外山滋比古のレビュー一覧

  • 思考力の方法

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    「聴く」ということに興味を持たせて頂いた本です。耳は賢い!まず最初に発達するのは耳!「読み書き」よりも「聴く話す」まさにそうだなと感心するばかりです。この本に出会えたことに感謝です。

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    2020年07月30日
  • 思考力

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    ネタバレ

     他人がやりたいと言う事はやらず、やりたがらない事をやる。
     失敗することが財産になる。
     負ける経験も人生には必要なこと

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    2019年11月16日
  • 空気の教育

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    2019/7/28
    外山滋比古さんの本は本当に面白くて、その考え方はとても参考になるものが多いです。
    この本では、教師としての外山滋比古さんの経験をもとにして1983年に書かれたものを、2011年版に色々と古くなったものは除きながら再編集したものだそうです。学校での教育に関すること、教師としてのあり方や心がけていくこと、保護者の変化について現代の社会の変化にも触れながら、どうして保護者にも変化が起きているのだろうということを考えるきっかけを与えてくれているように感じます。
    書かれた時期が古いので、若干、今の時代の感覚では合わないんじゃないかなと思うところもありましたが、話の大筋の観念はやはりブ

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    2019年07月29日
  • 伝達の整理学

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    世の中のありとあらゆる伝達、伝えることに焦点を当てて書かれた本。外山滋比古さんの本は本当に勉強になるし新しく気づかされることが多くてためになるなとおもいます。
    特に、情報や言葉の受け手と送り手に関すること。日本人は基本的に送り手優位な部分が目立っていたが時代とともにそうでも無くなってきていること。そうしたことについて、手紙、ハガキ、出版、放送、教育、言語などの細部にまで考えを巡らせて、検証してくれている。
    古典に関する内容のところでも、厳密に言うと古典は受け手によって常に変化し続けて現代に至っているので史実を忠実に伝えるなどと言うことはあり得ない的な内容の部分に共感した。
    また、伝達をする側だ

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    2019年05月12日
  • 文章を書くこころ 思いを上手に伝えるために

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    ネタバレ

    外山滋比古の著作は、東大・京大の学生にひろく読まれているらしい。実際手にとればさもありなん、おもしろくてタメになる。そのうえわかりやすい。読めばひとつ学問を修めた気分になる(気になった、で放置するか人生に活かすかは個人差がある)。本書もタイトルそのままの内容で、論文・散文・手紙など、あらゆる「書く」行為へのアドバイスが詰まっている。学生・社会人問わずおすすめしたい一冊。

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    2019年03月20日
  • 知的生活習慣

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    健康的な生活習慣だけではなく、知的な生活習慣も身につけることで人生を豊かにすることができることを謳っている。知識を身につけるだけではなく、生活第一を念頭に、自分の頭で考える習慣を身につけることが大切である。

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    2019年03月11日
  • 傷のあるリンゴ

    購入済み

    疲れてる時に読みたい

    気負わずに読めて、でも時々ハッとする所のある、大好きなエッセイ集です。
    誰しも思い当たることがあるでしょう。読後、心がじわっと暖かくなります。

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    2019年02月11日
  • ことばの教養

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    日本語や読書に関するエッセイ。
    タイトルと著者名を見て即買い。

    昭和57年と63年に出された著書から、選りすぐったエッセイを
    再編集した一冊。
    内容によっては今の時代と合っていないものも多少あるけれど、
    ほとんどのエッセイは今もその輝きを失っていない。

    第一章「心を伝える」の中の「手紙のある生活」では、就職した
    時に高校の同級生宛に書いた手紙をことを思い出し、「思います」
    では、常日頃思っていることを言い当ててくれたし、試験直前の
    大変なときに限って普段は目もくれない本棚の本を読み耽って
    しまうという第三章「読書の愉しみ」には、身に覚えがある!と
    手を打ってしまった。

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    2018年11月18日
  • 知的創造のヒント

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    "外山さんの本は3冊目になるかな。考えること、思考すること、その方法のヒントを集めたコラム。
    この本でもふれているが、外山さんは、比喩がすばらしい。抜群という表現があっている気がするが、自分ごときが偉そうにこんなコメントをするのは気が引ける。
    グライダー効果 とか、 酒造り と カクテル など、ぼんくらな私にも「なるほど~」と頭に入ってくる。
    私は、比喩がうまくできる人になりたい。そうなるには、物事を俯瞰して把握していることと、その仕組みなりシステムなりを的確に言い換えるものを多くしっていないとできない。
    人生経験を積み重ねる中で、身につけたいと思った。"

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    2018年10月17日
  • 忘れる力 思考への知の条件

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    忘却は、知識を整理し、浄化し、創造的思考を行うために必要な媒体である。筆者が指摘するように、せっかく入れた知識を忘れてしまうことを恐れ、いかに忘れないように、思い出せるようにするか、ということに関心を持っていたが、忘却する力、自然に備わっている現象を素直に受け止めようという気持ちになれた。この感想も、細かいことなどメモせずに、気楽に思ったことを書いてみた。

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    2018年06月14日
  • 日本の英語、英文学

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    ネタバレ

    日本語は後方重心思考。欧文は前方重心。英語の本、翻訳を読むときは冒頭をよく読むべき。そうだったのか!

