山田悠介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ読んでいるうちはストリートチルドレン、物語にどう関わるんだろう、表紙にも写っているにしては出番少ないかな、と思っていました。
ただ、最終章でスカッとさせてもらいました。
権力を握るものでも、相馬側と黒宮側で考え方が正反対で、しかし身内でも裏切りがあるなど、複雑な関係で読むのが楽しかったです。
また、記憶削除がテーマとなっていますが、登場人物が自分の記憶を削除させる描写があり、そうすることで状況を打破しようとするが、打破しようとしていること事態の記憶がない等、いろいろと面倒です…。
記憶削除は死よりも辛いことを思い知らされるとともに、権力へ癒着する側と人の絆を守るものたち側の対立が面白か -
Posted by ブクログ
食べなくても寝なくても疲れないし怪我もしない。
不死身で無敵のように見えるけど、名前を呼ばれず社会にも属さず、ただ存在するのはどんな孤独なんだろう。
天使や悪魔のような見えない存在ならばまだしも、見た目が少年少女だけに煩わしいことが少なくなくて。
人間と関わらないようにしてるようで、命を捧げたいと感じているようにも見える。
一緒に生きたくても相手だけがどんどん老いていく。
時間を与えれば自分が死ぬ。
大切な人と、ともに生きるという当たり前のような選択肢があるようでない。
命を捧げたい相手に出会ってほしいけど出会ってほしくない。
読んでて感情がゆらゆらする一冊でした。 -
Posted by ブクログ
読み始めの印象と読み終わった後の印象が、ガラリと違っていて、これは恋愛?ミステリー?と一つのカテゴリーにはまらない作品でした。
前半は、恋愛要素を主張していて、ストーカーともとれる解釈もありましたが、主人公の一生懸命で一途な思いが前面に伝わっていて、ライトノベルのような印象がありました。
なんとなく頭をよぎったのは、昔、速水もこみちさん主演の「絶対彼氏」。類似しているとすれば、ロボットぐらいですが、知っている方には、想像しやすいかと思います。そのロボットに指示をするのが、主人公。幼なじみの妹に前々から恋をしていたが、なかなか言えず。ロボットを通して、どう接していくのか読みやすく面白かったです