読んだのは2回目?奥付を見ると2008年とあるので、26歳くらいの時に読んだらしい。思考の整理学を読んで、「すごい!」と思って、買ったと思う。
今年で90歳。でも、言っていることはとても新しい。
今、ビジネス書で盛んにテーマになっている、ライフハックとか、思考術とか、生活・仕事の中でクリエイティブ
...続きを読むを生み出す環境、生き方をデザインするという考え方を1970年代に書いていたところがすごいなーと思う。
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▼いいね!
本を〝中絶〟癖。
〝面白すぎそうな予感があって怖くなるのである〟
面白すぎて、胸が高鳴るような本に出会うと読むのをやめるらしい。
良くわかるー!
パンドラの箱を開けるような恐ろしさを感じて、読み進めるのが惜しい!と
思うことがある。
あと、時間に制限があったり、眠いとかいいコンディションでないときに、
あとで読むために読むのをやめるとか。
▼論文を書くのは酒づくりと同じ。
自分が思ったこと、感じたこと×着想、視点
そこに時間の経過が加わって、学びは深化される。
寝かせて時間を置くのが大事。
▼いいね!と思ったところを抜き書き
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「月光会」
場所を自宅で持ち回りにして、集まって話す場。
1770年代のイギリスで開かれていた。
畑違いの学術研究者の集まりで、各自の関心事を話して
学び合う場。
‘相手が畑違いのシロウトで、こちらの言っていることを批判する知識もなく、感心する側に回る方が好都合’
異なる分野の人同士であるからこそ、各自が異なる領域から自分の関心事とつながることを見出して、各自学びを深める。
寺子屋塾での対話、先日のサスプログラムでの対話を思い出す。
〝近代文化は物事を細分化させた。専門に区切ってその中で深化を図る。異質なものとの触れ合いに欠けて、一般への展望を失いがちである〟
○○カフェなどのフラットな場で、異質なものが出会う学びの場が盛んに展開されているけど、それを求める人々のニーズは200年以上前と今とで全く変わらないのだなー。