山田悠介のレビュー一覧

  • 魔界の塔

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    山田さんの作品は中学生の頃から大好き。色々な小説を持ってるけど、彼の作品はいい意味で"厨二病"が混ざってて良い。今回はとにかく、先の読めなさすぎる物語だった。だからこそ変な寒気がした。でも、グロテスクなシーンは無く読みやすい印象が強かった。

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    2023年12月29日
  • スイッチを押すとき

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    人は生きる目的を失った時、終える決断を下す。読んでいて登場人物達がその決断をするだろうなと予測しながら読みすすめました。
    設定は非人道的な行為でもあるし、一部登場人物も自分勝手な考えで仕向けてくるのには不快感は抱くと思います。

    読みやすさとしては文章量がそこまで多くなく、本を読みなれない人でもとっつきやすいかと思います。設定が設定なので、受け入れ難いと感じるかとも思いますが…。

    学生の時に読んだら、違う感想を抱いたのかなとは思います。

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    2023年11月16日
  • 僕はロボットごしの君に恋をする

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    将来はこんな世界もあり得るのかなと、便利な反面無機質な世界だなあと思った。ロボットが心を持つとどんなことになってしまうのだろう。

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    2023年11月12日
  • ブレーキ

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    デスゲーム系のホラー
    山田悠介を読むのは実に中学生ぶりなので15年ぶり
    あの時は超面白くて怖いと思ったけど、今見ると全然怖くない。
    けど昔の自分を否定するのも嫌なのでまっさらな気持ちで読んだ。

    基本的にはこの世界にありそうでないような、
    特殊な設定の話ばかり

    設定に対してあんまりグッときたり、
    憂いを感じるような作品はあまりなくて、
    中学生ならたしかに楽しめそうだなと思ってしまった。

    しかし怖くないなぁ…こんな場面になればそりゃめちゃくちゃ怖いのだろうが…


    以前は角川ホラー扱いだったのが再刊行でホラー区分けじゃなくなった

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    2023年10月28日
  • 種のキモチ

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    本を読んだ感想としましては、それぞれのキャラの年齢に見合った心情が等身大のように表現されており読んでいて共感できる部分や理解できる部分が多くあり、違和感なく読めました。
    植物に対しての生物学が繋がって一つの物語と完成されており感慨深く感じました。
    最後の終わり方はどの視点がハッピーなのかバッドなのか違うのかなと思います。

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    2023年10月13日
  • その時までサヨナラ

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    とある自己中男の話。
    人生アクシデントと妻により変わったことになっている彼は、失くしたものに大きく後悔することもなく、身勝手さに傷つけてきた周囲に深く思いを致すこともなく、あくまで自己中で前向きである。
    まあ自省するようなら最初からこんな事態にはならず、こういう奴は一生こう、と大変潔いのかもしれない。

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    2023年09月26日
  • 僕はロボットごしの君に恋をする

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    ネタバレ

    物語の中盤になると面白くなり、スラスラ読めた。
    途中から真相が分かってしまう部分もあったが、それは作者の意図なのだろうか。
    最後の陽一郎が健は完璧だったのと思った経緯が全く書かれていなかったため、その部分を少しでいいから書いてほしいと思った。
    咲のどんな姿でも健を想う姿が健気で可愛らしかった。
    自分的には物語の中盤まではしっかりと書かれていたが、結末があっさり終わってしまったように感じた。

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    2023年09月21日
  • サブスクの子と呼ばれて

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    もしかしたらこんなこと起こりうるんじゃないかって思わせる話。ドラマとか映画っぽい感じ。
    なかなか面白かったです。

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    2023年08月27日
  • サブスクの子と呼ばれて

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    『ヒト』のサブスクが普及した日本。違法である子どものサブスクが原因でおこる事件。
    もしかしたら、こういうことあるかもしれない、と思わせる話でした。
    『ヒト』のサブスクしちゃったら、トラブル起きるだろうなぁって思います。私は、うまく使える気がしない…。

