山田悠介のレビュー一覧

  • 自殺プロデュース

    Posted by ブクログ

    自殺する瞬間を最高の一瞬に。
    そんなテーマで進んでいくのかと思いきや
    この結末は絶対に誰にも予測できない。

    0
    2025年11月28日
  • スイッチを押すとき

    Posted by ブクログ

    とにかく最後の結末に衝撃を受けた。これまでに読んだことのない内容の本でずっと続きが気になる本だった。切ないけど読みたくなる本。

    0
    2025年11月02日
  • キリン

    Posted by ブクログ

    『子供を親の道具として扱った末路』

    学力、性格、容姿など、全ての要素において完璧な人間を“作り出す”ことは可能だと思ったことはあるだろうか?
    即ち、優秀な父親がおり、周囲が驚く(寧ろ引いてしまう)程の英才教育を施せば、自分が望んだ通りの完璧な子供を作り出すことはできるのかということである。
    本作は、そのような子供を望む親の子の運命を描く。

    本作は、天才児を望む母・皆川厚子からの“歪んだ愛情”を受けて育つ兄弟の物語。
    厚子は保険会社で働く独身女性であり、天才的頭脳を持つ子供を産むため、世界的数学者やノーベル賞受賞者などの精子を扱う「ジーニアスバンク」から精子を競り落とし、秀才・麒麟の兄弟を産

    0
    2025年09月28日
  • 親指さがし

    Posted by ブクログ

    私が中学校の時に出会った親指さがし。
    実際に学校で面白半分でやったことを思い出して
    今無事に生きられてることにホッとしました(笑)

    こういう話を見ると子どもの好奇心って
    すごいんだなあって実感します。
    大人になると冷静というかなんというか…
    子どもだからこそ体験できることだなって思いました。
    みんなも面白半分でやらないようにね。

    0
    2025年09月20日
  • リアル鬼ごっこ

    Posted by ブクログ

    山田悠介さんのデビュー作。
    改めて読みたいと思い見始めました。
    内容はざっくり覚えていましたが、
    改めて読んで
    リアル鬼ごっこが始まる前の緊張感。
    始まってからの不安と葛藤。
    終わってからの展開。
    なんとなく終わりは想像できますが、
    私は山田悠介さんの世界観が大好きです。

    0
    2025年09月10日
  • スイッチを押すとき

    Posted by ブクログ

    2025(R7)7.1-7.7
    若者の自殺を減らすための施策として、選ばれた子どもたちが実験台となる近未来の日本。
    そんなシステムに選ばれた子どもたちが実験台としての自らの運命に抗う物語。

    山田悠介らしい、突拍子もない設定ではあるが、そこに生きる子どもたちの生き様がとてもリアルな上に、終末に向けて切なさがどんどん増していく。

    子どもたちには、「精いっぱい生きたね。」と声をかけてあげたいが、そんな言葉ではチープすぎるな、と反省した。

    0
    2025年08月05日
  • その時までサヨナラ

    購入済み

    うるっときた

    話の展開が早く、色々と考えが捗った。
    一度読んだのちにもう一度読みたくなるような作品です。この作家さんの中では読むの必須の作品だと思います。

    #泣ける #切ない #感動する

    0
    2025年08月02日
  • メモリーを消すまで

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「あんたを殺しはしない。あんたにはこの刑がもっとも相応しい。この刑がどれだけ残酷か、あんた自身で確かめるといいわ。私たちが必ずこの法律を潰してみせる。もう私たちみたいな犠牲者を出しちゃいけない。この刑を受けるのはあんたが最後になるのよ」 「お前の全記憶を削除する」

    スピード感溢れる読書の時間だった。面白かった~。

    0
    2025年07月14日
  • スイッチを押すとき

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    〜1周目〜
    2021.05.24
    人の死についてとてもフォーカスした一冊。
    中学生くらいにおすすめな一冊。
    最初は設定に入り込むのが大変だったが、読み始めると止められない。

    0
    2025年07月13日
  • 特別法第001条DUST<ダスト>

    Posted by ブクログ

    悔しいくらいに希望を信じてしまう自分がいて、読めば読むほど苦しくて気持ち悪くなる
    けど最後まで見守りたい気持ちが勝ってしまう
    こんな法律が成立しないことを願ってしまう

