外山滋比古のレビュー一覧

  • ライフワークの思想

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    ブームなので続けざまに外山本。『思考の整理学』と内容的に重なる部分もあり、また、『整理学』に比べるとテーマの古さを感じもするが、対象読者は学生を越えて大人向け、むしろ人生の後半生に差し掛かった年代の人々へと広がっている。「倒れる瞬間まで、自分の充実を目指して進んでいく」、そうして完成するのがライフワークであり、誰もがライフワークの花を咲かせることができるというメッセージは、高齢化社会における生きる指標として改めて新鮮に感じられる。言語が作り上げた「面食い」文化の話なども、充分現代に通じる内容で非常に興味深かった。

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    2020年12月18日
  • ライフワークの思想

    Posted by ブクログ

    今読んでいる途中だけど、理論としては分かるし、その正しさも分かるけど、実際どういう行動に踏み出せばいいのかがわかりにくい。

    『自由な時間を上手に使うというのは、やれゴルフだやれマージャンだと、ぎっしりつまったスケジュールをこなすことではない。まず何もしないでボーッとする時間をもつことだ。充実した無為の時間を作る。』

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    2009年10月04日