外山滋比古のレビュー一覧

  • ライフワークの思想
    いい本です。
    簡明な言葉で鋭く「常識」に切り込んでいますよ。
    生き急ぐようないままでの時間の使い方を見直したい方には最適でしょう。
    自分人生の評価者は誰でもない「自分」なんです。
  • ことばの教養
    購入者:今倉
    貸出:清水(2008.11.17)返却(2008.12.8)
    言葉は時代によって多様に変化している。言葉が乱れていると言われる時代だが、それも文化なのだと思う。手紙を書いたり、本を読むという機会はあまりないが、FK文庫によって「読書する」という機会は非常に増えた。少しずつでも「本」をこ...続きを読む
  • 知的創造のヒント
    著者は、有名な「思考の整理学」を書いた書いた人で、その続編とも
    いえる内容になっています。(思考の整理学については、読んだ事があるのですが
    書評は改めて読みなおした後で行います。)

    アイデアとは、酒と同じで熟成が必要だ。そして熟成は一晩寝る事で完成する事も
    ある。また、他業種・他専攻の人達との雑談...続きを読む
  • 知的創造のヒント
    外山滋比古さんの著書は個人的に好き。知識はためこみすぎちゃいけない、ある程度忘れる必要がある。だからって、意識して忘れようとするなんて無理。そんなとき、「日常性からの離脱」により、気分転換するのがいいそうだ。
  • 知的創造のヒント
    啐啄の機って元々の意味はそういうことだったんだ。知らなかった(汗)
    でもホントに良い言葉って栄養になりますね。

    啐啄の機、得がたい好機!!それって日常にあらゆるところにあるような気がする。
    実は今がそうかもしれない、仕事もろくに出来ないこの今の状況…

    自分が変わるきっ...続きを読む
  • 乱読のセレンディピティ
    乱読により思いがけないことを発見する事に改めて気づかされた。
    乱読だけでなく誰かと話すこともそうだし、色んな物に触れることにアイディアが生まれるんだなと思った。
    そして散歩はやはり重要。
    知的メタボリックシンドロームという面白い言葉にも出会えました。
  • お金の整理学(小学館新書)
    平成に証券会社が潰れたように、令和では銀行が潰れるのではと思っています
    政府が躍起になってNISAや新NISAを後押ししているのに、それが現れているような気がする
    銀行は、高値安定が見込める企業に投資してそれによって自己保身する
    ただ、それ以外の企業にも融資しなければならないから、NISAや新NIS...続きを読む
  • 人生で大切なたったひとつのこと
    外山滋比古さんのあとがきにあるように、一度読み、散歩に行って帰ってもう一度読みました。今すぐ始めなければならないことって確かにあります。とても短いですが、豊かな滋味がありました。
  • こうやって、考える。
    外山さんの「考え方」のいいところをたくさん集めたいいとこ取りの本だと思った!
    「思考の整理学」が私にとっては一番インパクトがあったので、
    その本からの抜粋はやはり何度見ても頭の中でなにかが動き出す感覚で、
    読んでいて楽しかった。
    その中でもう一度思ったことは、
    アイディアを追いかけ回すと逃げてしまう...続きを読む
  • 知的生活習慣
    知的な生活を送るにはとうしたらよいか。
    知的というのは勉強ができるとか、記憶力が良いとかではないと著者は言っている。

    知的好奇心を常に持ち続けて楽しく豊かに生きていくと伝えたいのだろうと感じる。

    それには頭もそうだが、体も日々鍛えなければならない。

    個人的には知的と言いつつ、忘れる事の大切さ、...続きを読む
  • 乱読のセレンディピティ
    乱読、言葉の印象が変わる
    日本語はアイランド・ファーム
     言葉の論理が点的 文脈を読み解ける言外の背景までは読み手の素養の中にある。俳句が日本語の論理をもっともあらわれた様式。論理的では無い日本人というレッテルが霧消した。
    乱読して、良く寝て忘れて、散歩して、ひらめきを得る。 励まされる本。
  • 逆説の生き方
     「思考の整理学」で著名な外山滋比古の文庫本。自身の幼くして母親を亡くしたことという、大きな不幸からの、所謂マイナスからのスタートから、人としていかに生きていくべきかの発想を教示してくれている。
     難しい言葉でなく、読むものに語りかけるようであり、かつ実は真実を突いているものと思われ、それはまさに著...続きを読む
  • 新版 思考の整理学
    一番驚いたのは、本書が書かれたのが今から30〜40年程前ということ。今を生きている私よりもずっと外山さんの方が今を生きるために必要なことを分かっていて、流石だなと思った。
    論文を書こうとする学生がターゲットのように感じたが、そうでない私でも学ぶことは多かった。日常生活でメモをすること、メモをしなくて...続きを読む
  • 新版 思考の整理学
    もっと若い時に読んでいれば…と本の帯に書かれていた意味がわかった。
    思考を寝かすこと、忘れることを恐れないこと、むしろ忘れることが大事だったなんて!!という驚きでした。
  • やわらかく、考える。
    ゆっくりとだけど、自分の中で知識に経験値を合わせて、抽象化した知恵にまで熟成させる。
    そして知恵と知恵の組み合わさった自然と湧き出すものが個性、スタイルにならば良いのか。流し読んで残るものから知識が生まれ、ここから考える中で知恵に!何となく安心させられた。
  • 新版 思考の整理学
    おもしろかった
    漫然と本読んでるのを
    結構反省したけど
    読んでるの小説メインだし
    たまにはなぜだ!って考えることあるけど
    それで何かを生み出したり
    新しい価値観持ったりあんまないな

    こういう勉強
    若い頃にいっぱいしとけばよかったなー
    もちろん老いててもすごく学べたけど
    いやでもこれを
    「おもしろい...続きを読む
  • こうやって、考える。
    ほほー、と思う部分は多々あったが、1番なるほどと思ったのが「すぐれた比喩は思考を節約する」という部分。
    会話の中でこれはこういうことじゃね?と表現すると人にウケることが多かったんだが、それは思考の節約方法として正しかったんだなと。
  • こうやって、考える。
    まずは、メモに書き出しておく
    それから、忘却
    で、この よはくじかん がとても大切

    机を高くする。座りっぱなしを避ける。
  • こうやって、考える。
    今の自分にしっくりきた内容だった。
    意図的に空白つくって、無駄を楽しみたいと思ったし、それがないと良質なインプットもないだろうなと。
  • 人生相談 谷川俊太郎対談集
    著者には何となく縁があるのか、複数回、空港や駅で遭遇したことがある。素朴な偉ぶらない方で、本対談でも、その味がいかんなく発揮されている。しかも対談は3,40年前にしたものをまとめたものであるが、古さを感じない。冒頭からの親子の対談は読みごたえがあるが、鶴見俊介との対談も丁々発止で面白い。90歳を超え...続きを読む