外山滋比古のレビュー一覧

  • 惰性と思考
    外山先生の日常を綴った本であり、大変親近感が湧く本である。日常何気なく考えることに真理が潜んでいることも多いのではないかと思った。中でもなるほど、と納得した箇所は、多少見た目の悪いフルーツの方が甘く、それは人間においてもそうだという箇所だ。完璧で美しいものがいいわけではない。
  • 失敗談
    読みやすい。
    失敗を恐れてはいけない。乗り越える目標だと考えるのがいい。

    失敗への捉え方がプラスに変わりそう
  • こうやって、考える。
    読んだというか、オーディブルで聴いた。
    これまでの外山滋比古さんの著書から思考に関する言葉が抽出されている。
    これまで著者の本を読んだことがある人にはスッと入ってくる内容なうえ、思考のエッセンスを端的にまとめているので復習としてとても良い。

    オーディブルの1.5倍で2回聴いてみた。
    1回だと当然ち...続きを読む
  • やわらかく、考える。
    外山滋比古さんの著書から抜粋された言葉。

    他の人のレビューにあるように、私もそれぞれの本を読む方が好きですが(これらの言葉がどんな文脈から出てきたのかが気になるので)、目次だけ見てもだいたい内容がわかり、気の向いたときにパラパラ読むのに向いています。

    そして、難しい本を読むのが苦手な人にも。

  • こうやって、考える。
    名言集。
    参考にしたい部分もあったが、抜粋された名言集のため、元の文章の理解が重要となるものもあるのではないかと感じる。
  • やわらかく、考える。
    考えるために多くの視点を提供してくれる本かなと感じました。
    私にとっては少々難解でした。
    「風のように本を読む」、「読書とは変身である」が共感しました。
  • ユーモアのレッスン
    ユーモアは教養があって初めて理解される。その通りだと思う。
    ユーモアのある、機転の利いた発言ができるようになりたいと思って手に取ったが、古今東西のユーモアのある表現は紹介されているものの、自らのユーモアを磨くレッスンになるような内容ではなかった。
  • 消えるコトバ・消えないコトバ
     「思考の整理学」で有名な外山滋比古によるエッセー。思考の整理学よりも内容は簡単であり、文字も大きいため、外山滋比古の考えの一端を知るにはいい。
     客観的思考(アウトサイダー思考)と主観的思考(インサイダー思考回路)の違いを、昔話のモモタロウの例などを挙げながらわかりやすく説明している。
     確かに近...続きを読む
  • 親は子に何を教えるべきか
    ・適当に貧乏をしながら、よく勉強するように
    ひもじくしておく方が、ごほうびのきき目も大きい
    →私も大学まで行くことが当たり前と考え、さっさと指定校推薦にしました。(上2人が大学に進んだため)
    わが子にはやりたいことの勉強などには存分に支援したいですが、惰性なら“やらなくていい”と示したい。
    学歴が無...続きを読む
  • こうやって、考える。
    とにかく読みやすい。アイディアを掘り起こすためのことばがたくさん並んでいる。気になるところだけチョイスして都度都度活用したい。
  • こうやって、考える。
    さらさらと眺めていく分にはふーんと読んでいける。抜き書きアンソロジーみたいな感じなので、著者の意図以上にこの本の中での著者が権威的になってしまっているようにも思う。
  • こうやって、考える。
    外山滋比古さんのエッセンスに触れることができる名言集。

    ・アイデアを思いついてもすぐ人に言わない
    ・忘れるためにメモをとる
    ・読書によって得た他人の考えをさも自分の考えかのように思ってしまうことの危険性

    特に読書への向き合い方についての警告は身が引き締まる。
  • こうやって、考える。
    語録的な文章形態で読みやすく短時間で読破出来てしまう。
    身体と頭が密接に繋がっている事を意識して生活すべきである。散歩の重要性を再確認出来た。
    アイディアは読書よりも対話から生まれることが多い。対話の重要性からコミュニケーションの大切さを痛感した。
  • こうやって、考える。
    考えることについて目から鱗の話が次々と出てきた。特に、思いついたことはすぐにメモるのではなく、頭でじっくり考えると余計なものが削げ落ちて考えが昇華される事と忙しい時こそ遊ぶという言葉が驚いた。
    私は考えが浮かばないと焦って懸命に考えようとするが、それは逆効果で、一旦中断してよそごとをしたり、何か別の...続きを読む
  • 新聞大学
     毎日届けられる新聞というテキストを活用すれば、頭を良くなると主張する本書。
     その主張が真であるか否かはさておき、毎朝新しいテキストが提供されるというのは確かに新聞の強みかもしれない。
     読書と同じ、読み方である。
     使い方である。
     毎朝の習慣として漫然とこなすのではなく、主体的に目的をもって取...続きを読む
  • ユーモアのレッスン
    ユーモアは教養があって初めて理解することができ、ユーモアのあることを言える。つまりユーモアの理解し、それを言うことができると教養深い人であることの裏返しで、ある種その人のステータスのようなものになるのかもしれない。

    またユーモアは言語圏を形成するので、国際化が進んだ今日では異文化におけるユーモアを...続きを読む
  • お金の整理学(小学館新書)
    93才の新書。しかも話題は投資とコミュニティー。違う人種なのではないかと疑うばかりの一冊です。

    これまで読んだ彼の著作に比べると、よりエピソードが豊富です。投資経験が中心で、時代の違いからもその銘柄を参考にする事はできません。
    ポイントは、彼が何の株を買ったのかよりも、世間と逆張りを選んでいる、と...続きを読む
  • こうやって、考える。
    一昨年お亡くなりになった外山滋比古さんの著作のいいとこどり。名言集です。

    昔から彼の本は読んでいるものの、道半ば。亡くなるまでに何冊書いたのか?調べるのも面倒くさくなりました。

    さて、本に対する所感ですが、外山滋比古さんの作品をまだ読んでいない方にはオススメしません。

    彼の文章は、身近な事例を...続きを読む
  • 乱読のセレンディピティ
    東大・京大で5年連続販売冊数第1位の大ベストセラー『思考の整理学』の読書版 !
    「一般に、乱読は速読である。それを粗雑な読みのように考えるのは偏見である。
    ゆっくり読んだのではとり逃すものを、風のように速く読むものが、案外、得るところが大きい」という著者は、
    乱読によって思いがけないものを発見する能...続きを読む
  • こうやって、考える。
    ・借り物の知識をもつより、自分で「考えること」が大   事。
    ・使わない知識はいらない。
    ・読書メモは傲慢。重要なことはメモしなくても頭に残る。