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Posted by ブクログ
■0822.
<読破期間>
H20/2/24~H20/2/25
<本の内容>
脱出する唯一の方法はたった一つ…それは、友を殺すこと。
「あと何人殺せば、この地獄から解放されるのか?」
大学生の松浦優菜たち8人が目覚めたのは、施錠された鉄製のドアを備えた見知らぬ一室。
ドアの真向かいの壁には、スイッチと黒い穴があるだけだ。
自分たちは拉致されたのか?一体誰が、何の目的で?
壁にあるスイッチを押すとドアの鍵は開くが、
外に出ようとスイッチから手を離すと、ドアは凄まじい勢いで閉ざされてしまう。
ドアは、スイッチを押し続けている間だけ、開く仕組みになっているらしい。
不安が広がる中、突然、黒い穴から水が噴出し、部屋は瞬く間に水で満たされ始めた。
溺死を免れるためにドアを開けるには、誰か一人が部屋に残り、
開錠のためのスイッチを押し続けなければならない。
友情、裏切り、期待、絶望……。
それぞれの思惑を胸に、剥き出しになる人間の本性。
殺人ゲームの勝者は誰だ!?
そして、ドアの向こう側で生き残った人間を待ち受けるものとは?
Posted by ブクログ
人の醜さとか愛情とかが表れてます。
最終的にはまた同じ事が繰り返されて、
最後の1人になるまで自分が生きようと必死になると思います。
これは勝手な考えですが、
友達が好きだった人を主人公も好きだったのではないか??
主人公の願望、欲の深さが心の闇を生み出して
1人が死んでいくとまた他の人の人の憎しみが深くなっていく…
主人公も最後には人を憎む心しか持てないようになっていたと思う。
人によって感じ方があると思うけど
私は結構好きな話でした。
Posted by ブクログ
読み終わった後に絶対に紙とペンと電卓を手に取る一冊。
数学苦手なアナタでもきっとやりたくなる。
んで「うがー!!!」ってなること間違いない一冊。
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この作者の人間の描き方はすごい!リアルすぎる。自分は狂ってしまうのか、人を思いやるのか、落ちついてられるのか......やっぱり死ぬのは怖い。
Posted by ブクログ
優奈は12月6日、サークルの友人たちと飲み会をしたことまでは覚えていた。けれど次の瞬間、目が覚めたのはコンクリートで作られた正方形の部屋の中だった。部屋にあるのは赤色のスイッチと鉄の扉。そして、どうやら部屋を出るには一人が犠牲にならないといけないことに思い至る。
扉を開ける度に違う罠があるというスリルが中々に良かった。一人一人の思いが伝わってきて、読み始めるとすんなり話に入っていけた。終わり方は、良い感じに続きが気になるが、読後感が良かった。
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この作品は、友達8人が謎の暗い部屋に入れられる。そしてその部屋には1つの扉がある。誰か1人の命が犠牲にならないと扉が開けられず次の部屋にすすめないという、とても、残酷で、非人道的な話である。この話も「非人道的」なところがあるので、そういうのが苦手な人は、読まないほうがいいと思う。そしてこの作品は、8人の人間の思いやり、欲望、エゴ、などすべての思いが複雑に絡み合っていると思う。この本を読めば、人間の欲深さがよくわかるのかもしれない。
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山田先生の本で一番好き♪
ハラハラするんだけど、好きな人のために・・・って感じで、最後は主人公の女の子の強さに惹かれてみたり・・・。
ホラーサスペンスなんだけど読んでて涙ぐんでしまいました^^;
お勧め♪
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山田さんの著書の中で一番好き!人間の醜さや残酷さが伝わってきた。これからまた同じゲームを繰り返す…という終わり方。読者に考えさせるものだと思う。大好きな本の一つ!
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愛情 や 友情
などが試される
一冊です。
人間の怖さが
表れています。
一人、そして一人
仲間が犠牲になるのが
寂しいです
最後のビックリも
見逃せません!!
Posted by ブクログ
最初に読んだのは、マンガでした。なんかマンガだけってなってたから…
あの〜、こんな事言うのアレなんですけど、山田悠介原作のマンガって、あんまり上手じゃないですよね、絵が…話を最初から知ってるってのもあるんでしょうけど、あんまり集中できませんでした。なので、このマンガを読んだ時も、「原作読みたいな〜」と思ってたわけで。
なんか『ダメ』って意見が多いみたいなんですけど、普通に面白かったと思うけどなぁ。
これぞ『山田悠介ワールド』って感じで。相変わらずサクサク進めて、2時間くらいで読み終わったしw
何にも考えないで読むといいかもしれない。
まあ、最初の『リアル鬼ごっこ』がかなり面白かったから、次々とレベルアップを期待するのは、仕方ないでしょう。
私の考えがひねくれてるのか、20歳そこそこの若者がね、友人の為にそう簡単に自分の命を犠牲にできるのか?って思いましたけどね。人を犠牲にしてでも、自分だけが生き残るって思ってた竜彦のほうが健全なんじゃなかろうか?
