外山滋比古のレビュー一覧

  • やわらかく、考える。

    Posted by ブクログ

    勝負師の異名を取る棋士が、心が楽しむ状態が最高と。プレッシャーがかかると、考えがかたくなる。やわらかく、考えるとは、その観点だ。本書は過去の文献からのピックアップなので、あまり新しいものはない。
    基本的なコンセプトは、忘れることで頭の中のモヤモヤを消し去ること。よく忘れ、よく考える。
    もう一つは、常識とは思考停止であるということ。わからない事、あいまいなものが悪いとは限らない。とにかく、毎日書く事だ、そして書いた後は耳で読む。声に出して読んでみるといろいろな不備に気づく。
    読書とは変身である。自己に新しいマスクをかけるようなもの。変身であると。

    0
    2020年09月01日
  • こうやって、考える。

    Posted by ブクログ

    <どんな本?一言で紹介>
    200万部を超えるベストセラー『思考の整理学』。この本の、「いいとこ取り」をした名言集。

    <どんな人におすすめ?>
    響きのいいフレーズを探している人。
    思考力についての本を探したい人。
    思考力がみにつく生活をおくりたい人。

    <読んだら、どんなことが分かるの?>
    「発想力」や「思考力」を磨き、発揮するためのヒントや、日々の生活の心構え。

    ・発想力を鍛えるヒント
    ・ 思考のプロセス
    ・思考力を高める方法
    ・知性を磨く生活
    ・ 思考につながる読書
    ・ 発想が豊かになる “ おしゃべり ”
    ・未来を創るヒント

    <日々の生活、仕事などに活かせるポイント>
    1.「考えご

    0
    2020年04月02日
  • 文章を書くこころ 思いを上手に伝えるために

    Posted by ブクログ

    自分と自分の文通
    文章は料理のように
    とにかく書いてみよ
    話は中途から

    書きたいことをまず書いて肉付けしよう!

    0
    2020年03月21日
  • お金の整理学(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    人生100年時代を迎え、定年後の時間が長くなる中で、老後の人生を楽しく過ごすための「仕事」や「趣味」、「お金」について書かれた本。

    定年後の「第2の人生」をどう過ごすかを、50歳くらいから考えていた方が良いと思います。本書は定年後の人生を考えるきっかけになります。

    0
    2020年02月02日
  • お金の整理学(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    「株投資」を積極的に進めていて、「我が意を得たり」の思いだった。
    人生をイキイキと生きていくためには、「リスク」は当たり前。
    興味のあることや、信頼出来る人がいい、といったことには、先ずは実践してみる。その中で、学んでいく。そんなことをずっとやって来ていて、自分なりに刺激的な人生を歩んで来たと思う。「株」しかり! 面白い。ハイリスクは避けてやってます。

    〈本から〉
    知識が思考の邪魔をする。これはやはり真実である。定年後の人生を面白くするためにも、知識に縛られない思考が大切になるのだと思う。リスク回避ばかり考えていては、結局は貯金と年金を頼りにするしかなく、退屈で社会の重荷になる老後がまってい

    0
    2020年01月10日
  • こうやって、考える。

    Posted by ブクログ

    いい考えが浮かんでも、すぐには人に話さない。
    考え続けて熟成させる。
    書きたいという衝動は滅多に起こらないから、書きたくなったらすぐ書く。
    頭脳をよくするもっともいい方法は書くこと。
    感じたこと考えたことを記録すると精神の履歴書ができる。
    勉強→休むではなく、休む→勉強。
    忘却してから学ぶ方が能力が高まる。
    何足ものわらじを履く。
    予定をたてて、日記を書く。予算と決算のようなもの。
    朝は金の時間、昼食前は銀の時間、食後は鉛の時間。
    心を育む本を何回も読む。

