外山滋比古のレビュー一覧

  • 空気の教育

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    直接の指導ではなく、雰囲気で教える。
    それを文化と名付ける彼の言葉選びにグッと来ます。

    人の親として、当たり前に学ぶ空気を家庭に作る責任を感じました。

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    2021年06月19日
  • お金の整理学(小学館新書)

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    93才の新書。しかも話題は投資とコミュニティー。違う人種なのではないかと疑うばかりの一冊です。

    これまで読んだ彼の著作に比べると、よりエピソードが豊富です。投資経験が中心で、時代の違いからもその銘柄を参考にする事はできません。
    ポイントは、彼が何の株を買ったのかよりも、世間と逆張りを選んでいる、ということです。
    貯金するだけで年利5%が当たり前の成長期に、あえて株式投資を選ぶ。ある程度のリスクを取りに行く大学教授。。。面白すぎます。

    その世代ごとの当たり前に安住しない。失敗を恐れずリスクをとったほうが面白い。

    面白い方を選ぶ。このせりふを90才にして言える、そんな大人になりたいものです。

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    2021年06月17日
  • こうやって、考える。

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    一昨年お亡くなりになった外山滋比古さんの著作のいいとこどり。名言集です。

    昔から彼の本は読んでいるものの、道半ば。亡くなるまでに何冊書いたのか?調べるのも面倒くさくなりました。

    さて、本に対する所感ですが、外山滋比古さんの作品をまだ読んでいない方にはオススメしません。

    彼の文章は、身近な事例をやさしく書くところにその魅力があります。平易な文章から彼の気付きへ導く。そうすることで、読者が自然に理解できる仕組みです。
    本作はその抜粋なので、前置きが当然ながらありません。なので、一見よいフレーズに出会えるのですが、少し消化に悪いのです。
    すでに読んだ本の振り返りに。何冊か読んだ後に手を伸ばして

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    2021年05月07日
  • 乱読のセレンディピティ

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    東大・京大で5年連続販売冊数第1位の大ベストセラー『思考の整理学』の読書版 !
    「一般に、乱読は速読である。それを粗雑な読みのように考えるのは偏見である。
    ゆっくり読んだのではとり逃すものを、風のように速く読むものが、案外、得るところが大きい」という著者は、
    乱読によって思いがけないものを発見する能力〈セレンディピティ〉が起こることを教えてくれる。
    「本は身ゼニを切って買うべし」「知識と思考」など、「知の巨人」が思考を養い人生が変わる読み方を伝授 !

    <サマリ>
    ・セレンディピティ(serendipity)=「思いがけないことを発見する能力」
     特に科学分野で、失敗が思わぬ大発見につながった

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    2021年05月02日
  • こうやって、考える。

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    ・借り物の知識をもつより、自分で「考えること」が大   事。
    ・使わない知識はいらない。
    ・読書メモは傲慢。重要なことはメモしなくても頭に残る。

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    2021年04月28日
  • 乱読のセレンディピティ

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    専門外の本を読んで閃こうぜ、知識だけ突っ込むんじゃなくて自分の頭使って考えようぜ、って感じの内容。
    「美しい回想は記憶と忘却の働きによるというのが新しい忘却の美学である。」という文を読み、初めてエモいという感覚を知った。

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    2021年04月10日
  • 思考力

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    自分の体験を通して勝ち取る物が大事
    子供の教育などを例にしてそれを裏付けているのがよかった

    ただ後半の自分語りはいらない
    こういった教養や生き方についての本にはどう考えても不要
    結構あるあるなのは何故なのか
    著者の自己顕示欲なのか編集の都合なのか知らないが読んでて苦痛だった
    せめてどこまで飛ばせば良いか書いておいて欲しい

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    2021年01月20日
  • 思考力

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    かなりステレオタイプな考え方な気はする 2013年の著書ということが理由かもだけど、根拠なく作者の意見が並べられているように感じた
    オーディオブックにて聴書

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    2025年12月12日
  • やわらかく、考える。

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    難しい表現、言葉が多く、今の自分には伝わらない部分もあった。
    しかし、この本は何年かしてもう一度読むと、かなり心に刺さるのではないかと予感させる。
    もっと広く多く世界を見て、もう一度読んでみたい。

