山田悠介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ダスト法、それは現代社会の弱者を排除するための法律。
働かない若者は社会に必要ないということで無人島で500日間生き延びなければならない。もちろん食糧なども自分で何とかしなければならない、そんな絶えず飢餓に追われる状況で起こる多数の暴力や殺人。はたして生き残れることができるのか・・・
現実にその状況に置かれたら起こりそうなことがリアルに描かれていました。山田悠介さんの作品に多い傾向で極限状態に追い込まれたら人間は大きく2つに別れる、自分を1番に考える人・他人を必死でまもろうと何でもする人。
人と闘うのではなくダスト法と闘っている姿を見て、「人を憎むな、罪を憎め」という言葉を思い出しました -
Posted by ブクログ
今回の本は前回感想を書いたAコースの続編である。今回の登場人物は四人の女子である。おおまかな話の入りかたはAコースと変わらないのだが、今回は前作のバーチャルゲームに新しいコースがあり、それに挑戦するという形になっている。その中で主人公に当たる女の子がゲームクリアの目的の一つである絵画を盗むという場面でその女の子がその絵を描いた画家の生涯につい見とれつつその画家の生涯と自分の退屈な日常を重ね合わせている場面が彼女自身でなく読んでいる側も彼女たちは今ゲームの最中だということを忘れさせるぐらい細かく書かれていた。また、この話の結末はあっけにとられてしまって衝撃的だった。