外山滋比古のレビュー一覧

  • 子育ては言葉の教育から 幼児教育で忘れてはならない39章

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    ネタバレ

    「子育ては言葉の教育から」4

    著者 外山滋比古
    出版 PHP文庫

    p137より引用
    “知的ということが実際の経験をないがしろにして、
    本による知識のみをありがあたがるようだと、
    勉強がかえって心のまずしい人間を育てるおそれが
    小さくありません。”

    英文学者である著者による、
    子育てとことばの関係の大切さを記した一冊。
    母親によることばの教育の大切さからおとぎ話の効果まで、
    著者の幼稚園園長としての経験を交えて書かれています。

    上記の引用は、
    知識第一主義に関する一文。
    子供の教育だけでなく、
    大人の勉強に関しても言える事ではないでしょうか。
    特に本が好きな私は、
    この言葉は肝に命じてお

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    2012年07月15日
  • 異本論

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     原典主義や作者至上主義といったものがある。あるテクストの解釈は「著者の意図」という神聖にして唯一のものしか有されないといった主義のことだ。そしてこれらの主義において「異本」――読者が理解することで生じる表現の変化――は忌み嫌われる立場にある。「あるがまま」に作品を読むのが理想であり、それに反駁する「異本」は作品の価値を汚し、貶めるものである、と。

     こうした考えを筆者は批判する。何故なら「異本」は一卵性双生児であろうとも指紋が違うように完全に同一のものであることはあり得ない。また優れたものであるとされる古典は、それが多様な「異本」によって時間的空間的に一種のふるいにかけられてきた。時に「異

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    2011年01月30日
  • 文章を書くこころ 思いを上手に伝えるために

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    「文章を書くこころ」4

    著者 外山滋比古
    出版 PHP文庫

    p154より引用
    “自分の書いた文章がなだらかに読めないようでは、
    他人が読んでわかりやすいわけがない。”

    英文学者である著者による、
    文章を書く為の方法をまとめた一冊。
    文章を書く心のあり方から、
    偉人達の送りあった書簡の紹介まで、
    具体的な方法と共に記されています。

    上記の引用は、
    第四章の締めの一文。
    私の場合、
    文章の前の段階である手書きの文字に、
    この引用があてはまってしまいます。
    時々走り書きのメモなどは、
    何を考えて書いたのか分からない物が出てきてしまいます。
    p43“足りないのは才能ではなく、精進と努力である。

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    2011年01月10日
  • ライフワークの思想

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    外山先生らしい本です。
    読みやすい部分と読みにくい部分があり,読みにくい部分は飛ばして読んでいます。でも,非常に勉強になるところもあります。
    日本人の面食い文化の章(第4章)に私は共感しました。

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    2010年09月05日
  • 異本論

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    文学、さらには芸術全般、より大きく言えばコミュニケーションにおいて、「異本化」は必ず生じうるものであるし、生じないものは表現ではありえない。
    「あるがまま」読む、解釈することは有り得ないし、誤解(異本化)することによって、文学作品となり、古典となる。
    原稿至上主義に価値を置くことは、却ってそのおもしろさの価値が見えなくなる。
    自由な読み、解釈、複製の中におもしろさがあって、それを許容出来るものが古典となる。

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    2010年08月15日
  • ライフワークの思想

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    最初は、本書の題でもあるライフワークについて論述されているが、次第に脱線してしまっている感が否めない。しかし、これは起承転結の転であり、最終的には収束するかもしれない。もし収束しなかったとしても、それはそれでおもしろいような気がする。なぜなら、まったく関係がない内容と思われても、よく咀嚼するとやはり深く関係しているような気がしてくる。転の論述を本書の主題と照らし合わせながら読むことで、文章の裏側に隠された意味を汲み取れる。これは深い読書方法ではないかと、著者の著書である「読みの整理学」を思い出した。

    最後の章「ことばと心」はとても良い。病は気からってまじだと思う。あらゆる認識が言語を基礎とし

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    2011年01月22日
  • ライフワークの思想

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    人間というのは、いくつになっても学ぶ生き物なんだなぁと実感。

    知ること、学ぶことの喜びを表現するのがうまい人だな、と思います。

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    2010年05月05日
  • 文章を書くこころ 思いを上手に伝えるために

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    文章を書く上での心得。難しいことは何も書いていない。ふだん、文章をよく書く人も書かない人も、読めば何かしら得るものがあるはず。

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    2010年03月18日
  • 「マイナス」のプラス ――反常識の人生論

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    ○25浜までは海女も蓑着る時雨かな。
    ★美しく生きる人生に どうせ はない。ということらしい。
    ○151してみせて いってきかせて させてみて ほめてやらねば
    ひとはうごかじ
    ★誉めれば豚が木に登る。って、最近誉めるということがテレビでもピックアップされて始めているが。
    ○206知識が頭の働きを悪くする。
    ★知的メタボリック。知識に縛られて自由な発想が難しくなる。
    ○215朝、目を覚ましたら、すぐ起きないで、ぼんやりする。なるべく過ぎ去ったことは頭に入れない。浮き世離れたことが頭に浮かんだら、それを喜び、忘れて困るような事だったらメモをする。  こうゆう時間をもてば誰でも思考家になれる。
    ★そ

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    2010年03月14日
  • 頭のよい子は「ことば」で育つ

