山田悠介のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
「ホラーランド」は、「ゲームランド」とちがって、怖い話は、あるものの、「グロイ」話が、ないので、わりと読みやすい。ただ一遍だけ「怖い話」ではなく、ちょっと感動できる話もある。
人間の一途な思いと、それを裏切る運命話です。ただ、山田悠介が作者なだけあってかなり内容が薄っぺらい。若い人には読みやすいが、ちゃんとした「物語」を読みたい人には、山田悠介の作品はおすすめできない。ほんとうのホラーを読みたいなら、小野不由美の「屍鬼」をおすすめする。この本は、ジャンプスクエアで漫画化されていて、「封神演義」の作者「藤崎竜」によって屍鬼の世界観が描き映し出されている。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ展開が早く読み易かった。精子バンクの話なので、コンプレックスのある親のエゴが子供たちに襲いかかる感じが気持ち悪くて良かった。優秀じゃないと分かった途端に犬小屋で育て始めたり、色々と様子がおかしい(?)ので、最後母子2人で暮らすとこだけ違和感があった。あとキリンくんがちょっと年不相応というか、いつまで経ってもお母さんと暮らしたいって言ったり兄のことをお兄ちゃん呼びだったりも変な感じがした。前半が虐待のグロさで話が進むので、後半逆襲が始まるのかと思いきやそうはならず、主人公がいい奴すぎた感が否めない。グロいのになぜページを捲りたくなるのは、子供の成績で一喜一憂して親同士でマウントを取り合う感じが、親は子供よりも子供という矛盾を生んでいて、どこか滑稽に写るからだと思う。
-
Posted by ブクログ
ネタバレ読み始めたときは、サブスクの後ろにあんなに大きな犯罪が隠れていたなんて思わなくて、中盤あたりからドキドキし始めた
6分の5くらい読み終わっても全然真相にたどり着かなくて、本当に終われるのっていうハラハラもあった
怜が会長の家にサブスクされて、死にものぐるいで人生大逆転の大勉強してるときは、怜の成長度合いの爽快感がすごい良かった
怜の人生のほとんどが裏の汚い世界に操作されてた中で、仄花に対する思いはまっすぐできれいだった、もちろん仄花の恵介に対する思いも
最後の最後の一文はめっちゃ良かったなぁ
表に出せない裏の犯罪って遠い世界の話だと思ってるけど、案外すぐ隣で起きてることのが多いのかもしれないって思った -
Posted by ブクログ
ネタバレデスゲーム系好きなのでこういう題材ももちろん好み。スタンフォード実験と、あと中学生を集めたところがバトルロワイアル ぽいなと思った。
描写の稚拙さがすごく気になった…氷のような冷たい表情、とか描写する小説家が果たして他にいるのか?
わかりやすいけど小中学生が書く文章だなと。
でも山田悠介さんももうアラフォーの方だからこれも若い世代が読みやすいようにと言う配慮なのかな…
内容的には予想通りの展開だったけど、思ってたより優しめだった。
女子が各檻に1人ずつなとこでもう少し悲惨な状況になるのかと思ったらあんまりそこは関係なく、1人屋敷に連れてかれるともえも普通に飯炊女として働かさせてただけみたいだし…
佐伯が後半に、元に戻ったあとも僕をいじめないで、って訴えてたように最後はまた元通りの学校生活に戻るって言う気持ちがあったからなのかな。
デスゲーム系好きなくせにグロい描写は苦手なので、悲惨な描写がなくてありがたかった。
最後役割交代の第2フェーズに入るところは、『ドアD』を思い出し、さすが山田さんの作品!となった。