外山滋比古のレビュー一覧

  • 異本論

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    文学、さらには芸術全般、より大きく言えばコミュニケーションにおいて、「異本化」は必ず生じうるものであるし、生じないものは表現ではありえない。
    「あるがまま」読む、解釈することは有り得ないし、誤解(異本化)することによって、文学作品となり、古典となる。
    原稿至上主義に価値を置くことは、却ってそのおもしろさの価値が見えなくなる。
    自由な読み、解釈、複製の中におもしろさがあって、それを許容出来るものが古典となる。

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    2010年08月15日
  • ライフワークの思想

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    最初は、本書の題でもあるライフワークについて論述されているが、次第に脱線してしまっている感が否めない。しかし、これは起承転結の転であり、最終的には収束するかもしれない。もし収束しなかったとしても、それはそれでおもしろいような気がする。なぜなら、まったく関係がない内容と思われても、よく咀嚼するとやはり深く関係しているような気がしてくる。転の論述を本書の主題と照らし合わせながら読むことで、文章の裏側に隠された意味を汲み取れる。これは深い読書方法ではないかと、著者の著書である「読みの整理学」を思い出した。

    最後の章「ことばと心」はとても良い。病は気からってまじだと思う。あらゆる認識が言語を基礎とし

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    2011年01月22日
  • ライフワークの思想

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    人間というのは、いくつになっても学ぶ生き物なんだなぁと実感。

    知ること、学ぶことの喜びを表現するのがうまい人だな、と思います。

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    2010年05月05日
  • 文章を書くこころ 思いを上手に伝えるために

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    文章を書く上での心得。難しいことは何も書いていない。ふだん、文章をよく書く人も書かない人も、読めば何かしら得るものがあるはず。

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    2010年03月18日
  • 「マイナス」のプラス ――反常識の人生論

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    ○25浜までは海女も蓑着る時雨かな。
    ★美しく生きる人生に どうせ はない。ということらしい。
    ○151してみせて いってきかせて させてみて ほめてやらねば
    ひとはうごかじ
    ★誉めれば豚が木に登る。って、最近誉めるということがテレビでもピックアップされて始めているが。
    ○206知識が頭の働きを悪くする。
    ★知的メタボリック。知識に縛られて自由な発想が難しくなる。
    ○215朝、目を覚ましたら、すぐ起きないで、ぼんやりする。なるべく過ぎ去ったことは頭に入れない。浮き世離れたことが頭に浮かんだら、それを喜び、忘れて困るような事だったらメモをする。  こうゆう時間をもてば誰でも思考家になれる。
    ★そ

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    2010年03月14日
  • 頭のよい子は「ことば」で育つ

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    本の題名を見た瞬間、「あ!良い事言ってる!」って思いました。私も、言葉がとても大切だと常日頃から思っていて、日本語を、特に子供に対しては大切に教えたかったので、とても良い本と巡り会えたと思いました。私自身、ことばが大切だと分かっては居ても、それを子供にどう伝えればよいのか?が、分からなかったので、その方法論を勉強する良い機会で、あっと言う間に読み終えてしまいました。その中には、すぐに実行できることがいくつも書いてあって、「ゆっくり話す」「静かに話す」「唱歌」「気持ちを込めて話す」「繰り返して話す」これからやりたいこと「素読(四書五経)」「絶対語感」「聞き分ける耳を育てる」「ほめる」「子供を笑わ

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    2010年01月09日
  • 頭のよい子は「ことば」で育つ

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    知恵ある言葉、美しい言葉、そしてその使い方、学び方、教え方を教えてくれます。やっぱり大切なのは日本語であり、英語は二の次。大丈夫、そのうち全自動翻訳機が全部翻訳してくれるはずです。

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    2010年01月08日
  • ユーモアのレッスン

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    ユーモアの語源には「体液」という意味がある。体液は、血液、粘液、胆汁、黒胆汁があり、それらがうまく調和しているとき、人間は健康で、どれかが過多、バランスが崩れると特異体質になる。

    体質の問題でもあり、気質の問題でもある。この得意な気質が環境の笑いを誘う。変わった人間の面白さ・・・、そこから転じてユーモアは得意なものに触れて生まれる笑い、おかしみそのものを呼ぶようになった。

    ユーモアは、発する側だけでなく、受け取る側の心理作用としているところが独特。ウィットと比べて知的要素が少なく、共感的性格を帯びる。面白おかしいだけではなく、哀愁(ペーソス)、感傷を帯びる。複雑できわめて矛盾にみちたもので

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    2010年01月08日
  • ユーモアのレッスン

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    ユーモアが何かというのも考えさせられたけど、やっぱり具体例が面白い!
    Do you see the boy?