    0
    2025年06月15日
  • 親指さがし

    Posted by ブクログ

    最後の1行まで気味が悪くて、めちゃくちゃに山田悠介の作品を読んだ気になれる本
    今作も主人公の可哀想さがグロさに繋がってるのがとてもいい

    0
    2025年06月15日
  • スイッチを押すとき

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読む前はまぁ感情移入する事あるよなぁ、人間だもん。って感じで読み進めていましたが読み終わったあとにはもうダメ。自分に重ねてたんだね。そりゃ助けたくもなるよ。自分と同じ立場に置かれた子を目の前にして助けないって選択肢は出てこないもんね。最後の展開も読めてたけどやっぱりね。そうだよね。ってなる切ない終わり方。

    0
    2025年06月11日
  • その時までサヨナラ

    Posted by ブクログ

    するする読めて、読後感がとてもいい。山田悠介さんやホラーやミステリー系の作品のイメージが強かったので、こういうテイストの作品も書くんだなと感じた。

    0
    2025年05月15日
  • 親指さがし

    Posted by ブクログ

    続きが気になって最後まで一気読み。
    次は自分かもというドキドキ感がたまらない。
    文体も読みやすく、好きです。

    0
    2025年03月20日
  • スイッチを押すとき

    Posted by ブクログ

    押すと心臓が止まるスイッチ。
    それを持たされた子供たち。
    そして、それを監視する大人。
    残酷な現実の中で、それでも夢は叶うのか。

    どうしようも無い結末の中で生きる、主人公や子供たちの気持ちが、とてもリアルで切ない作品です。
    何が正しかったのか、やるせない気持ちが残ります。
    感動と、切なさと、悲しさと、色んな感情が押し寄せてきて、気がついたら読み終わっていました。

    また、私はJR横浜線沿いに住んでるのですが、作中、JR横浜線近辺の地名がよく出てくるため、なんだかドキドキしました。
    住んでる地名が作品に出てくると、なんだか嬉しくなりますよね。

    0
    2025年03月20日
  • 特別法第001条DUST<ダスト>

    Posted by ブクログ

    この頃から漫画などでも○○島でサバイバルという前提のストーリーが多くなりましたので、この設定自体に目新しさは個人的に感じません。
    構成としても、仲間とのトラブルや殺し合い、ヒロイン的な存在との恋愛というありきたり感は否めないと思います。
    しかし、なぜその島に行く必要があるのか?そして、その後の結末までの流れは作者自身の個人差があり、私は楽しめる作品でした。
    また、山田の作品の中でも最大級にページ数があり、読み応えも抜群です。
    個人的にはもう少しヒロインとの関係性と付き合うまでのプロセスを丁寧に書いていただきたかった。読んでると分かりますが、お互い初対面なはずなのに、生活を始めて結構最初からお互

    0
    2025年03月16日
  • 親指さがし

    Posted by ブクログ


    こっくりさんをはじめとするような子供時代の軽々しい遊び。そこから、後悔してもし切れないぐらいに惨憺たるトラブルに見舞われる主人公たち。
    子供の頃の悪ふざけが段々とリアルになっていく怖さが感じられる山田悠介の初期時代の作品でしたね。
    スズが殺された部分のバックグラウンドがよく分かりませんが、なんだかんだストーリー展開が終わり、これで綺麗に終わりでいいじゃないか!と感じるが、最後にもう1枚裏切って来る展開。第二作へ続くと言われてもおかしくない、後味の悪さも山田の魅力ですね。

    0
    2025年03月13日
  • 93番目のキミ

    Posted by ブクログ

    ロボットと人間のお話だけど、感情を持つロボットなだけあって、凄く感動する。心がある生き物は人間だけではないから、この本読むとモノや動物に対しても優しくなれる

    0
    2025年03月11日
  • サブスクの子と呼ばれて

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    キレイな心の主人公(炭治郎タイプ)、キレイなストーリーで、少し先の予測がついてしまって正直少し物足りなかった。
    でもその分分かりやすくて本の世界に入りやすく、ついつい先が気になって読むのが止まらない。

    0
    2025年03月03日
  • スイッチを押すとき

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ・東京都新宿区にある、 The Youth Suicide Control Project(青少年自殺抑制プロジェクト =通称 YSC)

    ・守らなければならないことがもう一つある。それは、実験台に選ばれたという事実を子供に黙っていなければならないということ。死ぬと分かっている我が子と、普段通りの生活を送らなければならない。そして五年後、その子供は突然親と引き離され、全国に点在するセンターへ連れていかれる。そこで初めて、灰色の四角い箱の形をした機械を渡される。真ん中には赤いスイッチ。簡単に押せないように透明のプラスチックが被せられている。

    ・そう、このスイッチが、子供たちの命。押すと、心臓が

    0
    2025年02月20日