外山滋比古のレビュー一覧

  • 考えるとはどういうことか(集英社インターナショナル)

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    良いキーワードがありました。「じっくり時間をかけて正しい選択をするためには、いったん判断を停止すべき」「一時的な感情による衝動的な判断は、合理性に欠けることが多い」仕事で研修にいってきたばかりの私なので、「その場その場でころころと変わるメンバの指摘にいちいち耳を傾けていたのでは、浅薄な判断しかできない」と本書の言葉を置き換えてみて、熟考のために思考を停止する期間をつくろうと思います。

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    2012年05月26日
  • 「いつ死んでもいい」老い方

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    八十八ヶ所のお遍路を考えた人たちの知恵をおもったら、いまだったら観光地づくりのようなものだが、信仰と健康、足袋をうまくミックスしたセンスは天才的である。
    ヨーロッパの巡礼などよりずっと庶民的であたたかみがある。



    自分の人生は自分だけで蹴りをつける。よきにつけあしきにつけ、相続させるものはない。つくろうとしない
    そういう決心をすれば人生どんなに清々しく、美しくなるかわからない。そう思えば美田の買えないことはむしろ幸いである。
    なけなしの収入を、使うのをがまんして貯蓄をする
    老後のためと若い時は考えるが、年をとると子へ譲るものが少しでも多いことをねがうようになる。そうなると明るい空が暗くなる

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    2012年04月25日
  • 親は子に何を教えるべきか

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     子供の教育は学校では遅すぎる。保育園、幼稚園でも遅すぎる。

     p.196 人間形成のための基本を学ぶのは、早ければ早いほど効果がある。

     では、いつからだれが子供の教育を行うのか?

     p.197 母親は母乳だけではなく、心のかて、"母乳語"を与え、"離乳語"を教えてこそ人間の子育てである…

     とまあ、そんなようなことが、繰り返し述べられています。

     話としては分かるのですが、今の時代では、なかなか受け入れられそうにありません。

     私も大事だと思うんですがね(^^;

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    2014年03月30日
  • 空気の教育

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    著者のエッセイにはいつもちがう視点があり感嘆してしまいます。

    「教育のことを薫陶という」

    なるほどそれが「空気」につながるわけだ。

    知的好奇心が満たされますね。

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    2016年05月21日
  • ライフワークの思想

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    外山滋比古、知的生活について再考すると、知と体との手を握らせることである。よく、落ちついてじっくり勉強したいという述懐を耳にする。人生を芸術にする−これぞ最高の知的生活である。

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    2012年02月25日
  • 子育ては言葉の教育から 幼児教育で忘れてはならない39章

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    今日の心ある教育論の嚆矢とも言える著者のまっとうな幼児教育論。「よそ行きのことばを教える」はなるほどと思う。言葉にはあらゆる文化的けじめが結実されている。「ですマス」は今やタラちゃんだけ。

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    2012年02月16日
  • 親は子に何を教えるべきか

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    「親は子に何を教えるべきか」3

    著者 外山滋比古
    出版 PHP文庫

    p92より引用
    “せっかく出るのにやろうとしないのは動物以下だと
    言わなくてはならない。自然にさからった恥ずべきことだ。”

    英文学者である著者による、
    子どもを育てるコツをまとめた一冊。
    教育の問題点から幼児の言語とテレビの関係まで、
    言葉の大切さを中心に書かれています。

    上記の引用は、
    母乳での子育てに関する一文。
    親の免疫力を分け与えたり、
    親との触れ合いの時間が増えるなど、
    母乳での育児には大変メリットが多いようです。
    しかし、
    出産後のスタイルの復元のために、
    早い段階で断乳するという方もいるらしいですが、

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    2012年07月12日
  • 空気の教育

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    長い時間をかけて少しずつ形式をくりかえすことで、その人のもつ空気ができあがる。学校には校風が、家庭には家風が、それらがゆっくりとこどもを教育する。

    主に家庭における教育という視点で、かつての日本にはあったが今では失われつつある文化。教育を紹介している。

    元は1980年代に出版された本なので、ここでいう「今」は既に数十年前のことを指すということ、相変わらず他の本でも見た内容が書かれているということはあるが、日本語を正しく使うことが大切だということが勉強になる。

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    2011年06月26日
  • 新編 ことばの作法 心を伝える“ひと言”の知恵

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    ネタバレ

    手紙は受け取る側の時間を強制的に拘束しないから、
    もらう側は気持ちがいいし、気負いしない。

    しつけは繰り返すことが大事で、繰り返すことで感覚を磨く。
    絶対語感を養うためには、生活の中での繰り返しによる。
    「美しいフランス語は持たせてあります」
    母親のきれいな一言。
    私は実家を離れて、美しい日本語を失いつつあります、、、
    取り戻さねば!!