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    2009年10月07日
  • ことばの教養

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    英文学者が日本語について語った本。
    言葉の感覚の鋭さが全然違う。
    特に面白かったのが、たびたび出てくる「手紙」に関するくだり。
    すぐにつながる電話よりも手紙のほうが趣があって、相手の邪魔にもならずいいらしい。
    納得。こういう感性大事にしたい。

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    2009年10月07日
  • 忘却の力――創造の再発見

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    エッセイ集?です。タイトル通りの内容を期待して買うとたぶん裏切られます。が、視点が面白くひとつひとつの記事も短いので寝る前におすすめです。が、値段がちょっと高いです。

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    2009年10月04日
  • ユーモアのレッスン

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    三谷夫妻に感化されて熟読。いやー、奥深いです。
    例えば会議で煮詰まった時や、予測不可能な事態に陥ったとき
    重い空気をパッと一蹴できるようなひとことを言える存在は
    とても貴重だ。
    そして、そんな大人に私はなりたいと思う。

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    2009年10月04日
  • ちょっとした勉強のコツ

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    本当にちょっとしたコツだけれど、そのコツを全部実践したら、けっこう良い結果に結びつくのではないかと思う。
    集中力は大切だけれど、音楽を聴きながらとかリビングでとか、ながら法もわりと良いのではないかと思えてきた。
    自分の子供を見ていても、これで集中できているのだろうかと疑ってしまうほど、いつも、何かをしながら勉強している。
    でも、それで、頑張れるのだったら、あまりにも静かな場所に1人きりにしてやる必要もないのかもしれない。
    セレンディピティや、プラシーボ効果など、興味を持った。

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    2009年10月07日
  • 外山滋比古『少年記』

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    この人の日本語が好きだ。段落の切り方も言葉の選び方も本当に見事だと思う。この人が自分の話を書くなんて本当に珍しい。そう思いながらこの本を気持ちよく読んだ。
    歯切れのよさ、日本語としての出来のよさ。ここがすごい。日本語は主語を省略しても文章が作れる。それを最大限に利用しながら、あやふやなところがない。まったくもって隙がない。
    その上、なんだか懐かしいような、しかし自分の知っているのより少し前の話である。そこも嬉しい。その時代を知らずに日本を考えることの出来ない時代の話だ。
    私は外山さんを日本語の先生だと思っている。英語ではなくて。この人の日本語ほど日本を知り尽くしている文体はない。そう思う。文章

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    2009年10月04日
  • 新版 空気の教育

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    教育は環境を整えること 
    まっ、確かにね!

    言語化してない当たり前のことを、
    しっかりあらためて理解するためにとてもいいとと思う。

    でも、家庭のこととなると妙に窮屈に感じる。
    時代性かな?

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    2026年09月13日
  • こうやって、考える。

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    最近は「思考能力」がAIの発展と共に衰えていると聞く、本書の中でふと思った言葉である。そんな中で気になることは、「見えないモノ、知らないモノを好奇心を持って探究してみる」、それは歴史であれ、最新技術でありと「モノの見方を変え、今までの知識情報をゼロ(先入観なしに)にして考えてみる」事だ。それと飲み会など雑談を増やすことが知的能力を増やす事に繋がることだ、と感じた。近年コンピュータの技術革新でAIに頼り、出会いも減った、所謂「めんどくさいことはしない」傾向が増えた気がする。

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    2026年09月12日
  • 考えるとはどういうことか(集英社インターナショナル)

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    知識と思考は同じものではない。むしろ知識を増やしすぎることで、自由な思考が妨げられることもある。
    本書では「球面思考」「触媒思考」など、知識や経験を組み合わせて新しい価値を生み出すための思考法が紹介されている。
    特に興味深かったのが「触媒思考」。知識と経験に創造的な思考を加えることで、新しい価値を生み出すという考え方だ。
    一方、日本語の曖昧さなどについては、特徴の説明だけでなく「では実際にどう行動すればよいのか」まで示してほしかった。『異文化理解力』(エリンメイヤー著)のカルチャーマップのように、文化の特徴を整理し、具体的な行動指針まで示されていれば、さらに面白かったと思う。

    そして今、この

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    2026年09月05日
  • 新版 思考の整理学

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    文章自体はスラスラ読めますが、1回読んだだけでは消化しきれない奥深さがあります。
    知識を詰め込みすぎると考える隙間がなくなってしまうため、「忘れる」というプロセスも思考の整理には欠かせない――。「忘れる=悪」と思っていた自分にとっては新鮮な発見でした。
    あとがきまで読んでから振り返ると、より内容が腑に落ちます。買って手元に置いて正解でした。これからも繰り返し読み返したいと思います。

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    2026年09月03日
  • 新版 思考の整理学

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    書店で最初の数ページを読んで良いなと思って購入。
    最初のうちはなるほどと思う部分が多くて良かったのだが、だんだんこの人の論調が分かってくると、まるで面倒くさいオッサンのぐだ話を聞いているかのような気分になってきてしまった。
    為になる話が多いのは確かだが、明日から自分の思考が変わるかというと多分変わらない。自分が学生じゃないからかな?

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    2026年08月25日
  • こうやって、考える。

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    Audibleにて。
    隙間時間で読みました。
    個人的には響かず。
    参考になるものもありますが、強く影響を受けるといった内容でもない。
    冷たい言い方ですが、既視感が強い。

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    2026年08月15日