外山滋比古のレビュー一覧
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以前読んだ「大人のための読書の全技術/齋藤 孝」という本で、著者の齋藤孝氏は、”本は知識で読むもの”と述べていたが、本書で解説されているアルファー読みとベーター読みは、そのことを物語る内容だった。
既知の分野を増やしていくことが今後の読書スピードの向上につながっていくわけだが、その一方で本書の著者・外山滋比古氏は警鐘を鳴らしてもいる。
近年は難解な文章や表現が遠ざけられ、読みやすい本が増えた。読書の裾野を広げるのは大事なことかもしれないが、その結果、私達は頭を使わなくなってきている。多少の苦痛は伴うかもしれないが、知的発展のためにはベーター読みは欠かせない。時にはアルファー読みを省き、難解な素 -
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この本を読む前は考える力、思考力が無いと自認していたため、思考力を養うのは相当難しいと感じていた。
読み進めていくと、アイディアは周知、陳腐なものから化合的に生まれること、集中しても良いアイディアは思い浮かばず、むしろ1回寝かせるなど他のことをやっている際に思い浮かんだり、考えが深まると学んだ。そして知識は新しいものを生み出すことに対して邪魔になることさえあるとのことだった。
善玉忘却というのに興味を持った。物事を深く考えるのに忘れることは良いことである、真に考えたいことは善玉忘却しても頭に残っているものである。
新しく思考をするためには睡眠、朝に考え事をする、散歩をすると書いてあり、樺沢紫苑 -
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何度も読み返す、読みたくなる、持ち歩きたくなる本。
再読し、今回も新しい思いつき発見。
早速、日々の生活に取り入れ習慣化したいなぁ。
著者初の箴言集、東大生のバイブルとして名高い「思考の整理学』の著者が、これまでの著作郡の中から発想力を鍛えるためのヒントを150に厳選して紹介。
発想力と思考力が同時に磨かれる1冊!
1ページに1つの物の考え方が書かれていて、短い文なので読みやすい。毎回パラパラめくり気が向いたページを読む。不思議に読むたびに感覚が違う、思考が変化しているのかなぁ、そう信じたい。
「感想を書く」
本などもただ読みっぱなしにしないで、あと、かならず感想を書く習慣をつけるように -
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ネタバレすごく短いのだけれど、心に響く内容だった。
『年をとるにつれて、あなたという自分は小さくなり、愛情が増えます。(中略)親になったら、それは自分が小さくなる過程の正念場です。』という言葉に納得。子育てって、なんでこんなにも自分の時間ややりたいことを犠牲にしないといけないんだろうって思うことがあるけど、そうだからこそ子どもとの結びつきは強くなり愛情が育つんだろうなあと実感。
『もっとやさしいひとになること』確かに、人間がみんなこのことを目指せば戦争や強盗や貧困や色々なことが解決できるように思う。年を重ねること、人を愛すること、大切な人を失うこと、子どもを育てること、私たちの人生はすべて『もっとやさ -
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ネタバレ実は、マーケターこそ、読むべき一冊。
本は作者のものだけではなく、読者のものなんだ。読者に開かれたものなんだ。というメインの主張は、読書論にとどまらず、マーケティングやブランディングの可能性をぐっと切り開く視点をくれる。
本好き以外には見慣れない「異本」というコトバを題材に、「本を読む、理解する、解釈するって一体どういうことか?」の、常識を裏切る発想法を提案する名著。
「ちょっと同じ話を繰り返し過ぎやろ感」はあるものの、まったく違うOS・アングル(物事の見方)を育むためのプロセスなんだろうなと思うと、あえての繰り返しなのかもしれない。 -
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これまで「忘却」を敵視してきた。試験に合格するためには、できる限り頭に詰め込んで詰め込んで、吐き出す。試験の前に忘れるなど、言語道断である。
大学受験前、あれほど知識を詰め込んだのに、どれだけのことを覚えているだろう。
コンピュータの発達により、自分の力でおぼえている必要がないことは増えた。はずである。なのにどうしても、忘却への敵視というか、恐怖心というものがつきまとう。忘却=できない人間と見られないか。
そのために本を読み、教科書をよみ、単語帳を読み、詰め込みまくる生活である。最近、思考停止を感じることが増え、危機感と恐怖感に苛まれていた。もしかしたら私は『知的メタボリックシンドローム』な -
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「人生で大切なたったひとつのこと」
“Congratulations,by the way George Saunders”
著者 ジョージ・ソーンダーズ
訳者 外山滋比古・佐藤由紀
こちらは、著者のジョージ・ソーンダーズ氏が2013年5月11日、自ら教授を務めるニューヨーク州の名門校シラキュース大学教養学部の卒業式でスピーチされた内容が本となったものです。ユーモアたっぷりの短いスピーチ原文に、日本語訳がつけられていて、日本語と英語で味わえます。
『20分間の原稿を用意していたが、卒業式の二日前に8分間と聞かされ、余分なところを削り心から伝えたいことだけを話した』
著者のある時期の後悔 -
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本当に 外山先生の本は 目から鱗がたくさん
もう少し若いうちに会いたかった本たち
今 この本を読んで 本当の日本語辞書が欲しいと痛切に思いました!外山先生のおっしゃってるようなものに近い辞書ってあるのでしょうか?
閑話休題
会社で社内向けにスピーチが時々ありました。
後から、回覧用に要約?文が関係部署から送られてきて、自分の話してる内容のダメさ加減にいつもウンザリしてました。 話し言葉、書き言葉は違うんだなぁと考えたんですが、先生の本から少しですが見えて来た事がありました。 いい歳ですが、もっと気づきを増やして、伝えてられる人になりたいと思わせていただきました。 -
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ネタバレ「本を読んだら忘れるにまかせる。大事なことをノートにしておこう、というのは欲張りである。心に刻まれないことをいくら記録しておいても何の足しにもならない。」
考えさせられた。
私はどちらかというとまとめたがりで、この言葉いいな〜と思ったら日記なり手帳なりに書き残しておきたいタイプなのだけれど、「忘れないように残しておく」という心づもりでノートに残すのは、外山先生の考え方とは違うみたい。
でもどこかに記録を残したか否かにかかわらず、何度も思い返すフレーズや言葉、「この本といえばこのセリフ」、のようなモノもいくつもある。
そんな、記録をいちいち見返すようなことをしなくてもポッと浮かんでくる言葉や