    同じ単語を並べなければ読みやすい文章になる、と
    書かれていたのに、実践できてない未熟者です(´Д` )

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    2011年12月19日
  • 文章を書くこころ 思いを上手に伝えるために

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    思考の整理学の著者が書いていたので手に取った。「文章を書く」ことについて外山先生がこれまで心がけてきたことを書いている。シンプルに締まった文章、味わい深い文章、とは。時に日本語の特徴を踏まえながら、また新聞の投書や手紙を例に出しながら綴っている。
    文を書くことを楽しんでいる方なのだなぁという雰囲気が伝わってくる。この投書はこうすると良いよね、面白いよねと語りかける感じ。

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    2011年06月12日
  • 空気の教育

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    空気の教育・・・いままで多くの子どもに接してきて、年を重ねるごとに 少しずつ、そのことに気付き始めた私である。
    本文の中に・・
    学校は先生と授業で教育するが、それだけではない。
    見えない空気が、教室におとらぬ教育をする。 とある。
    まさしくその通り!!
    それは、学校だけではない。もちろん、家庭・会社でも言えること。このことを。心に留めておきたい。

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    2012年09月16日
  • 子育ては言葉の教育から 幼児教育で忘れてはならない39章

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    子育てを軽く考え自分が外で仕事をしたがる女性を嗜める文章が目についた。あまりよく思えなかった。嗜められるべきお母さんは世の中にごく僅かなんじゃないか。仕事してるお母さんはしたくてしてても、子育てを軽く考えてはないわけで。TVを見せない方がいいというのも、見せてるお母さんは見せない方がいいことを知らないだけだろうから。
    この本のいいたいことは、子育てをするなら子供に影響する様々な知識を持ち合わせてなさいということか。

    綺麗な言葉で話すこと、おとぎ話を聞かせることの有用性など面白い話が沢山のってる。

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    2011年05月28日
  • ライフワークの思想

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    知的生産のヒントになる本。

    ・日常生活の改造なくして知的生活はあり得ない。一日一日の生きかたにすべての文化の根源がある。
    ・子供にとって、遊ぶのに劣らず、こわすことが大きな創造的意義をもっている。
    ・その分解のプロセスが子供にとって、きわめて鋭い喜びを与えるだろう。
    ・「わかる」は「わける」「わかつ」ことによって、複雑な全体をときほぐして理解することを言葉の上でもあらわしている。
    ・いまの学校教育は、(中略)切れ切れの知識がいたずらに集積している“もの知り”でしかないものを育てることが多い。
    ・発見の方法→比喩(アナロジー)
    ・目のまわるような忙しい生活の中で、何かのはずみに見出されるしばし

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    2011年05月15日
  • ライフワークの思想

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    「思考の整理学」の外山滋比古氏が同著以前の
    1978年に記述した本。

    タイトルの「ライフワークの思想」の他、
    複数のテーマについて著者なりの理論が展開されている。

    内容は「思考の整理学」の同様にやや難解。
    複数回読み込まないと理解しにく上、
    30年以上前という初稿の古さから納得感に欠ける点も多い。

    しかし、
    ライフワークは新たなるスタートではなくフィナーレに向かうもの。
    忘却は恐れる必要がない。
    等、考え方としては一般的でないものもあり、
    新しい気づきも多かった。

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    2011年04月15日
  • 朝採りの思考 -シンプルな目を育てる

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    頭のよいものほどよく笑う/耳の記憶をよくすれば頭は確実によくなる/足の散歩、手の散歩、頭の散歩。この三位一体で人生は健康に、愉快に、そして多忙になる/人の死は、あとに残る親しきものに、生きる力を与えるものではないかと考える

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    2015年12月20日
  • 知的創造のヒント

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    ■シンク
    ①本を読み続けるコツは、谷のところで読みささないで、山のところ、あるいは、山へさしかかるところで、休止することである。
    ②頭にたまっていることをきれいにするには、やはり歩くこと。
    ③アメリカのテキスト「エクスプロレイションズ」

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    2011年01月05日
  • 人生を愉しむ知的時間術 “いそがば回れ”の生き方論

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    多角的なものの見方をする方なので読んでいてとてもおもしろいです。タイトルの印象と内容があっていないのでは。ハウツー本をイメージするとガッカリするかも。

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    2011年01月05日
  • 新編 ことばの作法 心を伝える“ひと言”の知恵

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    前に著者の別の本を読んだけど、内容がちらほら被ってる。加えてちょっと感情的というか、理論より気持ちを優先して書いているのでいまいちピンと来なかった。
    ただ、「美しいフランス語をもたせました」の下りははじめて知った。その言葉が美しい。

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    2011年01月05日
  • 知的創造のヒント

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    さほど新しさはないものの,古さも感じさせない.
    講談社版の初版が1977年だという.『思考の整理学 (ちくま文庫)/〃』と内容が多く被っているが,生活寄りの内容という感じ.
    私生活改善のための思考の指針としてよいと思う.


    正直『思考の整理学』と被る内容が多くて,怠い読書になってしまったけど,散歩の際に思考の中で本書のいう生活の知恵を多少実践してみたことで,本書の価値が多少見えたように思う.
    それに加えて,途中で読み止めなかった理由となった『本を読む本 (講談社学術文庫)/M.J.アドラ-,C.V.ド-レン』の一部実践は,まあ不可能ではないと結論が出た.

    ひとつ気になったのは,著者の日本語

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    2010年10月27日
  • あたまの目――人生の見かた

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    マスコミはのぞきの専門職。
    記憶はすぐに変容してしまう。
    清潔すぎるのはよくなく、毒をもって毒を制すことも大切。
    イメージを壊さないため作家は読者に顔を見せてはならない。
    愛することは幸せだが愛されるのは幸せではないかもしれない。
    地図と実地を結びつける想像力をきたえるべき。等々。
    「あたまの目」で見たいろいろ。

    同じことが何度か言われているのは
    それだけそのことを伝えたいからなのだろう。
    前はまたさっきと同じか、と思って気にかけていなかったけれど
    最近は大切なことを繰り返し言ってくれることは
    すごく親切なことなのだと思うようになった。

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    2010年10月24日