山本太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ラジオ「荻上チキセッション」が夕方に移ってから聞くようになり、荻上チキさんとはどういう人かと探していて行きあたった本。読みたいと思った人の章のみ読みました。
養老孟司:「不要不急とは」という、今回もまた若干ずれた感のある内容なのだが、この用語への同氏の違和感は、医者でありながら現場ではなく解剖をやっている自分、また現在の老人で公職にもない自分の存在は不要不急なのではという根本から生まれている。そこからさらに、人間自体不要不急なのではという話。この辺りは、前回読んだ氏のインタビューで、老人はコロナ禍を乗り切ったところで生き甲斐はあるのかという疑問と相反するようで通じるところがあり、面白いなあと -
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Posted by ブクログ
何か信念をもったときに、人はどう行動をすべきなんだろうか。
その信念が世間的に正しいか、間違っているかではなく、自分が信じたものにかけるということは、しかもそれが、反対する人が多かったり意見がわかれていたりする事柄においては、とても難しい。家族や仕事、お金や友人、いろいろなものをとりおいて、ただ、信念にかける人がごくまれにいる。著者もその一人だ。
著者はもちろん原発の事故やその後の政府の対応、子供やその未来を守ることを真剣に考え行動している。
私には、彼の意見がどこまで正しいのか、真実をついているのかはわからないけれど、いったん信じたものがあったときに、自分を裏切ることはできないという彼のおも