ことばの教養

ことばの教養

748円 (税込)

3pt

4.7

今や日本人にとっても複雑になってしまった日本語。時代や社会、人間関係によって変化する、話し・書き・聞き・読むなどの言語生活を通し、ことばの教養について、いろいろな事象や、著名人の書簡などを交えて、考えさせてくれる好エッセイ。

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ことばの教養 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    今から三十六年前 ことばのある暮し を旧版として、十六年前に新版が文庫になり、いま私がよむ。
    ことばに対する思い、洞察力、電話、手紙とその頃を思いながら読み進めて、今はもっと人との 会話が ことば でなくなっているんだなぁと、改め感じ入るところ。
    読んでいて、まず葉書を出したいなぁと、思った。
    誰に

    0
    2024年05月22日

    Posted by ブクログ

    ことばの教養
    著:外山 滋比古
    紙版
    中公文庫

    おもしろかった。
    日本人にとって、複雑になってしまった日本語について語るエッセイ集

    ■心を伝える

    ・日本のことばはまず目で話す。そして、そのあと、口でも話すようになっている。
    ・だから、電話のように、目がきかないと、パンドラの箱のようにいろいろな

    0
    2023年12月28日

    Posted by ブクログ

    この本を読んでまず感じたのは、まるで「徒然草」のようだということ。氏の博識、幅広い人間関係と多くの経験からくる言葉は納得の一言だ。人柄を思わせる明快な語り口やユーモラスな発想など、兼好法師を思わせる。
    「伝える」「読み取る」難しさは、本や手紙だけでなく人間関係にも当てはまる。氏の、コミュニケーション

    0
    2022年11月10日

    Posted by ブクログ

    日本語や読書に関するエッセイ。
    タイトルと著者名を見て即買い。

    昭和57年と63年に出された著書から、選りすぐったエッセイを
    再編集した一冊。
    内容によっては今の時代と合っていないものも多少あるけれど、
    ほとんどのエッセイは今もその輝きを失っていない。

    第一章「心を伝える」の中の「手

    0
    2018年11月18日

    Posted by ブクログ

    「読む」「書く」「話す」についての短い(数ページ)エッセイ集です。これらについて、体験と考えが簡潔にまとめられており、非常に読みやすい本です。執筆時にインターネットはまた今ほど公な存在ではないので、若干の古さを感じはしますが、それを差し引いても十分読み応えがあります。

    辞書を読む、とか、若い頃しま

    0
    2011年09月06日

    Posted by ブクログ

    購入者:今倉
    貸出:清水(2008.11.17)返却(2008.12.8)
    言葉は時代によって多様に変化している。言葉が乱れていると言われる時代だが、それも文化なのだと思う。手紙を書いたり、本を読むという機会はあまりないが、FK文庫によって「読書する」という機会は非常に増えた。少しずつでも「本」をこ

    0
    2009年10月07日

    Posted by ブクログ

    少し時代をトリップした感じが、またおもしろかった。
    しかし、かつて日本人は読書をよくしていたというのは、本当なのか?

    0
    2020年11月29日

    Posted by ブクログ

    外山さんの本は4冊目くらいになる。エッセイが多い。このエッセイも気の利いたものが多かった。心の休養に一服という本。

    0
    2018年10月17日

    Posted by ブクログ

    英文学者が日本語について語った本。
    言葉の感覚の鋭さが全然違う。
    特に面白かったのが、たびたび出てくる「手紙」に関するくだり。
    すぐにつながる電話よりも手紙のほうが趣があって、相手の邪魔にもならずいいらしい。
    納得。こういう感性大事にしたい。

    0
    2009年10月07日

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