あらすじ
「親指さがしって知ってる?」由美が聞きつけてきた噂話をもとに、武たち5人の小学生が遊び半分で始めた、死のゲーム。しかし終了後、そこに由美の姿はなかった。あれから7年。過去を清算するため、そして、事件の真相を求めて、4人は再び「親指さがし」を行うが……。女性のバラバラ殺人事件に端を発した呪いと恐怖のノンストップ・ホラー。
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私が中学校の時に出会った親指さがし。
実際に学校で面白半分でやったことを思い出して
今無事に生きられてることにホッとしました(笑)
こういう話を見ると子どもの好奇心って
すごいんだなあって実感します。
大人になると冷静というかなんというか…
子どもだからこそ体験できることだなって思いました。
みんなも面白半分でやらないようにね。
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こっくりさんをはじめとするような子供時代の軽々しい遊び。そこから、後悔してもし切れないぐらいに惨憺たるトラブルに見舞われる主人公たち。
子供の頃の悪ふざけが段々とリアルになっていく怖さが感じられる山田悠介の初期時代の作品でしたね。
スズが殺された部分のバックグラウンドがよく分かりませんが、なんだかんだストーリー展開が終わり、これで綺麗に終わりでいいじゃないか!と感じるが、最後にもう1枚裏切って来る展開。第二作へ続くと言われてもおかしくない、後味の悪さも山田の魅力ですね。
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ずっと読もうと思ってて、やっと積本の中から引っ張り出して読み始めたら予想以上に面白くて一気読みしてしまった…‼️どこか懐かしいホラーでもあり残酷なシーンもありすごく怖い、読みやすいのに!怖い!!
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私が本をもっと好きになったきっかけの本。
最初は表紙買いだったが、現実にあるようでないような内容。それがまたいい。
内容が分かりやすく、情景も浮かびやすいためとてもおすすめ。最後のどんでん返しには肝を冷やした。
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あまり本を読まない野球坊主時代に読んだ数少ない本。当時は山田悠介に魅了されていた。ホラーが好きなのか、非日常が好きなのか。あるいは本読んでいる自分が好きなのか。文にメタファーは少ないけど、ホラーは全体としてのメタファーだ。どうゆう感性があったらこんな怖い話作れるのか。
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高校1年生の頃、学校帰りの駅前の本屋で話題作かなんかで平積みしてあって、それまで小説とかは全然読まなかったのに買って読んでそこから山田悠介の本にハマったな。高校は山田悠介と乙一の小説を読んで過ごしてたな。
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本を読まない次男坊が唯一読む山田悠介。
この本は少し怖い。息子は最初読み始め、怖くて読み進められなかったという。まだまだかわいいところがあるなと思っていたら確かに怖い。(笑) 軽く怖さを感じたい方にはおすすめです。
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相手が最悪だった少年の日の悪ふざけ、という印象。強すぎて由美の犠牲くらいじゃ祓えなかったわけだ。多少物語においてご都合や主人公補正を感じたけれど続きが気になって一気に読んだ。ビーズのアクセサリーが単なるモテエピソードではなく最後に生きてくるとは。完全なる上位存在に抗おうとする人間っていいですね。基本的に周りの大人が良い人だった。それだけ某呪いのアクが強すぎたのかもしれないけど。武以外死んでしまうのは報われないな…完全解決ではなくその場しのぎなのが「ぽさ」はあるけども。
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2025(R7)6.3-6.6
山田悠介第2弾!