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    2020年12月07日
  • 知的生活習慣

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    AI社会を予言しているかのような言葉がたくさんありました。生活を大事にすることを心がけたいと思います。地の巨人と言われる著者が、知識はそんなにありがたいものではない、と一刀両断するのは新鮮な気持ちでした。

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    2020年10月30日
  • 知的創造のヒント

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    考えるということを突き詰めた人。デジタル社会において文化の発展には着想がキモであり、これが難しい。カフェ、雑談、異分野との結合、現場の直観が重要、ここはアナログ。

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    2020年10月07日
  • 老いの練習帳

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    変わり行く世を淡々かつ快活に生きるための47の智恵、とっておきの思考法を知の巨人が教えてくれるというふれこみ。タイトルからしても貴重で役に立つ人生訓を伝える書物かと思っていたが、読んでみると、著者らしい教養や含蓄を漂わせながらも、ユーモアがたっぷり盛り込まれた気楽に読めるエッセイ集であった
    考察がユニークで面白かったり、印象に残った点を列挙しておく。
    ・車の運転で車間距離をやかましくいうが、人と人との間でも、“人間“距離をつめると、大事なことが見えなくなる。
    ・日頃の贈答でも、本体は相手への好意とし、それにちょっとした品物で風情を添える。ものはなくとも、あたたかい言葉を伝えることが大事
    ・人間

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    2020年09月29日
  • ユーモアのレッスン

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    ネタバレ

    役人の数は、所管の仕事が増えようと、増えまいと、ときには仕事がなくても、お構いなしに、年率5から7%の割合で増え続ける
    電話は声が聞けて嬉しいけど、終わってしまった後は何も残らなくて、虚しい。手紙だと、何度も何度も繰り返して読める。電話ではなく手紙をおくれ。なにより、お金がかからなくて良い。
    ユーモアは、もともと、耳の言葉の花であることを改めて考えさせられる

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    2021年02月26日
  • 空気の教育

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    「思考の生理学」の方の書かれた本。
    確かに、とても勉強になる。
    とくに、こどもと関わる職業の方なら一読の価値あり。
    しかしちょっとおじいちゃんめいてんなと感じる部分もあった。こう、性別役割分担的なところがね。
    それは、あのね、個人的にやだったな。
    子育ては「ハハオヤ」が1人でするものではない、出来るものでもない、その、地域で、みんなでするべきものだよなぁと感じているから。
    そう書かれていたのかもしれないが。読み込み不足?
    逆に、おじいちゃんだから語れる(マラソン、とか、汗の大切さ、とか)こともあり、これは改めて見直す必要ある有益な視点だよなぁと思ったりもした。

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    2020年04月18日
  • 知的生活習慣

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    冒頭の「頭に刺激」の章がとても面白かった。睡眠の大切さ、忘却の役割り、行動を増やす工夫など、なるほどなと思った。知識を増やすだけでなく、もっと自分自身の考えを深めて、よく考える人になりたい。

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    2020年03月14日
  • 最高の雑談術 ~乱談のセレンディピティ~

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    ネタバレ

    雑談、乱談をしたいモチベーションが高かったという点では評価できるかな?

    英文学者が日本で英文学を学ぶことの限界を吐露しているのには驚いた。

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    2020年02月27日
  • やわらかく、考える。

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    やわらかく、考える 外山滋比古
    目的思考と自由思考
    文章を考える順序
    書いたあとは耳で読む
    人の話は最後まで聞く
    敬語というバンパー
    風のように本を読む
    自分の言葉で語ればいい

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    2020年01月01日
  • こうやって、考える。

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    第一章 idea
    第二章 process
    第三章 think
    第四章 life
    第五章 read
    第六章 chat
    第七章 creation

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    2019年12月04日
  • 考えるとはどういうことか(集英社インターナショナル)

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     考えることには、目的思考と自由思考がある。目的思考は問題解決のために、自由思考は新しい発見や発明のために。考える時には、どちらかはっきり決めて考えてるわけではない。少し意識して考えるのもいいかもしれない。

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    2019年11月19日
  • 伝達の整理学

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    難しかった。日本人は読み書きが主体の教育で、相手に伝えるのが苦手。確かに苦手。もっと意識したい。本や新聞、テレビなどから得る情報について、受け手として単に知識として詰め込むのではなくそれを受けて何を感じるか学ぶかということが大事かな。

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    2019年10月20日