あらすじ
天皇陛下の執刀医、天野篤先生は受験に3回失敗して、名医となった。外山滋比古も、受験に2度失敗して、英文学者として大成した。人生は不思議なもので、失敗の多い人間ほど、魅力的になっていく。 入学試験、入社試験、資格試験に失敗してしまった人たちこそ、将来の日本の人材である。90歳の大家が躊躇しながらも初めて明かす失敗の数々をつづる、書き下ろしエッセイ集。
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Posted by ブクログ
自分も小学一年生の頃に露店でがらくたのようなおもちゃを買ってしまい、大いに後悔したことを思い出した。
失敗すると言う経験について、娘の中学受験の際に感じていたモヤモヤを的確に言語化されたように感じた。
失敗を体験して、その劣等感や焦燥感をバネにしたときが最良の成長機会と分かっていながら、娘に対して真逆のことをしてしまっている。
Posted by ブクログ
「失敗」という概念を根本から見つめ、多くの日本人が持つマイナスイメージを取り除くことができるの本。
「失敗」を経て「成功」を掴み取りたいあなたへ。
Posted by ブクログ
自分自身の失敗は数知れず…。なんであんなこと言ったんだろう…あのときああすれば…と思い返しては反省するばかり。本書を読むと、失敗を嘆くのではなく、良い方向に進める一歩と思えて、どれも心温まるエッセイでした。