感覚があるからです。
今から2年8...続きを読むPosted by ブクログ