山本太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
僕にもできた国会議員
山本太郎 雨宮処凛 筑摩書房
〜泣けるほどに面白い〜
ショックハゲができたり
ストレス肥満になったりしてたあの頃を
絵に描いたように飲み込めると同時に
涙があふれてしょうがない
しかも
10分前には死にたいと思うような中
尽きることのない利他と言う目的を持ち
一人でも行政の一端を動かせる現実に触れ
乗り越えてきた今の太郎さんを目の前にして
感動の涙に喜びが湧き上がる
それを支えながらも背中を押し続けてきた
鬼のようなスタッフの存在にも頭が下がる
この意識の連帯が固まったり
タルンだりしないことを祈る思いで
私も遠くから臨機応変に繋がりながら
勇気をもらって
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Posted by ブクログ
人間の体、自分の体についての認識がひっくり返る。
人間の体を構成する細胞のうちヒト由来のものはわずかで、7割?9割が細菌由来のものであるらしい。
身体内部の細菌を正常なバランスに保つことが健康につながるということ。
体質の違いというのは要するに腸内細菌叢の違いなのではないか。
抗生物質の過剰投与はこのバランスを崩すことにつながる。
帝王切開も母体からの細菌移譲を遮断するという意味で、バランスの崩壊に貢献する。
その結果として、近頃よく見られる喘息、アレルギーなどの増加につながっているのではないかと筆者は考えている。
胃がんを引き起こす悪玉として名高いピロリ菌も、胃中の常在細菌として、食道炎 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ少ない時間での質問のチャンス。山本太郎議員はこれに周到な準備で資料をあたり、裏取りをし、総理や閣僚から狙いの言質を得るべく、綿密にシナリオを練って臨む。しかも、たまたまTV中継を見た政治にあまり詳しくない人にも分かり易い様な表現を心がけている。
当時、審議の中継を見たり、国会に傍聴に行ってみたりもしたが、山本太郎議員が質問に立つと、議場の空気が明らかにピリリと変わる。本書に収録されている議事録を読むと、2015年夏の当時の空気を臨場感をもって思い出すことが出来た。
大人の理由か何か知らないが、多くの政治家があえて触れない米国や多国籍企業による隠然たる日本支配、米軍による戦争犯罪という部分に -
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