外山滋比古のレビュー一覧

  • ライフワークの思想
    人間というのは、いくつになっても学ぶ生き物なんだなぁと実感。

    知ること、学ぶことの喜びを表現するのがうまい人だな、と思います。
  • 文章を書くこころ 思いを上手に伝えるために
    文章を書く上での心得。難しいことは何も書いていない。ふだん、文章をよく書く人も書かない人も、読めば何かしら得るものがあるはず。
  • 「マイナス」のプラス ――反常識の人生論
    ○25浜までは海女も蓑着る時雨かな。
    ★美しく生きる人生に どうせ はない。ということらしい。
    ○151してみせて いってきかせて させてみて ほめてやらねば
    ひとはうごかじ
    ★誉めれば豚が木に登る。って、最近誉めるということがテレビでもピックアップされて始めているが。
    ○206知識が頭の働きを悪く...続きを読む
  • 頭のよい子は「ことば」で育つ
    本の題名を見た瞬間、「あ!良い事言ってる!」って思いました。私も、言葉がとても大切だと常日頃から思っていて、日本語を、特に子供に対しては大切に教えたかったので、とても良い本と巡り会えたと思いました。私自身、ことばが大切だと分かっては居ても、それを子供にどう伝えればよいのか?が、分からなかったので、そ...続きを読む
  • ユーモアのレッスン
    ユーモアの語源には「体液」という意味がある。体液は、血液、粘液、胆汁、黒胆汁があり、それらがうまく調和しているとき、人間は健康で、どれかが過多、バランスが崩れると特異体質になる。

    体質の問題でもあり、気質の問題でもある。この得意な気質が環境の笑いを誘う。変わった人間の面白さ・・・、そこから転じてユ...続きを読む
  • 頭のよい子は「ことば」で育つ
    知恵ある言葉、美しい言葉、そしてその使い方、学び方、教え方を教えてくれます。やっぱり大切なのは日本語であり、英語は二の次。大丈夫、そのうち全自動翻訳機が全部翻訳してくれるはずです。
  • ユーモアのレッスン
    ユーモアが何かというのも考えさせられたけど、やっぱり具体例が面白い!
    Do you see the boy?
  • ことばの教養
    英文学者が日本語について語った本。
    言葉の感覚の鋭さが全然違う。
    特に面白かったのが、たびたび出てくる「手紙」に関するくだり。
    すぐにつながる電話よりも手紙のほうが趣があって、相手の邪魔にもならずいいらしい。
    納得。こういう感性大事にしたい。
  • 知的創造のヒント
    H20.12
    「人間らしい人間であると、胸を張って生きていくためには、機械のできない‘考える‘ことをしなくてはウソである。‘考える‘ことを考える必要がある。」
    なるほどなるほど。
  • 忘却の力――創造の再発見
    エッセイ集?です。タイトル通りの内容を期待して買うとたぶん裏切られます。が、視点が面白くひとつひとつの記事も短いので寝る前におすすめです。が、値段がちょっと高いです。
  • ユーモアのレッスン
    三谷夫妻に感化されて熟読。いやー、奥深いです。
    例えば会議で煮詰まった時や、予測不可能な事態に陥ったとき
    重い空気をパッと一蹴できるようなひとことを言える存在は
    とても貴重だ。
    そして、そんな大人に私はなりたいと思う。
  • ちょっとした勉強のコツ
    本当にちょっとしたコツだけれど、そのコツを全部実践したら、けっこう良い結果に結びつくのではないかと思う。
    集中力は大切だけれど、音楽を聴きながらとかリビングでとか、ながら法もわりと良いのではないかと思えてきた。
    自分の子供を見ていても、これで集中できているのだろうかと疑ってしまうほど、いつも、何かを...続きを読む
  • 外山滋比古『少年記』
    この人の日本語が好きだ。段落の切り方も言葉の選び方も本当に見事だと思う。この人が自分の話を書くなんて本当に珍しい。そう思いながらこの本を気持ちよく読んだ。
    歯切れのよさ、日本語としての出来のよさ。ここがすごい。日本語は主語を省略しても文章が作れる。それを最大限に利用しながら、あやふやなところがない。...続きを読む
  • ちょっとした勉強のコツ
    タイトルから勉強の方法か何かわかる本かな?と思って手に取りましたが失敗。教育に関する(この本が出版されたときの教育事情に対する?)エッセイのような文章でした。
    私には必要がなかった、というだけのことですが、ここから皆さん何を読み取るんだろう?という疑問と興味は残りました。
  • やわらかく、考える。
    箇条書きで著者の格言が載せてあり、時間を空いた時にさらっと読める。『知識で物事を判断しない』『外から眺める面白さ』が特にお気に入り。人をよく見ている。
  • 新版 思考の整理学
    この本のここがオススメ

    「思考の整理はいかにうまく忘れるかである」
    「自然に廃棄して行くのが忘却である。意識的にすてるのが整理」
    「書きなおしの労力を惜しんではならない。書くことによってすこしずつ思考の整理が進む」
  • 新版 思考の整理学
    元がかなり前に刊行された本だからか、んん?と思ったところもあったけど、アイディアを出す有効な手段として参考になりそう。忘却をいかに使いこなすか、という話が面白い。個人的に最後の東大特別講義の内容がこの本で一番納得できてしっくりきた。
  • 新版 思考の整理学
    覚えたこと、思いつきはある程度寝かせるとか、忘れることの素晴らしさについては、たしかにね!ってなった。何を覚えてて何を忘れるかがその人の個性なんですな
  • 新版 思考の整理学
    2024/05/26(日)
    東大生おすすめ!という言葉に引かれ買ってみたが、正直むずかった。頭を整理するには忘却も大事とか、三上、三中の考え方は面白かったけど1回じゃ解釈しきれなかった。スルメ本だと思うから、数年後もう一度読みたい
  • 新版 思考の整理学
    思考とは何か、思考の整理法、知識と創造の関係性などについて学ぶことができる。
    30年ほど前に初出版された本にも関わらず、令和の時代にも通ずる生き方や考え方に対する提言が書かれていた。
    正直、真新しい知識が書かれているかというとそうでもないが、なぜなのかという理由と、これからどうするべきという未来提案...続きを読む