外山滋比古のレビュー一覧

  • こうやって、考える。

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    ネタバレ

    本書を読んで、一番印象に残ったのは「読後の余韻を使う」という考え方だった。

    これまでの自分は、読んだらすぐにアウトプットすることが良い読書だと思っていた。
    しかし本書は、あえてぼんやりする時間を持ち、考えを寝かせることの大切さを説く。

    知識は集めるだけでは思考にならない。

    自分の経験と結びつき、自分の言葉になって初めて「考えた」と言えるのだと思う。

    これからは、寝る前のぼんやりした時間も、思考を育てる大切な時間として過ごしてみたい。

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    2026年07月13日
  • 乱読・乱談のセレンディピティ

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    セレンディピティというのは、その通りで、別のどこかで考えてたことが、繋がる時が多々ある。
    偶然性と訳されるが、私が思うに、これは決して偶然ではなく、種を蒔いた結果としての不明瞭な必然なのだ。

    「本は読めないものだから心配するな (ちくま文庫 す-28-1)」と合わせて読めば、読書は怖くない。
    つまみ食いも忘却も全て等しく道となる。

    読書だけでは終われなく、会話や対話が大事なのは、経験からも納得できる。だからこそポッドキャストだ。

    とはいえ、著者はもう気負うものがなかったのか、なかなか鋭く重くディスる。

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    2026年07月08日
  • 新版 空気の教育

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    2026年の今、新版でこの本を出そうと思った、ちくま文庫の方はすごいなと思う。

    外山滋比古の教育論は、今の時代からすると「ん?」と思う所がないわけではない。
    まぁ、授業参観で親同士の会話のうるささを指摘して、抗議文が来る、といった意味の「ん?」ではないけれど(笑)

    でも、この一冊に漂う空気、「薫陶」というキーワードは、なんだか心に重く残った。
    コスパだとかタイパだとか言っている時代の中で、いやいや、空気で人を育てるんですよ、と言い切れたらいいのに。

    それは、「右に倣え」をしなさいという意味ではない。

    KYという言葉は、別に「人に合わせよ」という意味ではないと思う。

    聞こうとする姿勢、知ろうとする姿勢、そこにズレが生じることに不調和が生じるような気がする。

    自分を律することもまた、場がどんな振る舞いを求めているかを、知ろうとすることから始まる。
    それは無言のコミュニケーションであって、それが自然と行き交う時に、居心地の良さを感じる。

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    2026年07月04日
  • 乱読のセレンディピティ

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    乱読はよくするので、著者の言う乱読のセレンディピティには激しく同意である。
    今の学校教育は知らないが、日本の学校では読む練習というのをちゃんとしてこなかった。著者が言うアルファー読み(内容についてあらかじめ知識を持っているときの読み方)ばかりなされてきたので、ベーター読み(内容、意味のわからない文章の読み方)ができない。これにも納得である。それゆえ、モノが読めるようにはならないのである。
    著者が勧めている乱読の一つに、新聞を隅から隅まで読むというのがある。今まで興味のある箇所しか読んでいなかったが、端から端までさまざまなジャンルの記事を読もうと思う。時間がなければ見出しのみ読んで、実践してみようと思う。
    また、ゆっくり読むのは良くないという。ある程度のスピードを持って読むことで理解できることもあるようだ。難解な文章などゆっくりと読んでいたが、これも実践してみようと思う。

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    2026年06月19日
  • 知的生活習慣

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     全部集中して読んだわけじゃないけど、日記をつけることは良い忘却につながるとか、1日の計画を朝に立てるとか、知識をつけてばかりじゃ意味ないとかは納得できて面白かった。後半あたりからあまり共感できなくなってきた。

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    2026年06月17日
  • 新版 思考の整理学

    購入済み

    東大生や京大生から根強い支持があるという本。
    読む前に持っていたイメージと異なり、小難しい言葉を並べ立てているわけでもなく、意外と読みやすかった。
    さすがにかなり昔の本だけあって、理屈よりも経験則や気合に依った方法論が多い。
    ただ、その内容が的を射ていることが多いからこそ、長い年月読みつがれているのだろう。

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    2026年05月24日
  • 新版 思考の整理学

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    昨日、上司にオススメだと貸していただいた。
    上司のおすすめとあって一気見。参考になりました。
    イン・ザ・メガチャーチの続き読も。

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    2026年05月23日
  • 新版 思考の整理学

