外山滋比古のレビュー一覧
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ネタバレ<目次>
序 卒啄の機
1忘却のさまざま
忘却恐怖・先立つ忘却・カタルシス・自由
2自力と他力
グライダー効果・思考の木・カクテル・酒造り・アナロジー・比喩的
3着想
「妙想はどこから生まれるか」・着想は奇襲する・種子を寝かせる・セレンディピティー
4比喩
大きな犬・綽名の創造性・創造的比喩・朝飯前
5すばらしきかな雑談
月光会の華麗なる談笑・雑談の効用・「手前」封じ・コモンセンス
6出家的
空気・執着と遊び・出家的状況・言葉の出家・日本語の泣き所
7あえて読みさす
中絶癖・影響・本と付き合う三つの態度・脱線のすすめ
8書くスタイル
ステージ=フライト・タイミング・原稿の設計・ -
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空気の教育とは?
学校は、先生と授業で教育するが、それだけではない。目に見えない空気が、教室の勉強におとらない教育をする。そのことに、親はもちろん教師も気づいていないのは、不幸である。
薫陶というのは、そういう空気によって、いつとはなしに感化されておこる教育の効果で、精神の深いところに達する。口先だけの教育の比ではない。
先生との触れ合いは限られていても、校風という空気は、そこに学ぶものを耐えず包む。学校にいる間だけでなく、学校から帰ってもはなれことがない。こうして、いつのまにか、人間を作りあげる。空気教育は、すばらしい力を持つ。
いっけん何もしてないように見えるかもしれないが、実は外形だけ -
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読むと、文章をメキメキと書きたくなる。
書きたくなったので、実際にコレを書いているところだ。
読みやすい文章は、同じ言葉を繰り返さないらしい。
もうすでに「書く」を三回も使ってしまったことに気付く。
そして、文章を書くことは、
ピアノのように毎日練習しなければ上達しないとのこと。
これまで文章を書くのは、何かの提出を迫られた時で、
練習ではなく、常に本番だったように思う。
確かに、上達するには練習あるのみと、
言われれば、当たり前のことだが、
妙に納得させられた。
ところで、冒頭の「メキメキ」の使い方は、
実は間違っているのではないかと思うのだが、
残念ながら適した単語が見つからないので -
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「ライフワークの思想」5
著者 外山滋比古
出版 ちくま文庫
p62より引用
“この世にまったく新しいものは決してなく、
どんなに新しいものでも、何らかの意味で、
これまでのものとかならず何らかの関係をもっている。”
英文学者である著者による、
生き方や言葉に関する事柄を取り上げ、
著者独自の視点で分析・解説した一冊。
創造の為には忘却によって調和をとる等、
少し驚きを覚えるような考え方が目白押しです。
上記の引用は、
発見についての章の中の一文。
どんなに風変わりで奇妙な物や作品であっても、
材料がまずなければ出来上がらないと言う事でしょうか。
この本にある通り、
ライフワークを花咲 -
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100523 by 朝日
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・人間万事塞翁が馬・禍福はあざなえる縄の如し=災難と幸運とはまったまった… 003
・76-7
・三代目の恵まれすぎのアホ馬鹿模様=経験という師のなくんば 93
・ほめることの大切さ 150-1
・日記は朝。あたまが整理されてすっきりだから。 185
・予定=予算、と考えて書き出して順序つけて。これも朝。 187
・思考も朝。浮世離れたことこそを、目覚めの10~20にメモ 215
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16, 19, 27, 35, 83, 117, 141, 143, 146:放送局に言い含める心地よい噂, 149=褒める誉めるで育つひと, 167-8, 17 -
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購入者:今倉
貸出:清水(2008.11.17)返却(2008.12.8)
言葉は時代によって多様に変化している。言葉が乱れていると言われる時代だが、それも文化なのだと思う。手紙を書いたり、本を読むという機会はあまりないが、FK文庫によって「読書する」という機会は非常に増えた。少しずつでも「本」をこれからも読んでいこうと思った。
貸出:今倉(2008.11.17)返却(2008.12.30)
堅苦い本かなと思って購入しましたが、実はことばの教養にまつわるエッセイで意外に面白かったです。特に“読書の愉しみ”の章は共感しました。私も昔は少し背伸びして大人っぽい本をたくさん読むのが好きだったので、も -
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著者は、有名な「思考の整理学」を書いた書いた人で、その続編とも
いえる内容になっています。(思考の整理学については、読んだ事があるのですが
書評は改めて読みなおした後で行います。)
アイデアとは、酒と同じで熟成が必要だ。そして熟成は一晩寝る事で完成する事も
ある。また、他業種・他専攻の人達との雑談はアイデの厳選であり、アイデアとは
その一瞬にメモを取らないと彼方へ逃げてしまう。というような内容になっています。
また、本書の中で述べられている実践できる創造思考を鍛えるトレーニングは、
1.他業種との交流、同業種との交流:専門的内容から雑談まで
2.散歩は、「考える」場所として最適である。散歩 -
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「散歩のような、軽やかな読書」
だなんて、なんて素敵なんでしょう…
思いがけない発見=セレンディピティを大切に、
風のように軽やかに本を読みたい…!
