有川浩のレビュー一覧
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ネタバレ還暦ぐらいでジジイだなんて気に入らねぇ!オレらはまだおっさんだ!
昔馴染みの悪ガキ3人組が自衛団を組み、ご町内の平和を守るアラ還活劇小説。
話の中で密かに、私がそうだったのか!と驚いたシーンは、清一さんが還暦祝いに赤いちゃんちゃんこを着るのを嫌がっていたところです。
実は私、過去還暦を迎えた担任の先生にクラスみんなでちゃんちゃんこを用意した思い出がありまして…笑 その時は実は嫌かもしれないとかそんな気遣い思いつきもせず。
祐希くんお気に入りでした。
最初出てきた時は躾のなってない悪ガキ、という印象が強かったですが、
祖父のキヨさんのかっこいい背中を見て、彼がどんどん成長していく様子が好きで -
Posted by ブクログ
自分がどうなったかという視点で感想をかく。
自分は彼女を愛しているが、世界が塩の街と化したとき、私はどうなるだろうか。彼女と一緒に最後を迎えたいと思うのか、彼女が生きていけるように塩の街をどうにかしようと奮闘するのか。自分が塩害になったら、彼女が塩害になったら、、自分はどう行動するのだろうか。嫌なこと面倒ごとから逃げるばかりであった自分は極限の状態になったら自分可愛さに隠そうとするのではないか。見捨てるのではないか。そんなことを考えたりもした。ただ、自分を愛してくれている人を失った後で私はどう生きるのか考えた時、生きる価値を見出せない気がする。そうなると、やはり自分が死んでも助けたいと思うのだ -
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数年越しに再読。トリックは知っていたが楽しめた。
障害があること・ないこと、だとか、過去へのわだかまりがあること・ないこと、などのテーマのように見せて、「対話」というところに重要性を持ってきているなと感じた。
素直になれないわけじゃない、でも全てをあけっぴろげにはせず、どこか線を引いてしまう、そんな2人。電子に浮かぶ文字だけが2人を繋ぐのに、やっと会えたかと思えば順調にはいかない。それでも2人は、対話によってお互いの理解を深めていく。自分の理解も深めていく。
そして最後の希望を持たせるような、でも直接的でない表現がいい。2人の恋はどこまで続くのか、そこにおせっかいでないところにおいて、有川浩が -
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今年から行政で働くこともあり、中古書店でたまたまた見つけて手に取った。
話の内容としては、ある若手職員が高知県の新たに新設された県庁おもてなし課に配属されて、新規事業の実現に向けて奮闘する話であった。
終始優しい表現で内容や登場人物の心境がスッと理解できる話の展開に楽しめた。何より高知に遊びに行きたいと思わせるほど高知の魅力が詰め込まれた本でもあった。
働く上でこんなにも人のやる気に影響するのか?と恋愛要素が所々あったが自分的には、少々くどく感じた…。
ただ、行政で働く上での避けざるを得ない固定観念や手続きの煩雑さ等、現状自分が感じていることもひしひしと感じ、少し心が軽くなったし、仕事への -
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この物語の大きなテーマは、「家族の再生」であると感じました。
家族の異変に気が付かないほど関心を持たなかった主人公が徐々にもがきながら成長していく姿に、先を読み進めたくなる一冊でした。
主人公が母の病気に気付くことに対して、「間に合わなかった」と言ったことが印象に残っています。
私の母も私が幼い頃から同じような病気で、「間に合わなかった」は自分の言葉であるようにも感じました。
物語では家族が再生していく過程がありましたが、現実ではそうはいかないんだよなぁと何度も思ってしまい、自分の環境と重なる部分が多くあっても物語だと割り切って読む形になりました。
私もいつかこんな家族になれたらいいな -
Posted by ブクログ
高知県庁にある「おもてなし課」が、
「高知県にもっと観光客を呼ぼう!」と奮闘するお話。
県庁職員の掛水と、高知県出身の作家・吉門。
この二人を中心に、高知を盛り上げようと悪戦苦闘していきます。
私は、掛水と吉門の掛け合いと、二人の関係性がとても好きでした。
最初はちょっと取っつきにくい印象の吉門ですが、掛水と少しずつ心を通わせていく過程がいいんですよね。
二人のやり取りを読んでいるのが楽しかったです。
そして、あとがきも必読!
登場人物の遠清のモデルが、作者・有川さんのお父様だったとは……!
かなりバラエティに富んだお父様だったようで、驚きました。
少し長めの作品ですが、テンポ