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    ところどころ難しく、完全には理解しきれない部分もあったが、自分の実感と結びつく内容が多く興味深かった。
    特に、入浴中や通勤途中など、意識的に考えていない時にふとアイデアが浮かぶことや、人の話を聞く際にメモを取るより内容に集中した方が記憶に残る感覚などが、納得できる形で言語化されていた。
    また、いつまでも覚えていることと、すぐ忘れてしまうことの違いについての考え方にも共感した。
    思考を寝かせるという発想が印象的だった。

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    2026年05月19日
  • 傷のあるリンゴ

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    GADOROの

    完璧追い求める人間も偉大だが
    人生に失敗が無きゃ人生の失敗だな

    って歌詞を思い出した

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    2026年05月18日
  • 新版 思考の整理学

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    インプットと思考にふけることが好きなモノとして、結構刺さった部分が多かったです。
    今の情報過多の時代にテクノロジーなどを活用しつつ、自分の中で整理する習慣をつけるべきだなと総じて感じた。
    歴史などの今まで重ねてきた物を再度学ぶことも、やってみたいと楽しみになりました。

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    2026年05月13日
  • 乱読のセレンディピティ

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    思考の整理学に似た、知識ばかりを詰め込むことが必ずしもよくないことを教えてくれる本。
    専門バカにならないためにも色々な本を乱読して、アイデアの組み合わせを促進していきたい。

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    2026年05月11日
  • 老いの整理学

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    まだ自分の年代で読むには少し早いかなと思いましたが、試しに読んでみました。タイトルに限らず、今の自分にも必要な考えなど、今後を見通した上で大切なものがたくさん集まっていると感じた本でした。とても面白かったです。ありがとうございました。

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    2026年05月10日
  • 新版 思考の整理学

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    自分は目標としたことやアイデアを、直ぐに口に出してしまう。そして、それだけで終わってしまうことが少なくない。本書を読み、自分のアイデアや知識は人にペラペラと話すのではなく、自分の中に留めてその炎を燃やすように育てていきたいと感じました。そうする事で、口だけの人間にならず目標に向けて努力して実現するまでに進化できる。

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    2026年05月07日
  • こうやって、考える。

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    考えたことやメモはとにかくまずはたくさん書いておく。そして忘れてしまえばいい
    メモを厳選してノートにまとめ直し、一旦脳みそからは追い出して、そしてまた考えることで自分の考えが生まれる

    溜め込んだだけの知識は生きるための知恵ではない
    増やすばかりだと重しになって思考が鈍化する
    書き出して、忘れて、身軽にして発想する

    忘れていいはちょっと気が楽になる
    溜め込まずに書き出していこう

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    2026年05月04日
  • 乱読のセレンディピティ

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    「散歩のような、軽やかな読書」

    だなんて、なんて素敵なんでしょう…
    思いがけない発見=セレンディピティを大切に、
    風のように軽やかに本を読みたい…!

    仕事ができる人は、忙しいはずなのに
    すぐ旅行するしジョギングするし
    バーベキューをする(ドドド偏見)。 
    とにかくいろんなところに顔を出している、
    気がする。

    セレピ偏差値が高い。

    読書も似ているのかも。
    何かを得ようと身構えず、
    専門にとらわれず、様々なジャンルの本を渡り歩く。
    すると、狙っていなかった1行に、
    不意打ちのように心を揺さぶられる。

    外山先生いわく、
    そんな乱読のセレンディピティが
    知識ではなく生きる力を
    身につけるための読書につながるそう。

    失敗をおそれず、とにかく読むのだ…!

    「知識を詰め込む読書」にはとことん批判的でキレッキレ。

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    『知識が適量を超えるようなことがあると、思考のはたらき作用を妨害し、よくものを知っているバカがあらわれたりする。』

    『生きる力とは結びつかない、知識のための知識を不当によろこぶ勘違いである。知識メタボリック症候群にかかっていては、健全な生き方をしていくことは叶わない。』



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    2026年05月03日
  • 消えるコトバ・消えないコトバ

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    外山先生の本はいつも読みやすい。本のタイトルの内容とは異なる気もしたが、一貫して、インサイダー思考↔︎アウトサイダー思考の話で、アウトサイダー思考を持とうと主張している。文化、社会、はたまた自分も、客観視、メタ認知することで見えてくる視点を大切に、ということだろう。中に入ってしまうと当たり前になってしまう事柄を少し離れて観るだけでも、違った発想が生まれ得る。

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    2026年05月03日
  • 乱読・乱談のセレンディピティ

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    小説好きとしてはちょっと耳が痛い内容も多かった。

    「アルファ読み(読むだけ)」と「ベータ読み(考えて読む)」というのは読み方の違いを著者なりに区別した言葉なのだが、
    文学は橋渡しにはなるけど、それだけではベータ読みは身につかないという。