仕事ができる人は、忙しいはずなのに
すぐ旅行するしジョギングするし
バーベキューをする(ドドド偏見)。
とにかくいろんなところに顔を出している、
気がする。
セレピ偏差値が高い。
読書も似ているのかも。
何かを得ようと身構えず、
専門にとらわれず、様々なジャンルの本を渡り歩く。
すると、狙っていなかった1行に、
不意打ちのように心を揺さぶられる。
外山先生いわく、
そんな乱読のセレンディピティが
知識ではなく生きる力を
身につける -
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小説好きとしてはちょっと耳が痛い内容も多かった。
「アルファ読み(読むだけ)」と「ベータ読み(考えて読む)」というのは読み方の違いを著者なりに区別した言葉なのだが、
文学は橋渡しにはなるけど、それだけではベータ読みは身につかないという。
小説以外に興味を持つことも多くはなったが、やはり小説に惹かれることの方は圧倒的に多い。
読む力云々はどうでもよく、
単純に物語を楽しみたいだけであるなら、
ベータ読みなどできなくても良いとは思う。
が、知識があるが故に楽しめる内容というものはあるわけで…
物語を十二分に味わいつくすためには、
文学以外を読むことも大事なのではないか。
アルファ読みの精 -
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1. 乱読のすすめ:忘却が生む創造性
-従来の読書は「精読」や「熟読」が尊ばれ、内容を正しく理解し記憶することが重視されてきた。しかし、著者はこれを通俗的な教育の弊害とし、「乱読」の価値を強調する。
-乱読とは、目的を定めず、多種多様なジャンルの本を脈絡なく読むことである。これにより、一見無関係な知識同士が頭の中で衝突し、新しいアイデアが生まれる土壌が作られる。
-読書において重要なのは「覚えること」ではなく「忘れること」である。忘却によって知識が濾過され、純化されたエッセンスだけが潜在意識に残る。これが思わぬ局面で結びつくことこそが、セレンディピティの正体である。
2. 乱談の効用:対話に -
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考えるとはどういうことかという哲学的な部分から、実際どういう手段で考えるかという部分まで書いてあります。
大学生の時読んでいれば、卒論の内容や学習に対する向き合い方も変わっていたんじゃないか?と思わせてくれます。
頭の中で自分が大切にしているものは自然と残る。
それを洗練し、拡散していくことが、真の思考なのだと感じました。なにを集めて、どう磨いて、どこを捨てるのか。こうして出来上がったもの血の通った思考であり、それこそが個性ですよね。
個性に裏打ちされた思考は美しく深いものなんだろうと本著を読んで感じました。
頭のいい人の考えることはやはり視点が違うなと痛感しました。 -
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「人間は考える葦である」と言ったのは、フランスの哲学者パスカルである。人間という生き物は葦のように脆弱であるが、考えること、思考できる偉大さがあるという意味だ。それだけ思考には意味があり、武器となる。しかし武器である以上磨かなければ意味がない。日ごろの点検整備を行なって、いつでも使えるよう整えることで初めて有効となる。本書は思考の整備、整理を行うための実例を述べた本である。
東大で一番読まれた本という文言に惹かれてしまった。「いっちょ頭の良い人の頭の中はどうなってるのか覗いてみっか」という軽いノリで手に取ってしまった。読んでみてある意味で、思考という概念の枠組みを作り直す試みであった。こ