外山滋比古のレビュー一覧

  • 日本の英語、英文学

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    英語青年の成り立ちや雑誌英語教育の版権の話など裏事情や思い出話を知れて良かった。学術的なものではないけど、戦後の英語にまつわるエピソードが知れて良かった。

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    2018年02月12日
  • 日本の英語、英文学

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    人工知能の対義語として、「自然知能」を提案している。
    自然知能は、話すことで強化される。
    寺田寅彦は、様々な外国語を学ぶことで思考力や解釈力を鍛えていた。

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    2018年02月01日
  • 知的創造のヒント

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    発送方法、メモの取り方など、様々な知的活動のヒントを分かりやすい比喩を通して説明している。
    AI時代に人間にしか出来ない知的活動が求められる。

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    2017年05月14日
  • 知的生活習慣

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    ネタバレ

     外山滋比古氏「知的生活習慣」、2015.1発行、頭に刺激、体にいたわり、心を豊かに の3章立てです。読んで自分を新たに啓発する内容は特になかったです。読書好きの方だと「そうそう」って感じだと思います。90歳を過ぎての著作活動、何よりと思います。
     外山滋比古(1923.11.3~2020.7.30)「知的生活習慣」、2015.1発行。①文字に頼ると、その分、記憶は弱くなる。時には頭にメモすることもいいのかもw。私はメモ魔です(^-^) ②知識が増えれば、思考の必要が小さくなり、考えなくなる。知識は時間をおくと変容・昇華する。昇華した知識は思考と対立しない。③寝るのが最も体の負担が軽く、生命力

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    2023年05月17日
  • 傷のあるリンゴ

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    読みやすいエッセイ。自論が展開されるが、経験豊富、バランスよく聞きやすい。ほのぼのとした気持ちになる。

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    2017年02月25日
  • 逆説の生き方

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    これを読むと失敗は恥ずかしいものではない、逆に歓迎されるものと感じさせる。親はいない方がいいのかとも思ってしまった。一方で逆境に耐えられない者もいるだろう。社会はその様な者にとって優しい場所ではなくなっている様に感じる。

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    2017年01月24日
  • ライフワークの思想

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    ベストセラー「思考の整理学」を書いた外山滋比古さんの40年前の書籍(エッセイ集)を文庫化した本です。

    もともと、「中年閉居して・・・」というタイトルを「ライフワークの思想」と改題して出した本なので、ライフワークについて書かれているのは第一章だけ。

    第二章は学び、第三章は島国論、第四章は教育とことばについて書かれていて、二章、三章は難しかったので、パラ読みした。

    ただ、40年前に書かれた本が、今にも通ずる内容になっており、驚愕しました。とくに第一章のライフワークについては40年前から日本の社会がほとんど変わってないことが分かりました。脱帽です。

    <メモ>
    ・人生80歳として、45歳が折り

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    2017年01月24日
  • 考えるとはどういうことか(集英社インターナショナル)

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    触媒思考(インプットではなくアウトプット)
    選択力(判断力)は日常の生活で困難を強いられてきたえるものだが、現代は選択をするうえで表面だけを見て決めてしまいがちなこと
    日本人の曖昧さ
    二次的創造、二次的活動(服を作る、という一次的創造から、デザインという形の創造へ)
    などなど、この世の中の大きな流れを著者の観点で描いた本。

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    2016年11月23日
  • 逆説の生き方

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    1. いつでも辞めてやるという覚悟が自分を平和にする、2. 不自由への慣れ(=我慢)が不自由を忘れさせる、3. 誰もが乳幼児に経験した圧倒的無知という状況の打破経験
    別の書籍と並行して読んだが、やはり人生は(雑音に負けずに)主体的判断を続けていかねば。それには地図が必要か?

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    2016年11月15日
  • ものの見方、考え方 発信型思考力を養う

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    タイトルが「ものの見方、考え方」で、サブタイトルにある「発信型思考力を養う」とあるのだから具体的な手法とともにレクチャーされていくのかと思いきや、著者による様々な物事を題材にしたエッセイ集であり、著者による見方や考え方が続いていきます。

    最初は「おやっ?」と思いながらも読み進めていたのですが著者の思考の広さと深さがわかってからは興味深く読めました。

    日本語の縦書き文化とアルファベットの横書き文化の違いから「ここまで考えを展開できるものなのか!」と関心するほど。

    まずは自分も今まで以上に「考えるクセ」を持つのが大事なのかな…と感じたのと同時に「自由にのびのびと書いてみる」ことも教えられたよ

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    2016年08月23日
  • 消えるコトバ・消えないコトバ

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    近くのことは、案外、遠くのことより見えにくい。人の目は、遠くを見るには都合よくできているが、自分を見るのには不向きなようだ。囲碁の対局でも観戦者が対局者より上手であるわけでもないのに、局外者ならではの、対局者には決して見えないものが見えたりする。いわゆる岡目八目。客観的に判断できるアウトサイダーは優位に立てる。スポーツにおいても一人で練習するだけでは分からないことがコーチにはわかる。様々な価値観がてんでばらばらに並び立つ現代。外側から物事を見ることができるアウトサイダー思考は今の世の中には必須のもの。広い視野から違う角度から整理していくことが肝要。

