外山滋比古のレビュー一覧

  • 人生相談 谷川俊太郎対談集

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    「父と子」の対談を含む全7つの対談集
    過去の対談が多く含まれているが、世の中すごい勢いで変化しているモノ・コトが多い一方で、変わらないことも多いことを実感させられる。
    『書き言葉と違って、話し言葉には聖なる一回生の如きものがある』と谷川俊太郎さんがおっしゃっているそうだが、本当にその通り。「詩」とは違った谷川さんの一面が感じられる一冊。

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    2023年02月04日
  • 知的生活習慣

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    自身の知的生活習慣についての散文集のような本
    一つひとつに、ふむふむ、となる

    特に覚えておきたい部分

    ・習慣は第二の天性である、というイギリスのことわざ
    ・生活を編集する:
    われわれの日常生活も、形のない雑誌のようなものではないか。そのままでは、同人雑誌のようにもならない。自分で編集者になったつもりで、スケジュールを組むのである。
    ・優秀なリスナーはすぐれたスピーカー:
    講演会などは、聴く人を選ぶほかない。希望者に聴かせるなんて甘いことではだめ。熱心な生徒を選ぶ。テストで選ぶ。スピーチの要旨をまとめさせる。その試験の点の良い者を選ぶ。講師と卓を囲んで話を聴く。質問・感想をのべる。こういうの

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    2023年01月28日
  • 知的生活習慣

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    早起きや読書など、行動的生活習慣ばかりが取り沙汰されるが、よい知的生活習慣を身につけることで人生はより豊かになる。知的生活習慣とはただ知識を増やすことを目的とせず、いかにその知識を活用するかが大切だ。実生活と知識を結びつけ、生活的知性を覚醒させることで生命力は強くなる。なるほど、ただ本をたくさん読んで勉強する習慣をつければよいと漠然と思っていたが、そういうことでは無い。大事なのは、そこで得た知識をどう生活に落とし込むか。知識は頭に詰め込むためのものではなく使うもの。知的生活習慣を身につけるための具体的な行動的生活習慣が例として挙げられている。

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    2022年11月24日
  • 惰性と思考

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    外山先生の日常を綴った本であり、大変親近感が湧く本である。日常何気なく考えることに真理が潜んでいることも多いのではないかと思った。中でもなるほど、と納得した箇所は、多少見た目の悪いフルーツの方が甘く、それは人間においてもそうだという箇所だ。完璧で美しいものがいいわけではない。

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    2022年10月08日
  • 失敗談

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    読みやすい。
    失敗を恐れてはいけない。乗り越える目標だと考えるのがいい。

    失敗への捉え方がプラスに変わりそう

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    2022年09月06日
  • こうやって、考える。

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    ネタバレ

    読んだというか、オーディブルで聴いた。
    これまでの外山滋比古さんの著書から思考に関する言葉が抽出されている。
    これまで著者の本を読んだことがある人にはスッと入ってくる内容なうえ、思考のエッセンスを端的にまとめているので復習としてとても良い。

    オーディブルの1.5倍で2回聴いてみた。
    1回だと当然ちゃんと頭に入ってこなかったが、2回目だと内容を咀嚼して理解できるようになった。
    これを毎日聴いてみたら、息をするように思考できるようになるのでは、などと思えてしまう。笑

    他の方も書かれていたけど、忘れること、散歩すること、空白の時間を持つこと、談笑することが大事なのだなと。

    そういえば、今日は早

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    2022年09月04日
  • やわらかく、考える。

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    外山滋比古さんの著書から抜粋された言葉。

    他の人のレビューにあるように、私もそれぞれの本を読む方が好きですが(これらの言葉がどんな文脈から出てきたのかが気になるので)、目次だけ見てもだいたい内容がわかり、気の向いたときにパラパラ読むのに向いています。

    そして、難しい本を読むのが苦手な人にも。

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    2022年08月10日
  • こうやって、考える。

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    名言集。
    参考にしたい部分もあったが、抜粋された名言集のため、元の文章の理解が重要となるものもあるのではないかと感じる。

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    2022年08月06日
  • やわらかく、考える。

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    考えるために多くの視点を提供してくれる本かなと感じました。
    私にとっては少々難解でした。
    「風のように本を読む」、「読書とは変身である」が共感しました。

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    2022年07月17日
  • ユーモアのレッスン

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    ネタバレ

    ユーモアは教養があって初めて理解される。その通りだと思う。
    ユーモアのある、機転の利いた発言ができるようになりたいと思って手に取ったが、古今東西のユーモアのある表現は紹介されているものの、自らのユーモアを磨くレッスンになるような内容ではなかった。

