冨山和彦のレビュー一覧
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これは良書でした、コーポレートガバナンスとは何か?どういうことか?に関して丁寧な解説で基本的な事項を網羅。大変に良く理解できた。コーポレートガバナンスの基本書。Posted by ブクログ
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日本企業の根本的な課題について述べられており面白い。
変革時は地下室でトレーニングを行うことが重要。
時間軸は単身長身秒針すべてをもっておくことが重要。
サービス産業は2パーセント物価上昇している!全体で2パーセントは達成するはずがない。
効率のいい企業に人資源を集中させるm&aを促進させるべき...続きを読むPosted by ブクログ -
ー もちろんコーポレートガバナンス· コードは一つの規範なので、そこにどうミート、complyすればいいかという、ある意味、法形式論的な観点は実務的には重要である。
しかし東芝の不正会計問題が明確に示唆するように、真に問われるのは、形式を整えた先の実質論としてのガバナンス改革の成否、ガバナンス経営...続きを読むPosted by ブクログ -
日本の経済力という面を考えるとき、グローバルな企業の競争力ばかりに目が行くが、実際にGDPと雇用の多くを占めるのは、地域に根差したローカルな企業である。グローバル経済とローカル経済とではそこに働く力学が大きく異なるため、それぞれについて正しい見方をする必要がある、というのが本書の骨子だ。二つの経済の...続きを読むPosted by ブクログ
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1 会社病のガン細胞は日々、社内で発生している
2 世の中の変化についていけない企業が陥る病
3 再生の修羅場はドラマよりエグい
4 アタマもカラダも硬い政府や行政が病を深刻化させる
5 会社病を一掃できるリーダーに必要な条件
6 会社に左右されない生き方をどう見つけるか
メモ
「自分にとっての「...続きを読むPosted by ブクログ -
1 リアルな経営分析とは何か
2 リアル経営分析の進め方
3 生き残る会社と消え去る会社
4 生き残る会社の数字の作り方Posted by ブクログ -
最近感じている、「何となく世界ってこんな風に動いてる?」が活字化されていて、すっきりした。ただローカルに対する思い入れは、筆者の現在の立場もあり、やや強すぎるように思う。海外現地法人のローカル化は、新興国では筆者が言うほど進んでおらず(それが弱みであるといえばそうなのだが)、それに一時的にでも対処で...続きを読むPosted by ブクログ
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歴史ある硬直した組織に勤めるものとしてうなづくページが多数。優秀な人材が大手でなくベンチャーに勤めたり起業をしてしまって大手が人材確保できない、というくだりは歴史の流れを感じさせる。30を超え今後の人生どうしようか、というときには最適な本だった。Posted by ブクログ
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巨人と西武じゃないほうの、「GとL」に関する発言で話題になった、おなじみIGPI(経営共創基盤)の冨山和彦さんの一冊。
GとLに、続いて今回はC(カジュアル)とS(シリアス)という軸で異質な2つの領域をわかりやすく解説し、両者がいかにAIと関わることが今後良い結果を生むか等についてわかりやすく解説さ...続きを読むPosted by ブクログ -
変革のリーダー、今必要とされているリーダーとはどのようなリーダーなのかについて、語られた本。
グロービスで学ぶOBHの内容とも整合しており、非常に学びが多く、良い方向性を示してくれる良著。
<メモ>
・現場に近い情報は課長クラスが圧倒的に持っている。上部構造では決められない難しい問題ほど、現場レベ...続きを読むPosted by ブクログ -
経済政策を考える上で、過去にとらわれて実態に合っていないという指摘を読み、個人的には非常にすっきりした思いです。
マスコミで流れる企業のイメージはあまりに画一化しすぎていて、どうも実態と合っていないのでは、というのは何となく思っていましたが、理論的にとても整理されていました。
経済の考え方として、...続きを読むPosted by ブクログ -
良著である。理論上のコンサル論ではなく、具体的で実践的な内容だった。財務系の知識が若干必要だが、少しでも知識があれば、その使用法を広げてくれる。同著者の本をもっと読みたい。Posted by ブクログ
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グローバル経済に注目しがちだが、実際はグローバル企業は例外的で、分散型のローカル企業が多く占める。
グローバル経済への対抗としては、里山資本主義は面白いがそのような条件がそろう事例は限定的だ。
ローカル企業が地域に還元することでローカル経済は循環する。
少子高齢化が進むなか、ローカル経済は人手不足状...続きを読むPosted by ブクログ -
トランプ大統領就任含めて、色々最近と起こっていることが点でばらばらにあったが、線で繋がったような印象を受けた。近いうちに再読したい。Posted by ブクログ
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挫折に関する考え方も勉強になるが、組織の中の人間関係についてとても勉強になった。
刺さった言葉「人間は感情と立場の奴隷」Posted by ブクログ -
201607/
(事業計画とは)事業という無形物をリアリティのある「物語」として有形化する手段である/
戦うための計画書である以上、冷静な頭で客観的に状況を分析し、論理的に考え、組み立てる必要がある。しかし、最後の最後、計画策定に関わる人々が、それぞれの人生に関わる切実さ、真摯さ、そして熱さを共...続きを読むPosted by ブクログ -
201604/
労働生産性(投入される総労働時間を分母として、付加価値額を分子として計算)とその推移を計算している企業は、その重要性の割りにとても少ないので、「どこが儲かっていて、どこが儲かっていないのか」を探す「見える化」に加えて、ぜひ労働生産性も試算してほしい。いろいろな改善切り口が見えてくるに...続きを読むPosted by ブクログ