山田悠介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ児童養護施設にいる子どもをサブスクして費用を払う、興味深いテーマで怜の高校卒業まではページがどんどん進んだが、その後は大企業の会長が消息不明、施設で一緒に過ごしていた仄花が行方不明のまま何十年、監禁され記憶障害、妊娠出産、など無理やり感があって残念。でも近い将来の話なのか、今すでに起こっている事態なのか。養子でなくサブスク、いつでも嫌になれば解約できると人間に対して思うことが悲しい。デジタルのサブスクは便利で親和性があると思うが、こうなってほしくないと感じた。
この著者の作品は軽く読めるものが多いが題材はどれもいいものが多いと思う。
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Posted by ブクログ
2025(R7)5.29-6.3
私にとっての「初・山田悠介」作品。
超有名進学校を襲った武装集団に立ち向かった高校生の物語。
武装集団から与えられたミッションは「校内に散りばめられた2000のピースを集め、パズルを完成させること」。なのに、同じクラスの仲間には連帯感のかけらもない。さあ、どうなる!?というお話。
読者によってはかなり浅いかもしれませんが、むしろ「ライトな小説」として面白く読めました。
ところどころツッコミどころはあるものの、連帯感のない仲間は最後まで連帯感が生まれなかったところに、リアルさや作者の潔さを感じました。
もっと山田悠介作品を読んでみたくなりました。 -
Posted by ブクログ
このタイトルは、他のパニックホラー、すなわち霊的なものや超自然的なもの、あるいは、いじめの類というものではなく、思春期特有の不安定さと精神異常が組み合わさった展開と顛末に近いです。
その点で、ここまで過激な展開にならなくても実際に起こる可能性も秘めている、、、霊的なものとは異なる怖さを感じる作品でしたね。
やや「あそこの席」を理解するに至るコア部分まで冗長的な印象を受けましたが、それもまた焦らし効果があり怖さを引き立てられました。
終わり方も山田特有の終わり方でしたね。後味が悪いのですが、それは被害を受けた加奈の疑心暗鬼さから来るものなのか、それとも実際に同じ境遇になってしまったのか、、