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どんどん忘れよ!忘れた分だけ思考が深まる!
人は「忘れること」を嫌う。長年、「忘れてはいけない」と記憶型の教育を受けてきた影響で、無意識のうちに、「記憶はいいこと、忘却は悪いこと」という色分けをしている。
本書で著者はそれに真っ向から反対を唱える。記憶と忘却は敵対関係にあるのではなく、協調関係にある。忘却によって頭の中の雑多な知識・情報を整理・処分し、そこへ記憶によって新たな知識・情報を入れる、という互いに連動する関係である。それが整って初めて柔軟な「思考力」が生まれるのだ。忘却の意味とさまざまな役割を語り、知識を詰め込むだけでなく積極的に忘れることを心がけることだと訴える。「賢くなるには、もっと忘れろ!」という目からウロコの1冊!
Posted by ブクログ 2018年06月14日
忘却は、知識を整理し、浄化し、創造的思考を行うために必要な媒体である。筆者が指摘するように、せっかく入れた知識を忘れてしまうことを恐れ、いかに忘れないように、思い出せるようにするか、ということに関心を持っていたが、忘却する力、自然に備わっている現象を素直に受け止めようという気持ちになれた。この感想も...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年02月26日
気になることば
23 忘却のはたらき
価値ある思考、借りものではない思考は、忘却の陰の力に負うところが大きい。
26 “遊び”の強調
All work and no play makes Jack a dull boy.
35 レム睡眠
Rapid Eye Movement
レム睡眠は、知識ゴ...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年08月02日
!頭をよく働かせるには頭のゴミ掃除=忘れることが必要だ。“知の巨人”が忘却の意義を明かすコペルニクス的転回の書⁉️【目次】
1 忘れることは頭のゴミ出し(忘れることが大事;知識を捨てる力)2 忘却は英知の純化(頭の連作障害;休んで忘れる他)
3 頭を知識の倉庫から思考の工場へ(決算型から予算型へ;...続きを読む
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