とかね。まあ、そこはフィクションだから。
アレです。『CUBE』みたいな感じだと思ってください。それのもうちょっと小規模な感じで。
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初、山田氏。
ショート・ショートのようなブラックユーモアなラスト。
話自体は引き込まれるものがあったのだけど、
既視感と展開の予想がつくところはうーん。
でも登場人物は魅力的だった。友一好きです。
気になったのが、3点リーダー多すぎ。
おかげでバカっぽい文章だけど、それも狙い・・・なのかしら?
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閉じ込められるところとトラップを見てて、映画「キューブ」を思い出した。
見たことないけど、見たい。
「誰が、何のために」という謎とかちょっとそのへん、明かしてほしかった。
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ハラハラしちゃって、一気に読んでしまった。
私ならどこで死んでる?って考えちゃう。
精神的に弱いので、絶対2回目に死んでる。
最初に死ぬ勇気ないし。かと言って最後まで生き残れない。
本のラストはちょっと絶望的な気分になっちゃった。
Posted by ブクログ
29,Mar,2020
Sydney is lockdown.
オーストラリアでコロナが蔓延。レストラン、states border、countryと次々隔離されて、家に引きこもり。
することがない(今まで仕事で忙しかったから、逆に休暇くらいな気持ちでいないとおかしくなりそうw)から、日本から持ってきた中古本を消化していく。
見知らぬ部屋にサークル仲間と閉じ込められた主人公/優奈。そこから脱出するには1人の犠牲が必要。そして脱出するも、次の部屋へ。
生き残りが1人になるまで続く、このゲーム?は誰が仕組み、何が目的なのか。
ま、正直、目的も黒幕もわかりません。
ただ、山田悠介らしい感じといえば、わかるかな?
リアル鬼ごっこみたいな。
良くも悪くもサクッと読めて、面白い作品。
彼の作品は(ただの自分の趣味なので賛否はありますが)「超高級な誰もが食べたい料理」ではなく「誰もが好きな定番料理」って感じ。
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どんでん返しがあるのかなと思わせといて
なし!(笑)
まぁこういう終わり方もあるんだなって
それだけ。。。
意味は分からない
意図も分からない・・・
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突然何もない殺風景の部屋で起きた大学生の彼女たちが事件に巻き込まれる一冊。ひとつの部屋で必ず一人の人が死なないと次の扉があかない構造の部屋になっていて、いつこの部屋から出れるのかとおびえながら進む彼ら。死の恐怖におびえながらも最後に残った彼女がみたものとは、、、。はらはらしてとても楽しい一冊。
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サークルの友人たちと飲み会をしたことまでは覚えていた。けれど次の瞬間、目が覚めたのはコンクリートで作られた正方形の部屋の中だった。部屋にあるのは赤色のスイッチと鉄の扉。そして、どうやら部屋を出るには一人が犠牲にならないといけないことに思い至る。
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内容は殺人ゲーム。7人の大学生が見知らぬ部屋に閉じ込められ、1人が犠牲になれば6人は助かるという話。さすが山田悠介、ハッピーエンドでは終わらない最後まで読みたくなる作品が多いです。
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山田悠介の本です。
8人の男女がある部屋に閉じ込められその部屋から出るには一人死ななければ出れない
という、話。
極限状態の人間を書きたかったのだろうと思うけど
読んでてちょっと綺麗事というか
人間の生きたいという願望があんまり伝わってこなかった気がする。
結局謎なまま終わったのも良くなかったです。
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ごく普通に皆で飲んで帰ったはずなのに
気が付けば、何もない部屋に閉じ込められている。
一体自分達に何が起こったのか。
どうしてこんな事になったのか。
肝心な記憶は、誰ひとりとして思い出せず…。
なんというかもう…すごかったです。
本自体は薄いので、さくさくっと読めますし
展開も速いですし、面白くはあったのですが
落ちに「またか!」と叫びたいものがありました。
Posted by ブクログ
感想は誰かが犠牲にならないと次の部屋に行けないというのが残酷だと思いました。最後はドアの外に出れたと思ったのにまた次のステージになってしまったのがまた怖いと思いました。この本を読んで思ったことは人間は生きるか死ぬかという時にいつもの冷静さを失ってしまい自分優先な考え方になってしまい、他人がどうなろうとどうでもよくなる人もいれば最後まで大切な人を守ろうとする人に分かれるんだなと思いました。
Posted by ブクログ
この本はすごく怖かったです。
7人で飲んでいて気を失い目を覚ましたら突然ドアがあり、一人が死なないと次に進めないという話でした。
好きな人や友達が次々に死んでいき最後に一人残るという残酷な話でした。
自分からすすんで死ぬ人や、絶対に死にたくないと人を犠牲にする人がいて、次は誰が犠牲になるんだろうと
少しドキドキしました。
最後は予想外に、実はこの7人だけでなくほかにも同じことをされた人がいたというものでした。
そして今度は最後に残った者同士でまた同じことをするという意外な結末で終わりました。
こんなことがずっと続くなら私がもし最後に残ったら死ぬと思いました。
最後が気になる謎の残る本でした。
Posted by ブクログ
なにやら、どこかで聞いたお話を、少しずつ集めてきたような感じで、緊張感もあまり持つ事もなく、そして、大まかに予想しながら読み進めていったのだが、やはり、大どんでんもなく、あ、やっぱり、この手の話は、こういう終わり方なのだなぁと少し物足りなさを感じた。