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    2023年08月19日
  • 復讐したい

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    復讐か裁判かを選べる時代。
    という内容でした。

    物語はいくつかの事件で復讐を選んだ人々との関わりから進んでいきます。

    復讐したい気持ちはよく理解できます。
    物語の中の設定では復讐はお勧めできませんね。。

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    2023年08月12日
  • リアル鬼ごっこ

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    ネタバレ

    内容は斬新という観点から面白かった。主人公が自己の殻に籠もりすぎて肝心の妹を見失うのはどういうこと…?と内容に理解できない点はいくつかあったが、極限状態になるとそういうことになるのかな…?
    処女作だから色々粗い部分もあるんだろうな。

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    2023年08月09日
  • その時までサヨナラ

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    よくあるベタなパクリ的な設定ではあるのだが、ほんわかとなり、切なくもなる、泣けるストーリーになっている。

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    2023年07月28日
  • サブスクの子と呼ばれて

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    『リアル鬼ごっこ』の作者、山田悠介の最新作。

    サブスクが当たり前になった昨今の世の中に対して、これからこういうサービースも始まりそうだなーって感じる『人材サブスク』をテーマにしたミステリー作品。
    途中までの盛り上がりに対して、エピローグに向かうにつれて、若干尻すぼみ感は否めなかったけど、本のページ数の割にサクサクと読めました。

    「ヒト」のサブスクサービスが普及した日本。児童養護施設で暮らす怜と仄花は、違法な仕事を繰り返しながら、身を寄せ合って生きていた。ところが、そんな高1の秋に狂気と悲劇が訪れる。それから10年、気鋭の弁護士として活躍する怜は、変わり果てた仄花を救うことができるのか。そし

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    2023年07月21日
  • 魔界の塔

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    読みやすい。何かサッと読みたい時にはいい、複雑な展開とか多くを期待しているとあっさりしすぎに感じる。

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    2023年07月02日
  • 僕はロボットごしの君に恋をする

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    スラスラと読める物語。

    想像をしながら読んだからか先が読めてしまうところもあったが、内容的にはわかりやすく詰まることなく読み切ることが出来た。

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    2023年06月23日
  • リアル鬼ごっこ

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    映画にもなっている有名な本。
    設定はちらほら無理あるなと感じながらもあっという間に読み終わった。
    最後に鬼役は大学の友達とかになるのかとか色々考えながら見てたけどオチはなんとも言えない感じだった。

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    2023年05月15日
  • レンタル・チルドレン

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    本自体もページ数も少なく、話の次の展開も気になりスラスラと読めました。
    読み終わってから後からゾワゾワとした気持ちとなり、
    クローン技術や困っている人に付け込むビジネスのストーリー性が考えられている作品だと思います。
    失った命や時間は安易に返ってこず、自分自身もリスクを考えて決断するべきだと思いました。

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    2023年05月07日
  • サブスクの子と呼ばれて

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    ネタバレ

    現代的でキャッチーなタイトルだなあと思って読んだ本

    生活のほとんどがサブスクサービスになった時代、児童養護施設で暮らす子ども達は、生活のために違法な未成年のサブスクサービスをせざるを得なかった。
    そんなある日、依頼先から帰ってこず行方不明になったホノカをレイは捜索するが…。

    レイが会長の家で成り上がり、再会したホノカの謎を解いていくのは読んでいて面白かった

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    2023年05月05日
  • リアル鬼ごっこ

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    奇想天外の設定なので、オチをどうつけるのか気になって一気に読んだ。
    そういうオチか。。。。
    オチの良し悪しは好みの問題かな。私的にはちょっと不満。

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    2023年04月29日
  • サブスクの子と呼ばれて

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    サブスクの子、今はあり得ないサービスだけど、未来はあるかもと思わせる話でしたた。展開がスリリングで、面白かったです。

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    2023年04月22日