外山滋比古のレビュー一覧

  • ライフワークの思想

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    人間というのは、いくつになっても学ぶ生き物なんだなぁと実感。

    知ること、学ぶことの喜びを表現するのがうまい人だな、と思います。

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    2010年05月05日
  • 文章を書くこころ 思いを上手に伝えるために

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    文章を書く上での心得。難しいことは何も書いていない。ふだん、文章をよく書く人も書かない人も、読めば何かしら得るものがあるはず。

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    2010年03月18日
  • 「マイナス」のプラス ――反常識の人生論

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    ○25浜までは海女も蓑着る時雨かな。
    ★美しく生きる人生に どうせ はない。ということらしい。
    ○151してみせて いってきかせて させてみて ほめてやらねば
    ひとはうごかじ
    ★誉めれば豚が木に登る。って、最近誉めるということがテレビでもピックアップされて始めているが。
    ○206知識が頭の働きを悪くする。
    ★知的メタボリック。知識に縛られて自由な発想が難しくなる。
    ○215朝、目を覚ましたら、すぐ起きないで、ぼんやりする。なるべく過ぎ去ったことは頭に入れない。浮き世離れたことが頭に浮かんだら、それを喜び、忘れて困るような事だったらメモをする。  こうゆう時間をもてば誰でも思考家になれる。
    ★そ

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    2010年03月14日
  • 頭のよい子は「ことば」で育つ

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    本の題名を見た瞬間、「あ!良い事言ってる!」って思いました。私も、言葉がとても大切だと常日頃から思っていて、日本語を、特に子供に対しては大切に教えたかったので、とても良い本と巡り会えたと思いました。私自身、ことばが大切だと分かっては居ても、それを子供にどう伝えればよいのか?が、分からなかったので、その方法論を勉強する良い機会で、あっと言う間に読み終えてしまいました。その中には、すぐに実行できることがいくつも書いてあって、「ゆっくり話す」「静かに話す」「唱歌」「気持ちを込めて話す」「繰り返して話す」これからやりたいこと「素読(四書五経)」「絶対語感」「聞き分ける耳を育てる」「ほめる」「子供を笑わ

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    2010年01月09日
  • 頭のよい子は「ことば」で育つ

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    知恵ある言葉、美しい言葉、そしてその使い方、学び方、教え方を教えてくれます。やっぱり大切なのは日本語であり、英語は二の次。大丈夫、そのうち全自動翻訳機が全部翻訳してくれるはずです。

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    2010年01月08日
  • ユーモアのレッスン

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    ユーモアの語源には「体液」という意味がある。体液は、血液、粘液、胆汁、黒胆汁があり、それらがうまく調和しているとき、人間は健康で、どれかが過多、バランスが崩れると特異体質になる。

    体質の問題でもあり、気質の問題でもある。この得意な気質が環境の笑いを誘う。変わった人間の面白さ・・・、そこから転じてユーモアは得意なものに触れて生まれる笑い、おかしみそのものを呼ぶようになった。

    ユーモアは、発する側だけでなく、受け取る側の心理作用としているところが独特。ウィットと比べて知的要素が少なく、共感的性格を帯びる。面白おかしいだけではなく、哀愁(ペーソス)、感傷を帯びる。複雑できわめて矛盾にみちたもので

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    2010年01月08日
  • ユーモアのレッスン

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    ユーモアが何かというのも考えさせられたけど、やっぱり具体例が面白い!
    Do you see the boy?

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    2009年10月07日
  • ことばの教養

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    英文学者が日本語について語った本。
    言葉の感覚の鋭さが全然違う。
    特に面白かったのが、たびたび出てくる「手紙」に関するくだり。
    すぐにつながる電話よりも手紙のほうが趣があって、相手の邪魔にもならずいいらしい。
    納得。こういう感性大事にしたい。

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    2009年10月07日
  • 知的創造のヒント

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    H20.12
    「人間らしい人間であると、胸を張って生きていくためには、機械のできない‘考える‘ことをしなくてはウソである。‘考える‘ことを考える必要がある。」
    なるほどなるほど。

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    2009年10月04日
  • 忘却の力――創造の再発見

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    エッセイ集?です。タイトル通りの内容を期待して買うとたぶん裏切られます。が、視点が面白くひとつひとつの記事も短いので寝る前におすすめです。が、値段がちょっと高いです。

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    2009年10月04日
  • ユーモアのレッスン

