外山滋比古のレビュー一覧

  • 乱読のセレンディピティ

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    乱読がセレンピリテイを生むという話。
    外山さんが日本語を再発見するのは、英語をよく読んだから、という話があって、いろんな物を読むことで、近いものを客観視できるのかな、と思った。

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    2022年12月27日
  • 人生相談 谷川俊太郎対談集

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    全部は読んでない。お父さんの徹三さんとのおしゃべりと、鶴見俊輔さんとのおしゃべりだけ読んだ。

    大人のおしゃべりはおもしろいな。

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    2022年12月22日
  • ライフワークの思想

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    本書は、4つのテーマからなるエッセイである。

    文庫版のあとがきにある、次のことばが、本書を物語っています。
    「ライフワークという仕事のあることをめぐって考えたのが第1章、ついで、ただ知識をふやせばいいという知的能力だけでは不十分、自ら考える必要を念頭に大人の学びを考える第2章、さらに、われわれは島国に生きているのだということを再確認するための文章を集めた第3章、そして、最後は文化の根幹としての教育とことばについて考えた章。」

    きになっていることは以下の通りです。

    ・(ことばをねかす)ねかす期間は、多忙な仕事時間だと思う。見過ぎ世過ぎの仕事に追われて、しばし、酒造りのことを忘れるのは、むし

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    2022年12月19日
  • 乱読のセレンディピティ

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    乱読のセレンディピティという言葉に
    触れることがあって、
    手に取った本。

    一つに絞らず。
    多くを読み知る。

    理解できずとも。
    そこからはじめることにした。

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    2022年12月12日
  • 乱読のセレンディピティ

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    人はどんなに理解したと思っていても、自分の解釈を加えてやっと理解している。というのに一番ハッとした。

    良書悪書や分野、書籍の形式にとらわれずに乱読する。
    知識のためだけではなく自分の価値判断で思考する。
    そうすることでセレンディピティが生まれる。

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    2022年12月06日
  • 文章を書くこころ 思いを上手に伝えるために

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     このところしばらく外山滋比古さんの本が好き。別に小説家になりたいわけでもなければ、日常的に文章を書く機会なんかこうやって読書感想文を書くくらいのもの。だけれどこの本を見つけたとき、外山さんのように凛とした文章を書く人が普段どんなことに気を配っているのか知りたいなあと思って手に取り、興味深く読んだ。
     印象に残ったのは、本文中で外山さん自身も述べられている通り、ひとつひとつの文章の短さ。小説なんかを読んでいると稀に見かける、形容詞や接続詞が多用されるあまり「次の読点はまだか〜」と待ち遠しくなってしまうような長い文章は、ひとつもない。スピーチにしろ、原稿にしろ、長いものより短いものを用意する方が

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    2022年11月09日
  • やわらかく、考える。

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    重要な所をピックアップされて、すぐに吸収できるようになっています。
    とても読みやすく、わかりやすいです

    でも、本当は抜粋される前の本を自分で読んで、ここが大切だと気づきながら読む方がいいとも思いました。

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    2022年10月18日
  • やわらかく、考える。

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     言葉の選び方、使い方、本の読み方、ものの考え方、捉え方、生き方。さまざまなテーマについて、外山滋比古氏の過去の著作から抜粋した短文で読者を導く。
     ベストセラー『こうやって、考える』の第二弾とは知らずに書店で購入。やっぱりこういうのは第一弾から順に読んでいくべきだったかしら。『思考の整理学』は学生時代に買って以来何度か読んでいるけれど正直あまり内容を覚えていない。雑念と煩悩まみれの日常にどっぷり埋没して生きているわたしには少し崇高すぎるのかもしれない。そんな中、この本は比較的カジュアルで良かった。むやみにあらゆることを「記録」して忘れずにいようとすることで逆に頭の中が窮屈になって新しい出会い

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    2022年09月13日
  • やわらかく、考える。

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    ネタバレ

    多くのエッセイを挙げて、凝り固まった思考をもみほぐしてくれる、マッサージ本。面白いなと思ったこと。
    ・線で表現するのではなく、点で表現して読者
     に線を引かせる。  
      →人は完成されたものを与えられるよりも、体験として作り上げて行くほうが良い。また、この点で表現するという事は、自らの体験に根ざした方にも通って線として繋がるので、人によって線の繋げ方が様々。それが、多くの読者の共感を呼ぶ。
    ・正しいことではなく、面白いことの方が記憶に残る。→面白い仕事をしよう。
    ・日本語は豆腐みたいなもの。
     外国語はレンガみたいなもので、外国語の方が、論理を組み立てやすい。逆に、日本語の方が仔細なところま

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    2022年07月31日
  • やわらかく、考える。

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    1.第一段の「こうやって、考える」とセットで読もうと思い、やっと購入しました。読みたい理由は一緒です。

    2.思考を柔らかくするには楽しむことが重要。喜ぶではなく、楽しむ。これは、力が入ってしまうことで思考が急に狭まってしまうからです。そのためには、前著で述べた「余裕を作る」以外にも思いつくための術があります。本書では著者自身が述べてきた「柔らかくするための術」をまとめた箴言集です。

    3.こうしなければならないという気持ちが勝手に自分を縛り付けているのだと思います。私達は長年の教育で「しなさい」という押し付けを学んできました。その一方で「したい」ということを学んでません。「したい」という思い

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    2022年06月28日
  • 「忘れる」力

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    『われわれは、忘却によって、頭がよくなっている』

