外山滋比古のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
親が最高のインプリンティングの教材となるべし。
当たり前だとは思うけど、
今一度、考える機会にはなった。
内容うんぬんより
外山さんの文章は無駄がない。
それでいて言い尽くしている。
印象に残ったエピソード↓
見知らぬ母親が、
子供に経験させたいからと、
「お宅の庭のみかん、子供に採らせて」と訪ねてきた、とはビックリ。
「経験は最高の教師である。
ただし、月謝が高い」(byトマス カーライル)
経験さえ積めばいい。ということでなく。苦労するような経験でないと、人は育たないのだぞ!と外山氏は、力説。
・・・導く道を間違えないよう、肝に銘じよう。 -
Posted by ブクログ
外山滋比古による1977年発表(講談社現代新書)のエッセイ集。ちくま学芸文庫で2008年に復刊された。
外山氏の「思考法」に関する初期のアイデアのエッセンスが語られており、近年ベストセラー化した『思考の整理学』(1983年発刊。ちくま文庫で1986年文庫化)はじめ、その後の外山氏の著作のアイデアの基の多くが本書に綴られている。
「ものを考えようとすれば、ある特定の問題に心を寄せなくてはならないが、関心をもつとたちまち、・・・ものがあるべきように見えないで、あってほしいと思う形をとるようになる。・・・interestをもちながらdisinterestednessの状態をつくり出さなくてはならない -
Posted by ブクログ
うーーーーん、大切な事をたくさん言っているのだけど、自分には響かない。
・知識だけ手に入れてもダメ、それを使って考えるようにしないと。
・知識は思考の妨げになってしまうから、そもそも必要以上の知識は持たない方が良い
・家で勉強ばかりするのではなく、運動をしてその後に集中して仕事をする方が良い
・かわいい子には旅をさせよ、箱入りで育てるからプレッシャーに弱くなってしまう
みんな良い考え方だとは思うし同意することばかりなんですが、結局は今の教育方針を批判し、違うアプローチで学び、思考する能力を作ることを推奨しているように感じる。
まぁね、言ってる事は分かるけども、という印象。
目の前に見え -
Posted by ブクログ
社会全体が貧しかった時代、この国の人は、まず自分たちがよって立つ共同体そのものを作り上げなければならないことを皆が自覚していた。自分の不利益を脇に置いてでも国や地域など全体の公益を考えて有権者は投票をしていた。政治家も私財を擲って公益に没頭していた。ところが昨今は大くの有権者が私益を最優先し、政策もみることなく投票している。有権者の判断力が低くなれば、多数決の民主主義である以上、政治はバラマキに堕する。多数派の利益追求が国力を衰退させてしまっているのだ。多くの民主主義国家が経済的には窮地に陥っている。民主主義の欠点については有識者であれば誰もが気付いているはず。だけど見て見ぬふりをしている。そ