    0
    2019年10月25日
  • やわらかく、考える。

    Posted by ブクログ

     世の中に今一番足りない事

     人の話は最後まで聞く

     引用します
     言論を大切にするのだったら、相手の意見を、かりに考えを異にしても、じっと最後まで聞く度量が無くてはならない。
     自分の勝手なことだけをまくし立てて、相手の言うことははじめから聞く耳をもたない。
     こういう人間が集まっていては思想の自由はバベルの塔をつくるだけであろう。

     まさしくその通りでありどこぞの政治家にも聞かせてやりたいお言葉でした。

    0
    2019年10月04日
  • やわらかく、考える。

    Posted by ブクログ

    外山滋比古さん。

    1ページ完了の言葉集。
    どこからでも読める。
    どこでも読める。
    楽しい。

    以下、自分に引っ掛かった言葉。

    ①だいたいにおいて、声をあげるのは、どちらかと
    いえば例外的な人たち。
    ☆声を上げている人を市民の代表の声のように
    とらえてはいけないんだなあ。これわかるわあ。

    ②遠くのものは美しくみえる。
    ☆近くでみる視点と、遠くでみる視点と
    どちらも大事。

    ③新しいものは嫌われる。
    ☆だから、自分が本当にやってみたいと思ったことで
    人から批判されたとしても、人に迷惑をかけない範囲でやってみる価値はあるのだと思う。

    ④おもしろいことは忘れられない。
    ☆どうやって面白くするか

    0
    2019年09月29日
  • やわらかく、考える。

    Posted by ブクログ

    考え方や表現の仕方の極意が日本語の構造目線から短いセンテンスで書かれていて読みやすい。
    自分の現状によって、引っ掛ったり入ってくる内容が違うと思う。不定期に読み直すとそのタイミングで新しい気付きがありそう。

    0
    2019年09月15日
  • やわらかく、考える。

    Posted by ブクログ

    2019.8.30
    なにかに迷ったり決められなかったり、考えあぐねたり。なにかしらのときに開くようになる予感がする本。
    ここに書いてあることもまた、そのときの自分の状態によって響いてくることが違うんだろうな。

    0
    2019年08月31日
  • ライフワークの思想

    Posted by ブクログ

    ”みなとみらいのブックファーストで店頭にならんでいたのをみて購入
    ---
    T:
    P:
    O:
    ---
    ★どんなに貧しく、つつましい花であっても自分の育てた根から出たものには、流行の切り花とは違った存在価値がある。それが本当の意味での“ライフワーク”である。(p.12)
    ・カクテルと地酒の比喩(p.14)
     酒でないものから酒をつくった時、初めて酒をつくったといえる。ただし、その過程で失敗すれば、甘酒になってしまうかもしれない。酢ができてしまうこともあるだろう。必ず酒になる保証はないが、もし、うまく発酵してかりにドブロクでもいい、地酒ができれば、それが本当の意味で人を酔わせる酒をつくったことになる

    0
    2019年08月15日
  • 考えるとはどういうことか(集英社インターナショナル)

    Posted by ブクログ

    タイトルに惹かれて読んでみた。本は薄く、文章は易しいけれど、内容は色々考えさせられることが多かった。至って真面目に書かれていて、言いたいことがよく伝わる。各章のタイトルも著者の造語だが、内容を踏まえた適切な言葉で判りやすい。
    自分の考え方を見直すヒントや事例が色々紹介されていて、勉強になった。

    0
    2019年06月30日
  • お金の整理学(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    ”定年後のお金をどうするのか、生きがいをどこに見出すのか。この二つは、切っても切れない関係にある。"
    あとがきの、この言葉がすべてである。
    私は、定年までにいかに現金を貯めるか、そして定年後はいかに支出をおさえて生活するか、という視点で老後を考えていたが、そんな未来像ははっきり言えば「絶望」だった。生きてはいけるけど、楽しそうじゃない。
    筆者は、定年後もなにがしかの方法で収入を得て、現役時代の貯蓄と年金を切り崩しながら、ではない老後を提案している。
    たとえば定年後は、自分の好きなことや趣味を仕事にしてもいい。それまでの貯蓄や年金があるのだから、現役時代のように月30万円かせぐ必要は必