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    三谷夫妻に感化されて熟読。いやー、奥深いです。
    例えば会議で煮詰まった時や、予測不可能な事態に陥ったとき
    重い空気をパッと一蹴できるようなひとことを言える存在は
    とても貴重だ。
    そして、そんな大人に私はなりたいと思う。

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    2009年10月04日
  • ちょっとした勉強のコツ

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    本当にちょっとしたコツだけれど、そのコツを全部実践したら、けっこう良い結果に結びつくのではないかと思う。
    集中力は大切だけれど、音楽を聴きながらとかリビングでとか、ながら法もわりと良いのではないかと思えてきた。
    自分の子供を見ていても、これで集中できているのだろうかと疑ってしまうほど、いつも、何かをしながら勉強している。
    でも、それで、頑張れるのだったら、あまりにも静かな場所に1人きりにしてやる必要もないのかもしれない。
    セレンディピティや、プラシーボ効果など、興味を持った。

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    2009年10月07日
  • 外山滋比古『少年記』

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    この人の日本語が好きだ。段落の切り方も言葉の選び方も本当に見事だと思う。この人が自分の話を書くなんて本当に珍しい。そう思いながらこの本を気持ちよく読んだ。
    歯切れのよさ、日本語としての出来のよさ。ここがすごい。日本語は主語を省略しても文章が作れる。それを最大限に利用しながら、あやふやなところがない。まったくもって隙がない。
    その上、なんだか懐かしいような、しかし自分の知っているのより少し前の話である。そこも嬉しい。その時代を知らずに日本を考えることの出来ない時代の話だ。
    私は外山さんを日本語の先生だと思っている。英語ではなくて。この人の日本語ほど日本を知り尽くしている文体はない。そう思う。文章

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    2009年10月04日
  • 新版 思考の整理学

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    「東大生に1番読まれた本」と言う触れ込みだったが、さすがに40年前の著書。なるほど!となることは少なかった。授業の一環で多く購入されてたただけだと思いたいところ。

    触媒的創造の話は斬新だった。あくまでエディタシップの世界の話だけでは?と思ったが、たしかに発想という意味においては創造物に対しても当てはまる。本書では俳句が例として挙げられてたけど、その人だけの日常の秘密を見つけるエッセイについても当てはまるなあと思った。

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    2025年11月30日
  • 忘却の整理学

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    忘却する事で新たな知識が得られる。知識はただ頭の中に置いておくのてばなく、使われるのを待っている。どこでそれが引っ張り出されるのかもわからない。
    頭を良い意味で空っぽにする。残ったものが自分の知識になる!

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    2025年11月24日
  • 思考力

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    『思考力』というタイトルだが、どちらかというと外山先生の回顧録のような読み物だと感じた。
    とくに学歴社会への批判、大学勤務時代の「人がやりたがらないことをやる」話が印象に残った。

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    2025年11月23日
  • こうやって、考える。

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    読書、大いに結構だが、生きる力に結びつかなくてはいけない。新しい文化を創り出す志を失った教養は、不毛である。

    本当にそうかなと考えてみました。

    例えば、無礼な人が企業にとってマイナスになるという知識があったとして、それはそうだろうと思いはするが、そこで終わってしまう。それではあまり意味がない(不毛な)ように思います。

    しかし、無礼な人が企業にとって1万2000ドルの損失になるというデータ(知識)があると、それはいけない!となりそうな気がする。それで行動を起こす、新しい文化を作り出すことになれば、意味があるということなのかなという結論になりました。

    同じ知識でも使い方次第ということなので

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    2025年11月09日
  • 忘却の整理学

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    ネタバレ

     情報過剰な現代社会において、知識主義により知的メタボリックを起こしている私たちに、知識を入れ込むこととは対照にある忘却こそが必要であると外山氏が教授してくれている本である。

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    2025年10月29日
  • 新版 思考の整理学

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    若い方向けに、忘れる効能が書いてあるのを読んで、忘れがちな老人がホッとして良いのかわかりませんが、脳科学の本とも不思議な一致をしている気しました

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    2025年10月17日
  • 老いの整理学

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    ネタバレ

    ・忘れることは頭の掃除。忘れるには前向きに考えること。
    ・ストレス・フリーになる。そのためには感情を発散させること。
    ・シュリンケージを予防。新しいことを始め拡大すること。
    ・遊びとして本を読む。読み切らない、読み飛ばす、30分読んだら歩く。
    ・汗をかく。昼入浴する。
    ・料理をする。
    ・おしゃべりの会を作る。

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    2025年09月11日