「親指さがし」という、こっくりさんみたいな遊びをしていたら、友だちのひとりがいなくなった。その理由とは…?というお話。
怖いけど早く続きが読みたくて一気読みでした。
でも、細かな設定とか背景とかよくよく考えてみると、ツッコミどころは多数。(これ以上書くとネタバレになりそうなので控えます。)
そのあたりは評価が分かれそう。
「ライトに怖がる」には十分でした。
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ホラー小説でテンポがよくて読みやすかった。
相変わらず山田悠介の作品らしく人はサクッと死んでしまうし、最後は決してハッピーエンドではないけど個人的に山田悠介の中では好きな作品だったと思う。
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中学生の時本みたいに相手の親指を隠して・・・って遊びが流行った。何も起きなかったけど、本を読んでたこともあってほんとに怖かった記憶がある。不気味。でも読まずにはいられない面白さ。。
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怖いの苦手なのに…チョロっと読んだら…あら面白い。けど段々怖くなってきて。
昼間しか、誰か近くにいないと読めないし。
やっぱり…こういうラストだ。
終わらないんですよね〜
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小学3年生ぐらいの頃、地方へ家族でキャンプをしていた際に、テント内で読んでいた本。途中でトイレに行きたくなったけれど、真っ暗闇の外へ出るのが怖くて我慢したのを鮮明に覚えてる。笑
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久しぶりに読んだ、山田悠介の作品。
読みやすくて、続きが気になって,あっという間に読み上げれた。
やっぱり、怖い噂話とか心霊スポットとかって
やったり行ったり、冗談でもしちゃいけないなぁ
ホラー好きだけど、好きだからこそ絶対したくない笑笑
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夜に読んじゃって後悔…
物語は読みやすい文章でスラスラ読めた。
怖さを増幅させる終わり方だった。
面白半分に首を突っ込んじゃダメだなと思いました。
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とても読みやすかったので若い方にはおすすめですが、おばさんにはちょっと物足りなかったです。どこかで聞いたような話だと思ってしまうのはこの作品があまりにも有名すぎて似たような話がいっぱいあるからでしょうね。それもあって物足りなく感じてしまっているのかもしれません。
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知らなかったとはいえ、面白半分で人の不幸に関わってはいけない。「ここまでしたのだから、スズもきっと許してくれるだろう」という主人公の思いが通じることはなく、案の定、ラストは…。
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「親指さがし」というゲームをしたことにより、さまざまな恐怖が襲ってくるノンストップホラーでした。怖いけど真相が知りたく、読み進めるスピードが止まりませんでした。
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昔よく流行ったものと言えば「コックリさん」だろうか。子どもながらの遊びではあるが、それにまつわる不可解な出来事もたびたび起こっていると聞いたことはある。本作もそんな子ども心に始めた遊びが思わぬ方向へと進んでいってしまう出来事を描いている。
そもそもこうした遊びの発端は?それを調べていくと思わぬ事件に遭遇したりする。本作はそうしたミステリー的な要素も満載の作品。起こりそうで起こらなそう、起こらなそうで起こりそう、そうした内容である。
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サクサク読めるホラー小説。
タイトルからして惹きつけられる。
理不尽な負の連鎖、解決しない怨念のスパイラル。日本のホラーの良いところが詰まってます。
ツッコミどころがあるが、それを読者が違和感を持ってツッコませないところがうまい!
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青春ホラー
設定がはっきりしていて単純なので非常に読みやすい。
恐怖を感じながらも、実は切なく悲しく、終わりがない。
ま、簡単に死にすぎるとは思うが、これぞジャパニーズホラーな印象w
面白かったです。
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山田悠介の本。やっぱり深みとかってのはないかもだけど、最後に自分以外死んで終わったんだと思って別荘に花を手向けに行ってでも終わってませんでしたって終わり方はいいね。あと解説読んだらそれが深くてビックリした。
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設定というか、切り口は良いですね。また、軽めな文なのでスイスイ読めました。ただ、どうにも展開がイマイチです。登場人物にもリアリティが無いし。「親指さがし」っていう大きな嘘をひとつ付いているんだから、他はリアルで固めないと、設定も活かせないし、何より白けてしまいます。素人作家がインターネットに載せたような内容でした。
Posted by ブクログ
内容(「BOOK」データベースより)
「親指さがしって知ってる?」由美が聞きつけてきた噂話をもとに、武たち5人の小学生が遊び半分で始めた、死のゲーム。しかし終了後、そこに由美の姿はなかった。あれから7年。過去を清算するため、そして、事件の真相を求めて、4人は再び「親指さがし」を行うが…。女性のバラバラ殺人事件に端を発した呪いと恐怖のノンストップ・ホラー。