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Posted by ブクログ
読み始めの印象と読み終わった後の印象が、ガラリと違っていて、これは恋愛?ミステリー?と一つのカテゴリーにはまらない作品でした。
前半は、恋愛要素を主張していて、ストーカーともとれる解釈もありましたが、主人公の一生懸命で一途な思いが前面に伝わっていて、ライトノベルのような印象がありました。
なんとなく頭をよぎったのは、昔、速水もこみちさん主演の「絶対彼氏」。類似しているとすれば、ロボットぐらいですが、知っている方には、想像しやすいかと思います。そのロボットに指示をするのが、主人公。幼なじみの妹に前々から恋をしていたが、なかなか言えず。ロボットを通して、どう接していくのか読みやすく面白かったです。
しかし、中盤からミステリーへと方向転換し、さらに衝撃の事実へと展開が変化するので、驚きの連続でした。
残酷でもあり、これでも良かったのではと色々な見方ができる作品でした。
文庫版では、3年後の物語が追加されていて、単行本は未読なのですが、もしも3年後の物語がなかった場合、なんとも歯痒い結末で、切なすぎる印象でした。しかし追加される事で、温かみのある要素やスッキリとした要素が加わり、よい結末で良かったです。と同時に複雑な心境にもなりました。ロボットやAIの進化によって、人と共存していく事の恐怖さみたいなのが、頭をよぎり、良い作品だけれどもどこかモヤモヤ感の残る作品でした。
読んだ後にHPのアニメPVを見ましたが、自分の想像していた映像と異なっていて驚きました。先に小説を読んでからをお勧めします。
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