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    2016年08月14日
  • 家庭という学校

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    言葉の習得はまことに難しい。長時間勉強しているにもかかわらず、全く身につかない英語学習をみればよく分かる。何年かけてもマスターできない。ところが、すべての子どもが、親から不完全な教え方しかされていないのに、皆、完璧に言葉が話せるようになっている。まさに天才。多くの子どもが、教えられてもいないのに日本語文法をしっかり理解している。
    子どもについていえば、最も能力の高いのは、生後四十カ月。ほとんど全ての子が、幼少期に天才的能力を発揮している。幼い子の育成に本腰を入れれば、この世は天才で溢れかえることになるかもしれない。
    生まれてから数年の子育てが一生を左右することになるのに、多くの母親が自分で外の

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    2016年07月19日
  • 家庭という学校

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    親が最高のインプリンティングの教材となるべし。
    当たり前だとは思うけど、
    今一度、考える機会にはなった。
    内容うんぬんより
    外山さんの文章は無駄がない。
    それでいて言い尽くしている。
    印象に残ったエピソード↓
    見知らぬ母親が、
    子供に経験させたいからと、
    「お宅の庭のみかん、子供に採らせて」と訪ねてきた、とはビックリ。
    「経験は最高の教師である。
    ただし、月謝が高い」(byトマス カーライル)
    経験さえ積めばいい。ということでなく。苦労するような経験でないと、人は育たないのだぞ!と外山氏は、力説。
    ・・・導く道を間違えないよう、肝に銘じよう。

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    2016年06月13日
  • 家庭という学校

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    ネタバレ

    子供と、子育てに関するお話。
     かわいい子には旅をさせよとか、「かけっこ」が必要だとか、甘やかしすぎはよくないとか。

     平易な文章でわかりやすいたとえを用いた良書。とても共感できる内容であるが、欲をいうと、「当たり前すぎる」内容に私には思えたため、星三つ。

     とはいえ、当たり前のことこそ、忘れられやすく、軽視されやすいのかもしれない。

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    2017年04月23日
  • 家庭という学校

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    苦労は買ってでもせよ。
    外山さんはしきりにこれをおっしゃる。目上の方たちとお話しさせていただいた時も、よくこの言葉は耳にする。挫折や失敗を怖がらず、子供が強く育っていく環境を、親が整えてあげないといけないんでしょう。
    特に前半は田嶋陽子先生が怒りそうな内容になっていますが、母親の家庭での存在の大きさを改めて感じました。

    #読書 #読書記録 #読書倶楽部
    #外山滋比古
    #家庭という学校
    #2016年44冊目

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    2016年05月10日
  • 失敗を活かせば人生はうまくいく

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    苦あれば楽あり。
    失敗のあとに成功があることを信じて、悪いことを恐れない。むしろ、迎え入れる気構えを持つ。
    こんな難しいことはないと思いますが、なにごとも難しく考えすぎないことも大事なんだと思いました。
    僕は中学受験に失敗しましたが、今から思うとあの失敗があったからこその今だと感じています。失敗した後がいかに大事かを改めて実感しました。

    #読書 #読書記録 #読書倶楽部
    #失敗を活かせば人生はうまくいく
    #外山滋比古
    #だいわ文庫 #2016年35冊目

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    2016年04月12日
  • 日本語は泣いている 愛蔵版 新編 ことばの作法

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    F2F、電話、レター、エチケット、日本語の言語としての多言語との差異がハイライトされ得る各種ユースケースにおける著者の想いのenumeration。

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    2017年05月01日
  • ユーモアのレッスン

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    多くの著書で有名な外山滋比古先生の一冊。
    国内・国外を問わず多くのユーモアあふれた名言をその背景と共に紹介されています。
    ユーモアには知性が求められるというわけで、なかなかセンスの良いユーモアをタイミングよく繰り出すまでの道のりは険しいように感じました。
    これからも、当分下ネタあたりでお茶を濁すことになりそうな私です。
    付箋は11枚付きました。

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    2016年01月31日
  • 日本語は泣いている 愛蔵版 新編 ことばの作法

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    いますぐしてできないことはないが、まあいいや、あとにしよう。こういう考えがものごとを複雑にする。「あとで」という時はなかなか巡って来ない。「あとで」は結局、永久に「今」にならないことが多い。少しくらい無理をしても、その場で処理するのが一番手間がかからない。言葉に始まり言葉に終わる書なのだが、時折出てくる警句もまことに含蓄があり、思わずハっとさせられる。はじめに「ことば」ありき。そして、終わり、人生のフィナーレにもまた言葉がある。

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    2016年01月13日
  • 知的創造のヒント

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    外山滋比古による1977年発表(講談社現代新書)のエッセイ集。ちくま学芸文庫で2008年に復刊された。
    外山氏の「思考法」に関する初期のアイデアのエッセンスが語られており、近年ベストセラー化した『思考の整理学』(1983年発刊。ちくま文庫で1986年文庫化)はじめ、その後の外山氏の著作のアイデアの基の多くが本書に綴られている。
    「ものを考えようとすれば、ある特定の問題に心を寄せなくてはならないが、関心をもつとたちまち、・・・ものがあるべきように見えないで、あってほしいと思う形をとるようになる。・・・interestをもちながらdisinterestednessの状態をつくり出さなくてはならない

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    2016年01月11日