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    2018年02月24日
  • ユーモアのレッスン

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    ジョークや落語で笑うことは簡単だが、サテそれがなぜ、どのようにして面白く感じるのか。それを説明するとなると、非常にむつかしいのであるな。

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    2018年01月08日
  • 思考力の方法

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    本の帯はすぐに破棄してしまう私だが、今回は外山先生のお顔が載っていたので、敬意を表してつけたまま読み進めた。
    いつも以上に軽快な文章で読みやすく、それでいて奥が深い。今回はエッセイのような要素もあり、楽しめた。中でも、外山先生が小学校の作文の添削コメントで酷評され、自信を失ったというエピソードには驚いた。
    この本は、「聴く力」の大切さが説いてはあるものの、思考力すべてに言及している。歴史的な知識を深め、日本語の面白さも発見できる名著だと思う。

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    2015年03月17日
  • 文章を書くこころ 思いを上手に伝えるために

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     前回読んだときに何も感想を書いていなかったようなので、再読した今回、感想をメモしておきます。

     外山さんの本は、どれも読みやすいのがいいですね。文体がそれほど難しくなく、主張もはっきりしています。今回は、文章を書くということについて、いろいろ思いを語っています。

     現代人も、筆や万年筆はあまり使わなくなりましたが、パソコンやスマホで、相当文章を入力しているのは間違いありません。ある意味では、昔の人よりも、文字を書いている(入力している)かも知れません。

     しかし、文章を書くための道具が変わったように、文章を書く心持ちもずいぶん変わってしまったように感じました。

     前半、第4章までは、

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    2014年12月30日
  • 思考力

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    著者のミリオンセラーである「思考の整理学」という本を以前読んだことがあって、それがすごく刺激的だったのを覚えている。この本は、東大や京大の学生たちに人気のあった本だ。
    で、この本も個人的には心にグサッときて、ちょっとやられてしまっている。
    最初は、知識と思考は別ものという考えを展開していて(αブロガーのちきりんさんと似てる)、そこから日本人の陥っている現状の問題に触れながら、最後のほうでは自分のこれまでの生き方の話で終わる。
    日本人の典型的な優等生は読むといいかもしれない。すごく逆説なことが書かれている。

    知識は思考と違って答えが出てしまっている。
    知識は暗記力があれば習得できる。
    知識があ

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    2014年05月25日
  • 「ことば」は「こころ」

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    美しい日本語について、音声面や時代の変化、そして文法解説など、幅広くかつわかりやすく解説されている。
    単なる知識本ではなく、日本人として日本語を話すという視点から書かれており、自分が普段なにげなく使っている言葉を見直す機会にもなる。
    本書のあとがきにあるように、「ことばづかいはこころづかいである」この一文に尽きると思う。いくら敬語を文法的に正しく使えていても、相手に対する敬意がなければそれは”敬語”ではないということだ。
    自分の言葉とともに、心もチェックしてみようと思う。

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    2014年04月06日
  • 考えるとはどういうことか(集英社インターナショナル)

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    人間の思考において大切なことー多面的な視点、経験、選択の見極めー納得しながら読み進めました。また、日本語の曖昧な表現方法から説いた民俗論も興味深いところ。海外文学が建築的表現に対し、日本の俳句、短歌は彫刻的表現という指摘も面白かったです。

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    2014年03月11日
  • 空気の教育

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    p-172「親が子供のためにということの少なくとも半分は親自身の虚栄心を満たすためである・・・子供は成長の苦しみを存分に味わっているのだから・・・大人の夢を押し付けるような残酷なことはしない・・・」

    p-184「理想を掲げる。それに向かって走らせる。転んでも立ち上がればいい。道を間違えてもやり直せばいいい」

    p-189「褒めるのは陰で、叱るのは本人だけにそっと。」

    p-203「こどもにやる気を起こさせるにはホウビという勲章をやらなくてはならない。」「ケチケチすることはないが、賞がインフレを起こしてもいけない。」

    等、為になる言葉がいくつもある。

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    2013年10月13日
  • 知的創造のヒント

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     知識のインプットをするのが人間だけではなくなった今、人間にしかできない「考える」ことの重要さを著者は主張しています。
     知識というと少しカタい感じがしますが、観たもの・聞いたものをどのように自分なりに消化するか。それが「考える」ことではないでしょうか。けれども、ものを「考える」ということは案外難しい。この書籍には、そのためのヒントが書かれています。
     これから論文を書こうと思っている学生のみなさんにおすすめなのはもちろんのこと、社会人の方々も一読の価値はあり!

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    2013年02月26日
  • 傷のあるリンゴ

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    読もう読もうとおもっていた外山先生の本。いただいたのでゆっくり読書。傷のあるリンゴは甘い。少し不足のあるほうが人間的な成長を促す。常識と思われている局面を疑いながら、それから真実を見つけていく考察はさすが。

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    2012年10月08日