【感想・ネタバレ】子育ては言葉の教育から 幼児教育で忘れてはならない39章のレビュー

あらすじ

ことばなんて、こどもは放っておいても覚えられるわと思っているお母さん。それなのに、文字を教えてくれる幼稚園にはいち早くこどもを入れたがるお母さん。ちょっと待ってください。大切なお子さんの、最初のことばの先生はお母さん、あなたです。人間は言葉で考えます。どんな子に育つかは、ことばの教育で決まるのです。「少子社会」の今、正しい幼児教育の重要性を説く子育ての必読書。

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Posted by ブクログ

大学入試の小論文対策で
読みました。

初版が1984年発行だっけ…。
わたしが生まれる10年も前だし
今からは28年も前。
だけど現代にも通じるような
ことばかり。

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2013年02月23日

Posted by ブクログ

ミルキーウェイ文庫爆読中♪

少々、女性に対して期待し過ぎなきらいはあるが
「人間は、ことに女性はすべて、素晴らしい芸術家になることが出来ます。子どもの心にどういう絵を描くかという芸術です。額縁に入った作品こそ残しませんが、生きた人間の心によって不滅の絵を仕上げることが出来ます。」
とか、大賛成!って言葉も多数。
みんなが、こんな誇りを持って育児が出来たらいいのになぁ…と切に思う。

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2013年01月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「子育ては言葉の教育から」4

著者 外山滋比古
出版 PHP文庫

p137より引用
“知的ということが実際の経験をないがしろにして、
本による知識のみをありがあたがるようだと、
勉強がかえって心のまずしい人間を育てるおそれが
小さくありません。”

英文学者である著者による、
子育てとことばの関係の大切さを記した一冊。
母親によることばの教育の大切さからおとぎ話の効果まで、
著者の幼稚園園長としての経験を交えて書かれています。

上記の引用は、
知識第一主義に関する一文。
子供の教育だけでなく、
大人の勉強に関しても言える事ではないでしょうか。
特に本が好きな私は、
この言葉は肝に命じておいた方がいいと思います。
実際の経験を積むのがベストだとは思いますが、
著者の様に園長になったり自分の仕事以外の人間には、
そう簡単になれるものではないので、
どうしても本からの知識に頼らざるを得ません。
ジレンマだなぁと思います。
1993年に文庫化された本書ですが、
p109~112の記述を見ていると、
悪い状況があまり変わっていない事に驚きを感じます。

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2012年07月15日

Posted by ブクログ

今日の心ある教育論の嚆矢とも言える著者のまっとうな幼児教育論。「よそ行きのことばを教える」はなるほどと思う。言葉にはあらゆる文化的けじめが結実されている。「ですマス」は今やタラちゃんだけ。

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2012年02月16日

Posted by ブクログ

子育てを軽く考え自分が外で仕事をしたがる女性を嗜める文章が目についた。あまりよく思えなかった。嗜められるべきお母さんは世の中にごく僅かなんじゃないか。仕事してるお母さんはしたくてしてても、子育てを軽く考えてはないわけで。TVを見せない方がいいというのも、見せてるお母さんは見せない方がいいことを知らないだけだろうから。
この本のいいたいことは、子育てをするなら子供に影響する様々な知識を持ち合わせてなさいということか。

綺麗な言葉で話すこと、おとぎ話を聞かせることの有用性など面白い話が沢山のってる。

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2011年05月28日

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