冨山和彦のレビュー一覧

  • 会社は頭から腐る
    経営共創基盤代表 冨山さんの著書

    読書メモ
    「人は足りない」が多い組織は人を減らした方が効率化する。
    →不必要なプロセスが多いことが多い

    会社は頭から腐り、現場から再生する
    →ドラッカー 管理職の生産性は昔から改善されていないという話と一致

    コンサルをするにあたって
    人や組織は機...続きを読む
  • 「決断できないリーダー」が会社を潰す
    著者の人物像が推測しやすいような、気取らない文章で書かれています。
    本のタイトルとはやや趣旨がずれているように感じましたが、経営者の心得についてさまざまな喩えや著者の経験をもとに論じています。
    読み終わるころには、著者が再三書いている 1+1を3とする ような経営者の意味が理解できてきました。 ...続きを読む
  • なぜローカル経済から日本は甦るのか GとLの経済成長戦略
    経営の専門家として多方面に渡って現在も活躍中の冨山和彦が、日本経済を立て直すにあたり、グローバル経済とローカル経済に分けて考えないと、国の政策から何まで見誤りますよいう警告を2014年の時点で発した本。
  • IGPI流 ローカル企業復活のリアル・ノウハウ
    過去100年で世界の経済規模は400倍。人口は4倍だから、100倍分はイノベーションによって成長している。
    世界は完全なる内部循環経済しかないのに、400倍になっている。だから、地方の会社が「地域外からお金を稼ぐ必要がある」というのは唯一の答えではない。地域の中で回すこともできる。

    世界で戦うグロ...続きを読む
  • 両利きの経営(増補改訂版)―「二兎を追う」戦略が未来を切り拓く
    両利きの経営とは、深化と探索の両方を追求する経営のこと。

    社会や技術が素早く変化する現代においては、既存事業の成功が”時代を遅れ”を生み出す元凶になる場合もある。(サクセストラップ)

    よく勉強をしている人ならば、「そんなことはわかっている」と思ったかもしれない。

    この本がすごいのは、「両利きの...続きを読む
  • 両利きの経営(増補改訂版)―「二兎を追う」戦略が未来を切り拓く
    良いことを言ってるし、いろいろ調べた結果なので納得感もあるが、長い。もっと端的にまとめられると思う。
  • シン・君主論 202X年、リーダーのための教科書
    リーダーの心得、リーダーの選び方

    概要
    ・なぜリーダー君主論を学ぶべきなのか。マキャヴェリの時代と同じく今は有事だから。サラリーマンの出世のゴールが社長という時代ではない
    ・リーダーに求められるもの。君主論から抜粋。非情に改革は徹底的にスピードを持ってやる、抵抗勢力への温情は仇
    ・リーダーには規範...続きを読む
  • 両利きの経営(増補改訂版)―「二兎を追う」戦略が未来を切り拓く
    深化と探索の両方を行う際の難しいポイント、それに対して特にリーダーがどう対処するか、成功例失敗例について述べた本。
    企業を継続して経営するためのリーダーシップの話が主だが、各社がどのような工夫をしているかが参考になった
  • 「不連続な変化の時代」を生き抜く リーダーの「挫折力」
    順風満帆で挫折を経験しないことには、成長に繋がらないとの話。

    挫折=能力以上のことに挑戦した結果であって、それが伸び代になる。
    また、打たれ強くなる+敗因分析で、次の戦に活かせる。

    常に非主流-人間が野党的。
    ラインから外れた彼のことだ…口を開けば否定。
    自らが能動的、建設的に考える力、現実的で...続きを読む
  • 2025年日本経済再生戦略 国にも組織にも頼らない力が日本を救う
    経済分析に定評のある冨山さんと、元日本マイクロソフト社長の成毛さんの二人による日本改革に向けたアプローチやプランについて語った本。昭和的な社会制度や文化が根強く残っている今の日本の社会システムの中で、逃げ切りを図るかトランスフォームするか。どんな価値観に重きを置いて幸せを追い求めサバイバルするのか。...続きを読む
  • コーポレート・トランスフォーメーション 日本の会社をつくり変える
    • P272 地方→低生産性、低賃金。それが都心へ。しかし、家賃や物価高い→共働き、出生率低下。
    • P279 みちのりグループ、ローカルデジタルトランスフォーメーション
    • P295 IGPI流 ローカル企業復活のリアル・ノウハウ
    • 伴走支援型 成功報酬45%


    • スマイルカーブ
  • コロナショック・サバイバル 日本経済復興計画
    コロナによる危機をどう乗り越えていくか、2020年4月時点で書かれている本。
    過去にもリーマンショックや東日本大震災などの危機が起こっているが、歴史の中でどのように乗り越えてきたかを改めて知る必要があるということ、それに対して今回のコロナショックによる危機はどのように違い、それを乗り越えなければなら...続きを読む
  • 両利きの経営(増補改訂版)―「二兎を追う」戦略が未来を切り拓く
    自社もまさに両利きの経営を求められる立場だが、自分が行なっているのは深化領域の取り組みだけである。管理部門ではあるが、深化にとどまらず、探索領域の取り組みを見出したい。
  • シン・君主論 202X年、リーダーのための教科書
    非連続性の世の中において、マキャベリの君主論を題材に砕いて解説してくれていて分かりやすかった。
    マキャベリの原著にも是非触れてみたいと思った。
  • 2025年日本経済再生戦略 国にも組織にも頼らない力が日本を救う
    さーっと読める本。大学生や社会人2,3年目までの人間が読む分にはインパクトが大きいかもしれないが、それ以上の年齢になってくるとインパクトは限定的だろう。
  • シン・君主論 202X年、リーダーのための教科書
    この本の解説だけで理解するなら、マキャベリズムとは、統治において為政者は民への印象を自らコントロールすべきで、その内容については畏敬を保つべく、原則的に善良でなくて構わない。また、人間観察を旨とし、大胆に決断せよ、と私の頭ではこんな浅い解釈になる。残酷or慈悲、という選択肢など、マキャベリはこうした...続きを読む
  • シン・君主論 202X年、リーダーのための教科書
    君主論をビジネスシーンに即し、コンサルタントが論じる一冊。大手企業の例が中心だが、心構えや考え方は普遍的だと思う。

    最大の敵が社内の抵抗勢力という話に、考えさせられた。
  • DXの思考法 日本経済復活への最強戦略
     この高度成長期を支えた発想、つまり「工場内ではヨコ割り、事業部門間・企業間ではタテ割りで経験を積み、熟練を磨きこむことが強い」「業種というタテ割りの中で戦う/政策を考えると勝てる」という、我が国官民に共通のふたつの発想を打ち砕いたのが、デジタル化である。政府もビジネスも、かつてはIT産業、いまでい...続きを読む
  • コーポレート・トランスフォーメーション 日本の会社をつくり変える
    DXを推進していくには、そもそもそれを推進していける組織としての体制を変えなければいけない、というのがCXという考え方である。
    日本の会社では、終身雇用や年功序列という制度、高度経済成長期での大量生産、販売にあった体制はそれはそれで合理的であった。ただ、現在は破壊的イノベーションにより業界によっての...続きを読む
  • 「不連続な変化の時代」を生き抜く リーダーの「挫折力」
    挫折と挑戦を繰り返していくことで、自ら打たれ強いリーダーとなろう、がメッセージではないかと思いました。
    本書の中で、言いたいであろうことが分散していて、まとまってないように思えてちょっと残念でした。
    どちらかというと、ロジカルではなく、著者の精神論、思い込みのようにも感じたところ、散見されました。
    ...続きを読む