    小説以外に興味を持つことも多くはなったが、やはり小説に惹かれることの方は圧倒的に多い。

    読む力云々はどうでもよく、
    単純に物語を楽しみたいだけであるなら、
    ベータ読みなどできなくても良いとは思う。

    が、知識があるが故に楽しめる内容というものはあるわけで…
    物語を十二分に味わいつくすためには、
    文学以外を読むことも大事なのではないか。

    アルファ読みの精度を上げるために、ベータ読みで情報を理解し、思考する。
    本末転倒な気もするが、今でも十分楽しい読書がより楽しくなるかもと想像すると、試してみたくなる。
    そう思ってしまうのが、本好きの性分なのかもしれない。

    異なる分野の人と話すことで新しい発想が生まれる「乱談」の話も面白かった。同じ世界に閉じこもると視野が狭くなるのは確かだと思う。

    繰り返しが多くて少し冗長に感じる部分はあったけど、全体としては納得感のある一冊。

    読むことそのものだけじゃなく、「どう読むか」「どう活かすか」を考えさせられた。

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    2026年04月28日
  • こうやって、考える。

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    著書からいい言葉を集めた格言集みたいな本です。

    最初は、
    一部分だけを切り抜いても
    前後の文脈もないのにわからん!
    と思いながら読み進めてたら
    いつのまにか
    言葉と言葉がつながってきて
    あっ、そういうことか、と
    ピンときます。

    けど、だいたいの自己啓発本と同じような内容だと思いました。
    時系列的には外山さんの方が先かも。


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    2026年04月26日
  • 乱読・乱談のセレンディピティ

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    1. 乱読のすすめ:忘却が生む創造性
    -従来の読書は「精読」や「熟読」が尊ばれ、内容を正しく理解し記憶することが重視されてきた。しかし、著者はこれを通俗的な教育の弊害とし、「乱読」の価値を強調する。
    -乱読とは、目的を定めず、多種多様なジャンルの本を脈絡なく読むことである。これにより、一見無関係な知識同士が頭の中で衝突し、新しいアイデアが生まれる土壌が作られる。
    -読書において重要なのは「覚えること」ではなく「忘れること」である。忘却によって知識が濾過され、純化されたエッセンスだけが潜在意識に残る。これが思わぬ局面で結びつくことこそが、セレンディピティの正体である。

    2. 乱談の効用:対話による知の触発
    -一人で思考に耽る「沈思黙考」よりも、他者とのとりとめのないおしゃべり、すなわち「乱談」にこそ知的な発見が潜んでいる。
    -乱談は、あらかじめ結論を用意した「議論」とは異なる。予定調和を排した自由な会話の中で、自分の口から出た言葉が自分自身を驚かせるような、動的な思考のプロセスが活性化される。
    -異質な他者との接触が、自己の固定観念を揺さぶり、思考の「風通し」を良くする。知的刺激は、静止した知識からではなく、動いている言葉のやり取りから発生する。

    3. 「思考の整理学」の深化とセレンディピティ
    -著者の代表作『思考の整理学』で説かれた「グライダー型(受動的)」から「飛行機型(能動的)」への脱却というテーマが、本書ではさらに一歩進められている。
    -セレンディピティ(素敵な偶然の発見)を引き寄せるには、執着を捨て、心に余裕や「遊び」を持たせることが不可欠である。
    -「セカンド・アイ(第二の目)」の重要性。対象を正面から凝視するのではなく、周辺視野でぼんやりと眺めるような姿勢が、隠れた本質を見抜くことにつながる。

    4. 結語:未知なるものへの開放
    -現代社会は情報の効率性や正解を求めすぎる傾向にあるが、それは創造性を枯渇させる。
    -知的成熟とは、知識を増やすことではなく、既知の枠組みを超えて「未知なるもの」に面白みを感じ、偶然を味方につける能力を養うことである。
    -乱読と乱談を繰り返すことで、知性は開かれたものとなり、人生における豊かな発見のチャンスを最大化できる。

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    2026年04月26日
  • 思考力

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    『思考の生理学』しか読んだことがなかった外山滋比古さんの本。こうあるべきという話ももちろん参考になるが、この時代も含めて作者の育ち、学生時代、仕事を含めた半生がわかるという点でおもしろい。
    頭が固い?ような気もしなくもなかったが、人とは違うことをやる・自分の道を行くみたいなのはすごい人の特性なんだろう。

    とりあえず、自分も周りに流されるのではなく自分の軸に拠る後悔しない生き方をしたい。株式投資でちゃんと収益も得たい。

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    2026年04月26日