有川浩のレビュー一覧

  • 阪急電車

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    阪急沿線沿いに住む者として、どうしても気になった一冊。せっかくなので、阪急に乗りながら読んだ。その読書体験はおもしろかった。ぐーっと引き込まれるでもないけど、つまらないでもなく。誇張も卑下もない等身大の人間ってだいたい誰もが同じような精神規模で生きてるんだなと感じるなど。

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    2026年06月27日
  • 塩の街

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    序盤のSF要素は面白かった。ただ、そのあとはちょっと飽きてしまった。主人公の真奈が真っ直ぐすぎて、ちょっと自分には合わないなと思ったし、恋愛模様も男が書いた理想像だなと感じてしまった。

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    2026年06月25日
  • ラブコメ今昔

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    ネタバレ

    自衛隊員の恋模様を描いた小説。
    20代〜50代の恋愛、結婚について、それぞれ違いが見えて面白かった。

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    2026年06月21日
  • 図書館革命 図書館戦争シリーズ(4)

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    有名な著者さんのテロを題材にした作品に書かれていた手口をめっちゃ模倣したテロが日本で発生。
    その著者の活動をやめさせるべきだ!という良化委員会と、そんなことさせないぜ!という図書隊の話。

    良化法が成立してしまったのは人々の無関心が原因だ、という前作での話から、今作では人々の関心を集めて良化法についてしっかり考えさせている。
    メディアのあり方について意識を向けさせて改善していくという締めくくり。現実ではそこまで上手くいかなさそうだが…。
    並行して恋愛面もみるみる進んでいくので少女漫画を読んでいる気分。メインストーリーがシリアスなので、多めに恋愛を絡めてくるのは好みが分かれそう。個人的にはあまり

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    2026年06月19日
  • 旅猫リポート

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    小学生におすすめできるか確認のために読んだ。
    猫好きにはたまらないだろうな。
    結末が悲しすぎる。小学生にはおすすめしないことにした。

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    2026年06月16日
  • 植物図鑑

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    携帯小説書籍化
    ライト文芸ロマンス
    OLが拾った犬(男)に餌付けされた揚句待つわ〜になる話。
    平成を感じるとおもったら2009年の作品だった。
    あらすじだけ書くとなんかすごい爛れてそうだけど、
    26歳の彼女。すごく純愛。そして二人ともお育ちがいい。
    なんか料理もしないしテキトーですって感じだけどお盆に灯籠を出す家で育ったさやか。
    しっかり料理ができるキッチンのある家に住むさやか。すりこぎがあるキッチン。差し伸べられた手に躊躇する25歳。
    いぬのふぐりを下ネタとわかる男たちなんかいなかったし、白いご飯でがーっといきたいと言ったら体育会系の男かなんて突っ込む奴なんていなかった笑
    そして樹もね。こん

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    2026年06月17日
  • 旅猫リポート

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    ネタバレ

    昔映画で観て大号泣した記憶がある。内容をほとんど覚えてなかったけど、今回原作を読みながら思い出し先がわかっても泣きそうになった。 猫のナナの視点で語られる、心優しい青年サトルとの絆の物語。病に侵されたサトルが、自分が逝った後もナナが幸せに暮らせるようにと、切実な祈りを抱えて新しい飼い主を探す旅。その背景が明かされるたびに胸が締め付けられる。 自分も猫を飼っているので、いつか訪れる愛猫との最後のお別れを想像してしまい、サトルの無念さと深い愛に苦しくなる。

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    2026年06月17日
  • 植物図鑑

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    桜が満開の奈良の土手。
    春の風に吹かれた花びらがとてもきれいで。
    大学生だったからお金はなかったけど、とても幸せな日でした。
    この本を読んでその日のことを思い出しました。何気ない日常、お金はないけど充実した時間。きっとお金では買えない幸せってやはりあるんだなと感じます。
    長い冬は必ず終わり、また春が来る。春になったら物置きから自転車出してそんな幸せを探しに出かけよう。

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    2026年06月14日
  • 旅猫リポート

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    読み始めた時にはこんな結末が待ってるとは思わなかった。ペットがいない私も、ペットは家族の一員なんだなと改めて思わせてくれた一冊。

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    2026年06月13日
  • 阪急電車

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    小説とはいえ、舞台が関西圏とはいえ、電車内で見知らぬ人にここまで主体的に関わりにいくものだろうか。少々現実離れしてる感は否めないが、路線に沿って紡がれる短編集は非常に読みやすかった。

    個人的には高校生や大学生カップルの会話内容がほっこりしすぎていて違和感を覚えるが、年齢を重ねた翔子や時江が絡む場面は面白く読み応えがあった。

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    2026年06月10日
  • だれもが知ってる小さな国

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    ネタバレ

    北海道にいる小さな人、コロボックルとその友達になった人達のお話。
    まさに「見に見えない、小さいものを愛する優しさを、楽しく教えてくれる」お話。
    本書に出てきた『だれも知らない小さな国』も実在する本のようなので、そちらも読んでみたいと思う。
    小学生の娘にも勧めてみようと思うが、読んでくれるかな?