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    本の題名を見た瞬間、「あ!良い事言ってる!」って思いました。私も、言葉がとても大切だと常日頃から思っていて、日本語を、特に子供に対しては大切に教えたかったので、とても良い本と巡り会えたと思いました。私自身、ことばが大切だと分かっては居ても、それを子供にどう伝えればよいのか?が、分からなかったので、その方法論を勉強する良い機会で、あっと言う間に読み終えてしまいました。その中には、すぐに実行できることがいくつも書いてあって、「ゆっくり話す」「静かに話す」「唱歌」「気持ちを込めて話す」「繰り返して話す」これからやりたいこと「素読(四書五経)」「絶対語感」「聞き分ける耳を育てる」「ほめる」「子供を笑わ

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    2010年01月09日
  • 頭のよい子は「ことば」で育つ

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    知恵ある言葉、美しい言葉、そしてその使い方、学び方、教え方を教えてくれます。やっぱり大切なのは日本語であり、英語は二の次。大丈夫、そのうち全自動翻訳機が全部翻訳してくれるはずです。

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    2010年01月08日
  • ユーモアのレッスン

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    ユーモアの語源には「体液」という意味がある。体液は、血液、粘液、胆汁、黒胆汁があり、それらがうまく調和しているとき、人間は健康で、どれかが過多、バランスが崩れると特異体質になる。

    体質の問題でもあり、気質の問題でもある。この得意な気質が環境の笑いを誘う。変わった人間の面白さ・・・、そこから転じてユーモアは得意なものに触れて生まれる笑い、おかしみそのものを呼ぶようになった。

    ユーモアは、発する側だけでなく、受け取る側の心理作用としているところが独特。ウィットと比べて知的要素が少なく、共感的性格を帯びる。面白おかしいだけではなく、哀愁(ペーソス)、感傷を帯びる。複雑できわめて矛盾にみちたもので

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    2010年01月08日
  • ユーモアのレッスン

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    ユーモアが何かというのも考えさせられたけど、やっぱり具体例が面白い!
    Do you see the boy?

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    2009年10月07日
  • ことばの教養

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    英文学者が日本語について語った本。
    言葉の感覚の鋭さが全然違う。
    特に面白かったのが、たびたび出てくる「手紙」に関するくだり。
    すぐにつながる電話よりも手紙のほうが趣があって、相手の邪魔にもならずいいらしい。
    納得。こういう感性大事にしたい。

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    2009年10月07日
  • 忘却の力――創造の再発見

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    エッセイ集?です。タイトル通りの内容を期待して買うとたぶん裏切られます。が、視点が面白くひとつひとつの記事も短いので寝る前におすすめです。が、値段がちょっと高いです。

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    2009年10月04日
  • ユーモアのレッスン

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    三谷夫妻に感化されて熟読。いやー、奥深いです。
    例えば会議で煮詰まった時や、予測不可能な事態に陥ったとき
    重い空気をパッと一蹴できるようなひとことを言える存在は
    とても貴重だ。
    そして、そんな大人に私はなりたいと思う。

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    2009年10月04日
  • ちょっとした勉強のコツ

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    本当にちょっとしたコツだけれど、そのコツを全部実践したら、けっこう良い結果に結びつくのではないかと思う。
    集中力は大切だけれど、音楽を聴きながらとかリビングでとか、ながら法もわりと良いのではないかと思えてきた。
    自分の子供を見ていても、これで集中できているのだろうかと疑ってしまうほど、いつも、何かをしながら勉強している。
    でも、それで、頑張れるのだったら、あまりにも静かな場所に1人きりにしてやる必要もないのかもしれない。
    セレンディピティや、プラシーボ効果など、興味を持った。

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    2009年10月07日
  • 外山滋比古『少年記』

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    この人の日本語が好きだ。段落の切り方も言葉の選び方も本当に見事だと思う。この人が自分の話を書くなんて本当に珍しい。そう思いながらこの本を気持ちよく読んだ。
    歯切れのよさ、日本語としての出来のよさ。ここがすごい。日本語は主語を省略しても文章が作れる。それを最大限に利用しながら、あやふやなところがない。まったくもって隙がない。
    その上、なんだか懐かしいような、しかし自分の知っているのより少し前の話である。そこも嬉しい。その時代を知らずに日本を考えることの出来ない時代の話だ。
    私は外山さんを日本語の先生だと思っている。英語ではなくて。この人の日本語ほど日本を知り尽くしている文体はない。そう思う。文章

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    2009年10月04日
  • 新版 思考の整理学

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    新聞広告で○○大学で最も読まれたと、連日広告掲載されている。知識の詰め込みより思考すること。コンピュータが人の記憶を凌駕した。現在はAIが人の知能に対峙し、人は人ならではの思考を求められるまでになった。学生や若いビジネスマン向け。2026.2.25

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    2026年02月25日
  • こうやって、考える。

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    外山滋比古先生の「考え方」についての抜粋集。考え方というより「とらえ方」かな、と私は思う。

    「本は読むだけじゃダメ」「関心のあることだけに頭を使ってはダメ」「かといって常に考えてばかりでもダメ」「雑談を無駄だと思ってはダメ」

    外山先生は「ダメ」という言葉を使うことなく指摘、ああそうかと思わせてくれるので読んでいて心地いい。

    大人世代は「もう既にやったことがある」行動が多いはず。結局それは間違ってなんかなくてむしろ正解で「あともう少しだけ」視点をずらせば、時間をおけば、思いを変えれば、これまでの人生は大正解になっただろうなと思える内容。抜粋集として目を通すとあらためて「そうだよね」と身につ

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    2026年02月20日