外山滋比古のレビュー一覧
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専門外の本を読んで閃こうぜ、知識だけ突っ込むんじゃなくて自分の頭使って考えようぜ、って感じの内容。
「美しい回想は記憶と忘却の働きによるというのが新しい忘却の美学である。」という文を読み、初めてエモいという感覚を知った。Posted by ブクログ -
難しい表現、言葉が多く、今の自分には伝わらない部分もあった。
しかし、この本は何年かしてもう一度読むと、かなり心に刺さるのではないかと予感させる。
もっと広く多く世界を見て、もう一度読んでみたい。Posted by ブクログ -
AI社会を予言しているかのような言葉がたくさんありました。生活を大事にすることを心がけたいと思います。地の巨人と言われる著者が、知識はそんなにありがたいものではない、と一刀両断するのは新鮮な気持ちでした。Posted by ブクログ
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考えるということを突き詰めた人。デジタル社会において文化の発展には着想がキモであり、これが難しい。カフェ、雑談、異分野との結合、現場の直観が重要、ここはアナログ。Posted by ブクログ
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外山滋比古先生の訃報を知り、読んだ
1月に40歳になり、1年間小説を読まないと決めて半年。小説以外を多読して良き本にも沢山出会ったけど、どう活かしていくかということに囚われ過ぎてたなぁ
忘却してもいいんだ!
それにしても90歳を過ぎての著書だなんて!Posted by ブクログ -
相当の知識人と思われる著者のクスッと笑えるユーモア付き乱読のすすめ。
風のように本を読む。
生きる力をつけるための読書。
わたしも新聞、雑誌をめくるのは好きだ。他人の本棚を覗くのも。自分から選ばないようなトピックに出会うことができるから。ネット検索ではそれがない。慣れ親しんだ世界に篭りがち。
...続きを読むPosted by ブクログ -
冒頭の「頭に刺激」の章がとても面白かった。睡眠の大切さ、忘却の役割り、行動を増やす工夫など、なるほどなと思った。知識を増やすだけでなく、もっと自分自身の考えを深めて、よく考える人になりたい。Posted by ブクログ
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雑談、乱談をしたいモチベーションが高かったという点では評価できるかな?
英文学者が日本で英文学を学ぶことの限界を吐露しているのには驚いた。Posted by ブクログ -
やわらかく、考える 外山滋比古
目的思考と自由思考
文章を考える順序
書いたあとは耳で読む
人の話は最後まで聞く
敬語というバンパー
風のように本を読む
自分の言葉で語ればいいPosted by ブクログ -
考えることには、目的思考と自由思考がある。目的思考は問題解決のために、自由思考は新しい発見や発明のために。考える時には、どちらかはっきり決めて考えてるわけではない。少し意識して考えるのもいいかもしれない。Posted by ブクログ
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難しかった。日本人は読み書きが主体の教育で、相手に伝えるのが苦手。確かに苦手。もっと意識したい。本や新聞、テレビなどから得る情報について、受け手として単に知識として詰め込むのではなくそれを受けて何を感じるか学ぶかということが大事かな。Posted by ブクログ
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読み書き中心の教育を受けてきたからか、どうも理解しづらいところがあった。
思考の整理学と重なる部分もあり、両方同時期に読んだため、繰り返されるところはなるほど、と、感じ、思考を整理して実践していきたい。Posted by ブクログ -
外山氏が知的に生活を送るための習慣について書いた本。
個人的に面白い表現だったのが
・日記は日々の事を忘れるために書く。
・睡眠は忘れるためにある。頭のゴミ出し。
日記やメモをすると安心感があり、忘却していくのは、本人にとって重要ではないからだと考えている。Posted by ブクログ -
話すことばの句読点は、間である。センテンスをしゃべるには、しっかり間をとることが条件になる。自信のない話し手はその間をとるゆとりがなく、つい早口になってしまう。間抜けである。
今さら聞いておいて良かった、と納得の一冊でした。Posted by ブクログ