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    2026年06月07日
  • 空飛ぶ広報室

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    自衛隊のパイロットの職を失った後に、広報として自衛隊をアピールする部署に移動になった話です。
    防衛や救助に目がいきがちではありますが、後方の仕事がなければ、我々一般人とのパイプがなくなり、大事な仕事だなと、読みながら感心しました。
    命をかけて国民を守るのも仕事の一部ではあるとは思いますが、さらにそこには裏方がいるということを知り、勉強になりました。

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    2026年06月03日
  • キャロリング

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    虐待された子供系のお話で、感情移入して泣いてしまった。各キャラクターの心情や行動が丁寧に書かれていて、イメージしやすくて入り込みやすい。途中、無理やりコントのようなやりとりが笑わせようとしているのか、シリアスすぎない展開にするためなのかもしれないけど、違和感でした。

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    2026年05月30日
  • 植物図鑑

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    ネタバレ

    行き倒れの青年を拾うというファンタジーな幕開けだが、描かれる日常は驚くほどリアルで丁寧。道端の雑草を「美味しい食材」に変えていくイツキの手料理と、彼が語る植物の知識がじわっとくる。欲を言えば恋愛より仕事寄りの展開をもっと見たかった。植物の専門知識で身を立てていくプロセスをもっと描いてくれたら星がもうひとつ増えたと思う。続編が有れば読みたい。

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    2026年05月29日
  • 県庁おもてなし課

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    県庁や市役所の、ことなかれ主義や腰の重さがよく書かれてて、主人公や外部の人がそんな中新たな取り組みに向け仕事に励むのが眩しく見えた。ハッピーエンドで良かった。

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    2026年05月27日
  • 図書館戦争 図書館戦争シリーズ(1)

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    こんな世界絶対ないだろうと思いつつ、実際に現実となった時に自由に本が読めないことは自分にとっては結構なストレスだなと思ってしまった。
    郁の噛みつきと無鉄砲さにお腹いっぱいになりそうだったけど、周りの厳しくも愛ある人たちとの関係性がおもしろくあっという間に読み進められた。
    ひさびさにラブコメを読んだのでむず痒さと甘酸っぱさもあったけど、今後の2人がどうなっていくか早く読みたい。

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    2026年05月24日
  • 塩の街

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    司書さんにお薦めしてもらった
    サクサク読める世界滅亡系ジャンル(初耳)
    私もおすすめです◎

    窮地に立った時や身近な人が死んでしまうの物語って
    筆者の覚悟が感じられるし、
    こちらも覚悟が必要になる。
    なので苦しいけど得るものは大きい‥‥
    と司書さんと話をしてた時に、お薦めしてもらった。

    量多く感じるけど、気づいたら熱中して読めてる。
    キャラ個性と挿絵によりクセつよだな‥と思いつつ。
    世界滅亡の前になりふり構ってられないし、
    各キャラに共感できるところもある。

    途中、しっかり話の展開があったのが良かった点◎
    最後、筆者の戦闘機ヲタクぶりが分かる描写がお気に入り。
    続きが気になるところで終わっ

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    2026年05月23日
  • 植物図鑑

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    家の前で路頭に迷っていたイケメン男子を拾い、さやかとイツキの同居が生活が始まった。休日には2人で近所に野草摘みに出かけ、採った草花をイツキが美味しく「料って」食べる。この小説はもしかして野草とその料理方を紹介するそれだけの話なのかと前半のうちは危惧していた。しかも2人の会話は胸キュンラブコメも真っ青なほど終始むず痒く、何度か本を放り投げたくもなった。
    しかしページ数でいうとちょうど後半に差し掛かるタイミング、物語が動き出した。イツキとさやかの衝突の場面はさすが有川浩、臨場感あふれるリアルな描写に舌を巻いた。やはり物語はこうでなくては。それまで謎だったイツキの境遇もなるほどと思い、悪くないストー

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    2026年05月21日
  • ストーリー・セラー

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    「愛とは何か」「相手のためにどんな選択をするべきか」を深く問いかける。SideAとSideBの二つの視点で描かれ、同じ設定でありながら異なる結末を見せることで、読者に価値観の揺らぎを与える構成であると感じた。
    “ただ一緒にいることが愛なのではなく、相手の人生や意思を尊重することもまた愛である。”この夫婦の関係性はかなり印象的であった。
    〈夢か命〉=〈書くか生きるか〉の対立構図から、支える愛と止める愛のどちらを選ぶべきなのか、という問題も提示されている。答えは出ない…。

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    2026年05月19日
  • 県庁おもてなし課

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    過疎化が進む地方の活性化は深刻な課題として常に付きまといますが、そんな地方活性のために奮起する県庁職員の話です。
    高知が舞台ですが、シンプルに高知に遊びにいきたくなりました。
    実話を元にしているようで、規則の弊害などで大変な思いで続けてきたのだと思いました。
    ここ近年、コロナ禍によりリモート勤務の普及が進み、地方に住む方が増えているようです。
    コロナ禍に悲観的にならずに、地方活性化のために奮起するいい機会でもあるのかなと思いました。

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    2026年05月14日