    0
    2019年04月14日
  • 思考力

    Posted by ブクログ

    アウトローって感じな一冊だった。本を読んでる読者に対し本を読むな、知識を蓄えるな、自分で考えろというなんとも面白い話だった。子供は幼い頃が才能がありのだからほっておくことがいいというのはなるほと思った。構いすぎてるよな、確かに。親の視点で、フィルターで見ても仕方ないということだね。うつ病を経験した今、マイナスだから強くなれるということや、睡眠や運動で頭を整理することの大切さは痛感しているところ。お酒やタバコ、ドラッグは論外だとしても、頭を思考ができる状態に容量を減らしてあげるというのは大事だと思う。でも、読書は続けたい

    0
    2019年01月14日
  • ライフワークの思想

    Posted by ブクログ

    ライフワークとはバラバラになっていた断片につながりを与えてある有機的統一をもたらす一つの奇跡、個人の奇跡を行うこと。
    一旦習得した知識をバラバラなものではなく、まとまりのあるものにする。

    自分のプライベートな利益のために、パブリックなものを利用する考えは卑劣である。これは実業界が教育界に役立つことをやれと注文したときのくだり。

    新しい言葉を少しずつ覚えるのが若さを保つコツ。たは著者の談。

    1978年の著書を改題した本。考えること。ただ知識を増やせばよいのではなくまとまりのあるものにすることは意識する。

    0
    2018年11月23日
  • 文章力―かくチカラ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    文章の書き方How to本だが、普通にエッセイとして面白かった。
    いろんな文も紹介されていて、いい文、悪い文がわかりやすい。

    なにかをいただいたら封書でお礼
    結婚式の返信は即日
    会費のあるものを欠席したらあとで会費を送付。でられなさそうなら欠席とだすこと
    手紙には受け取った側が嬉しい、楽しい情景が浮かぶことを書くのが手紙というもの

    署名は肉筆が建前、原則
    差しだしにんの名前だけあけて、自署する

    おすすめ辞典
    ポケットオックスフォード辞典pod
    新明解国語辞典
    福原山岸 ローマ字びき国語辞典

    0
    2018年10月31日
  • ライフワークの思想

    Posted by ブクログ

    1982年に出版された文庫を、再び発行した外山さんの本。当時の社会情勢についてふれながら説明している文書もあるので、今読むと「あれ?」という感じのところもないわけではない。とはいえ、示唆に富んだエッセイであることに代わりはない。

    0
    2018年10月20日
  • ことばの教養

    Posted by ブクログ

    外山さんの本は4冊目くらいになる。エッセイが多い。このエッセイも気の利いたものが多かった。心の休養に一服という本。

    0
    2018年10月17日
  • 新聞大学

    Posted by ブクログ

    今だからこそ読むべき本である。毎日必ず届けられる新聞=テキスト。これを活用せずにはいられない。毎朝新書一冊分の文字量がある新聞をどう活かすか。

    0
    2018年09月20日
  • 文章力―かくチカラ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ①話は途中から
    「三日前にね、ホテルのロビーでぼんやりしててね、カバンを取られてしまった。全くひどい目にあったよ」

    「ひどい目にあったよ」
    どうしたの
    「カバンをとられてね」
    いつ?
    「3日前」
    どこで?
    「ホテルのロビー」

    ②文章を書いたらあとで表題をつけるようにすると、テーマ・真ん中がブレない。平家物語はよい例。

    ③「読書百遍、意自ら通ず」
    名文を素読する。古典の文章は音調が快く、訳がわからなくても文句が耳にの残り、自然とそれが唇に上がって来て、折に触れ機に臨んで繰り返し思い出し、そのうち意味もわかってくる。

    ④なるべくセンテンスを短く。ついつなぎの言葉を頭にかぶせた文章になりが

    0
    2018年05月24日