    思えば睡眠や散歩が大事なんだと気づいたのも外山さんの書籍だったような気がする。外山さんの語り口調はいつ読んでもそうだよなぁ...とついつい思ってしまう。
    外山さんがこういっているだから、自分もこれくらいで良いか、みたいに安心できるのが良い。

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    2022年06月21日
  • 最高の雑談術 ~乱談のセレンディピティ~

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    本を読むことはこれまで考えられてきたほど、高度の知的活動ではない、と書いておきながら、たくさん本の話しが出てきます。
    このギャップがまた面白い。

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    2022年05月29日
  • こうやって、考える。

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    表紙より、
    「考えかた」の超入門書。

    とのことなのですが、だいぶ構えて読んだ。

    そしたら、あらまぁ。読みやすいのね。1ページにつき一つの見出しで、簡単に内容が書かれてる。

    いきなりの001で、こころを打たれました。
    発想のおもしろさは、化合物のおもしろさ。
    これなんですよ。
    どこをどうしたって模倣な気がして、オリジナルってなんなんだろうって悩みはじめたらどうしようもなくて。
    「元素をつくり出すことではない。」
    なんと、勇気の出るお言葉。

    他にも、執着をなくす、とか、笑いで頭を良くする、とか、仕事じゃなくても、日常においての大事な部分での考え方、言ってしまえば生き方においてこうしたらいい

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    2022年05月16日
  • こうやって、考える。

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    外山滋比古氏の著書のエッセンスを凝縮させたお得な一冊。と思って購入したが・・・”ん?”読んでいると、なんだかバラバラしていて読みにくい。短くまとめてあるのだが、あくまでもそこには抜粋した言葉が書かれているだけ。これを読んだだけですべてを理解するのはちょっと虫が良すぎるのかも。すでに読んでいる本であれば「あ~、そんなこと書いてあったな~」と思い出すのに最適。まだ読んでいない本であれば、「これも読んでみよう」そう思わせてくれる。そんな感じの手引書と言った感じだろうか。
    外山滋比古氏の本は愛読していたつもりだったが、まだまだ読んでいない本がたくさんあることにも気づけた。今後の自分の読書選びに役立てて

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    2022年04月11日
  • こうやって、考える。

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    外山先生の文章を読んでいると、自分が知識太りしていると思える。忘れることも大切。本を読んでいない時間も大切。こんなに読んだと冊数を誇るような人にはなりたくない。考える力を養う方向にシフトしていきたい。この本を読むと、読書に対する接し方がもっとラフでいいんだと前を向かせてくれる。

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    2022年04月03日
  • お金の整理学(小学館新書)

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    ネタバレ

    95歳で書かれた本。
    老後も楽しみを。株もそのひとつ。
    〈実験〉→〈思考〉→〈知識〉。知識が先ではない。失敗を伴って良い。
    高齢者が元気な「チョコレー党」に一票。

    株主優待より配当!!
    まずは新聞で株価欄をチェック、トレーニング。

    1.元手の額を決めて、銘柄をいくつか選択。
    2.続ける秘訣は週に一度。毎日見ない。
    3.グラフを作る。全体像が可視化される。
    4.慣れてきたら毎日株価をチェック。
    5.半年続ける。

    いいじゃん。ふむふむ。まずはトレーニング、やってみようか。

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    2022年10月26日
  • 傷のあるリンゴ

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    気軽に読めたけど、面白い本でした。

    人生は様々な角度から解釈することができる。
    著者の逆転の発想はユニークで
    いろんな見方が出来れば、人生は豊かになるかもしれない。

    表題の「傷のあるリンゴ」は象徴的な話でした。
    人間も完全無欠な人より
    少し欠けたところのある人の方が人間らしさがあって好まれる。

    でもその良さがわかるようになるには
    本気で人間の価値を見ようとしなければ分からない。

    そう考えたら、完璧で順風満帆なキャリアよりも
    失敗を挟んだキャリアの方がどこか魅力がある気がします...

    社会常識に縛られず
    自分の頭で考えて生きることの大切さを忘れないようにしたい。

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    2022年01月30日
  • こうやって、考える。

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    文字数が少なくて読みやすかった。
    150個の比較的短い言葉たち全部に心当たりがある

    本を購入することはあまりないが久しぶりに買うか迷った

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    2021年12月06日
  • お金の整理学(小学館新書)

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    先に96歳で亡くなられた著書の晩年の作品。これから定年を迎える世代にはとても共感できる内容で、逆に働き盛りな人から見ればがんばって働けば到達できる境地と、歳を重ねることに楽しみを覚えるかもしれない。
    本の内容は、老後のお金のこと、老後の生き甲斐のことと大きく2つのテーマがある。
    生き甲斐については、人に喜ばれるリスクを取らない仕事を自分の持つ趣味の中から身近な人達と論議しながら見出す事と説いており、自然と自分のこれまでの人生の棚卸しと、これからの可能性を検討しながら読み進められた。
    お金のことについてはある意味最大の関心事であり、仕事とも密接に関係するが主に投資についての社会的貢献についても考

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    2021年10月31日
  • 新聞大学

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    精読はせず、ざーっと読んだ。時々著者が尖ったことをいうのが面白い。(戦争に負けて頭がおかしくなったのか、など)
    新聞の読み方だけでなく、一日のうちのどの時間に読めばいいのか、ページ別にどのように読めばいいのか、日本人の文章との付き合い方や言葉の歴史、教育のことなども書いてある。
    日常的に質のいい散文に目を通すことで読む力が養われ、頭が良くなるらしい。

    新聞を読もうという気になる。しかし関係ないが新聞は高い。

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    2021年10月05日