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    2022年06月29日
  • 消えるコトバ・消えないコトバ

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     「思考の整理学」で有名な外山滋比古によるエッセー。思考の整理学よりも内容は簡単であり、文字も大きいため、外山滋比古の考えの一端を知るにはいい。
     客観的思考(アウトサイダー思考)と主観的思考(インサイダー思考回路)の違いを、昔話のモモタロウの例などを挙げながらわかりやすく説明している。
     確かに近くにいるからこそ、見えないことが家族や会社や組織、果ては自分自身といったものが多々あるように思える。自分のことが一番理解しているというのは、本当に烏滸がましいことであると思わされた。
     勿論主観的思考で、物事はうまくいく時や、人とのやりとりで正しい時もあろう。しかし気づいたら主観的に偏りがちな自分を

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    2022年05月03日
  • 親は子に何を教えるべきか

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    ・適当に貧乏をしながら、よく勉強するように
    ひもじくしておく方が、ごほうびのきき目も大きい
    →私も大学まで行くことが当たり前と考え、さっさと指定校推薦にしました。(上2人が大学に進んだため)
    わが子にはやりたいことの勉強などには存分に支援したいですが、惰性なら“やらなくていい”と示したい。
    学歴が無い方がバイタリティ溢れるんじゃないか、、、と考えたりもします。(旦那には反対されますが)

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    2022年04月27日
  • こうやって、考える。

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    とにかく読みやすい。アイディアを掘り起こすためのことばがたくさん並んでいる。気になるところだけチョイスして都度都度活用したい。

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    2022年03月20日
  • こうやって、考える。

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    さらさらと眺めていく分にはふーんと読んでいける。抜き書きアンソロジーみたいな感じなので、著者の意図以上にこの本の中での著者が権威的になってしまっているようにも思う。

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    2022年03月12日
  • こうやって、考える。

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    外山滋比古さんのエッセンスに触れることができる名言集。

    ・アイデアを思いついてもすぐ人に言わない
    ・忘れるためにメモをとる
    ・読書によって得た他人の考えをさも自分の考えかのように思ってしまうことの危険性

    特に読書への向き合い方についての警告は身が引き締まる。

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    2022年01月02日
  • 知的生活習慣

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    この本で出会った諺3選
    ・習慣は第2の天性なり(Custom is a second nature.)
    ・田舎の学問より京の昼寝
    ・三上(馬上、厠上(しじょう)、枕上(ちんじょう))欧陽脩より

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    2021年11月07日
  • こうやって、考える。

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    語録的な文章形態で読みやすく短時間で読破出来てしまう。
    身体と頭が密接に繋がっている事を意識して生活すべきである。散歩の重要性を再確認出来た。
    アイディアは読書よりも対話から生まれることが多い。対話の重要性からコミュニケーションの大切さを痛感した。

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    2021年09月19日
  • こうやって、考える。

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    考えることについて目から鱗の話が次々と出てきた。特に、思いついたことはすぐにメモるのではなく、頭でじっくり考えると余計なものが削げ落ちて考えが昇華される事と忙しい時こそ遊ぶという言葉が驚いた。
    私は考えが浮かばないと焦って懸命に考えようとするが、それは逆効果で、一旦中断してよそごとをしたり、何か別のことに取り組みながら考える事が必要と知った。
    考えるときには、完璧を求めるのではなく、一度忘れて他のことに取り組んだり、雑に考えたり、切り替えることが大事と学んだ。

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    2021年09月12日
  • 新聞大学

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     毎日届けられる新聞というテキストを活用すれば、頭を良くなると主張する本書。
     その主張が真であるか否かはさておき、毎朝新しいテキストが提供されるというのは確かに新聞の強みかもしれない。
     読書と同じ、読み方である。
     使い方である。
     毎朝の習慣として漫然とこなすのではなく、主体的に目的をもって取り組む事。
     単純に活字の量だけを問うのであれば、読み続ける事でいっぱしの読文家になれるかもしれない。

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    2021年08月17日
  • ユーモアのレッスン

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    ユーモアは教養があって初めて理解することができ、ユーモアのあることを言える。つまりユーモアの理解し、それを言うことができると教養深い人であることの裏返しで、ある種その人のステータスのようなものになるのかもしれない。

    またユーモアは言語圏を形成するので、国際化が進んだ今日では異文化におけるユーモアを理解する重要性も高まっていると言えそう。ますますユーモアは教養深さの指標になっている。

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    2021年07月26日