中島敦のレビュー一覧

  • スラよみ!現代語訳名作シリーズ 山月記

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    叢にひっそりと隠れていたところに哀しみと淋しさを感じた。旧友に会えた事の嬉しさと羞恥と、複雑な感情も。

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    2025年08月08日
  • 李陵・山月記

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    『山月記』は虎になった男の話として知ってはいたが読んだことはなかった。『李陵』は前漢頃の話でこちらも運命と自己の忠義や正義との葛藤が良かった。

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    2025年08月08日
  • 文字禍(乙女の本棚)

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    ネタバレ

    しばらく見ない間に、このシリーズとても増えててびっくり!嬉しい。

    文字の精霊。文字を覚えることで起こる不具合。歴史とは在った事柄のことか粘土板の文字のことか。書かれていないことは存在しないということ。
    面白い。

    エンタメ小説はたくさん読んでても、文学作品はほとんど読んでいないので、このシリーズだけでも少しずつ読んでみよう。キレイなイラスト大好き。しきみさんのイラスト、ほんと好き。

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    2025年07月21日
  • 文豪死す

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    文豪たちの遺作を集めた本。
    太宰治のグッドバイ、初めて読んだけど続きがめちゃくちゃ気になる…!!!

    各作家の作品のあらすじ紹介がわかりやすくて、面白そうで、読んでみたいのをたくさん見つけられた。
    名作系にハードルの高さを感じていたけど、作家のあらすじや経歴をみて、だいぶハードルが下がった。

    夢野久作知らなかった!女坑主は読み終えたあと「あの時のあのセリフはどういう意味?」ってなって読み返してしまった。

    読んでみて良かった。自分の読める小説が広がりそう。

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    2025年06月15日
  • 悟浄出世

    匿名

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    西遊記の沙悟浄のお話です。悩める沙悟浄が答えを求めて彷徨い、三蔵一行に出会うところまで。人によって考えは千差万別。結局悟浄の悩みは考えるだけ無駄ということなのかな。

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    2025年05月10日
  • 牛人

    匿名

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    父親は自業自得だと思うけれど、二人の息子は可哀想だったなと思います。豎牛は二人の息子と違う待遇の所為で歪んだのか、それとも元々そういう人格だったのか。背筋がゾッとするお話でした。

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    2025年05月08日
  • 山月記(乙女の本棚)

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    久々に読んだ山月記。
    何故、虎になってしまったのかと考えていたのに最後には何故、人間だったのかとなるあたりが怖い。

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    2025年04月04日
  • 李陵・山月記

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    『山月記』、『名人伝』、『弟子』、『李陵』の4作品が収められた短編集。
    中国伝記や古伝説に取材した著者のどの作品も、常に「自己のあり方」を見つめ続けている。

    詩作、弓、儒家の道、軍師。それぞれが抱える苦悩や葛藤や孤独感は、現代人が抱えるアイデンティティクライシスに異としない。

    自分の弱さや克服できないこと、曲げられずに意地を張ってしまうことは誰しもある。
    作中の登場人物達は、それを自らが明確に自覚し、どう向き合うかを自分が考えることが大切であることを教えてくれているような気がした。

    複雑な人間関係や自己実現性への挑戦を諦めず、悩みながら曲がりなりにでも、なるべくまっすぐに、「自分を生きる

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    2025年03月25日
  • 文字禍(乙女の本棚)

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    ふとある芸人さんの本の内容を思い出した。
    まったく本を読まない芸人さんの読書経験を綴った本であったが、「どうして単に文字が並んでいるを読むだけでシーンが頭の中に浮かぶのか、この仕組みは一体なんなのだ」…というようなことだったが、それもまた文字の精霊の力、ともすれば文章の精霊の力というものなのだろうか。
    たしかに、なんでもない文字という記号の列だけで、見たこともない文明の街並みや老学者の様子が頭に浮かぶ。
    それを元に、しきみ氏がこうしてイラストを添えている。
    読書をする人間にとって、当たり前すぎることを、否、人間として生きるうえでも当たり前すぎることを、揺さぶられる短編だった。
    …それも、文字を

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    2025年03月20日
  • 山月記・李陵 中島敦 名作選

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    李陵が読みたくて。
    子供向けに優しくリライトされたものなので元の作品と違うところはあるだろうけど、それでも伝わる主人公の不遇と苦悩。
    強く気高く不屈の精神の美しさと憧れと現実と、みたいなのが詰まった作品でした

    2025.3.6
    51

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    2025年03月06日
  • 山月記(乙女の本棚)

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    教科書で読んだ山月記が好みのイラストで絵本になっていたので手にとりました。

    久しぶりに読みましたが短いお話の中に学ぶべきことがたくさんあると感じました。

    全ページカラーと文字の色も変えていて、作品としてとても好みでした。表紙のイラストが一番好きでした!かわいい!

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    2025年02月23日
  • 文字禍・牛人 アニメカバー版

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    中島敦というと山月記が真っ先に浮かぶ。
    また、中国の故事に因んだ作品というイメージがあったが、この本は古代アッシリアの故事に因んだ「文字禍」や「狐憑」、「木乃伊」といった少々洋風な作品と自伝的な「斗南先生」、「虎狩」といった作品群で、新たな印象を受けた。
    特に「虎狩」は旧友との思い出や再会を描き、こういう感じあるなぁ、と共感できるものがあった。
    中島敦の新たな印象、という意味で、ぜひ。

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    2025年02月02日
  • 悟浄出世

    匿名

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    西遊記でお馴染みの沙悟浄のお話なので、中島敦の作品の中では比較読みやすい方かなと思います。哲学的なことで悩む悟浄が描かれていて、結局答えは見つからずなところがちょっとモヤッとでした。

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    2025年01月30日
  • 山月記・李陵 他九篇

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    面白い。
    和洋折衷にとどまらない文化の鍋に近代的な自意識を投げ込んだ不思議な読後感。
    西遊記ものの「悟浄出世」、「悟浄歎異」が好き。

    今となってはこういう背景をもった作家さんがメジャーになることは無さそう。

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    2025年01月18日
  • 名人伝

    匿名

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    弓に人生を捧げた紀昌が弓そのものを忘れるなんて皮肉だなぁと思いました。これは進化なのかそれとも退化なのか。

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    2025年01月17日
  • 李陵・山月記

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    表題作の一つ、山月記は教科書にも載っていたような…自らを恃むことの強い天才の孤独と後悔は、大人になった今こそ心に響く。
    もう一方の李陵も孤独を扱った作品。祖国に裏切られた主人公・李陵と、それと対比されるように描かれる蘇武。李陵が祖国・漢を捨てて匈奴の土地で暮らすことを決意したのに対し、蘇武は純粋な祖国への愛を貫き通す。蘇武の姿を見た李陵の心の葛藤は程度の差はあれど、誰にでも感じたらことのあるものと思われる。

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    2025年01月05日
  • 李陵・山月記

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    大人になって読む、山月記。

    多分、高校の教科書に載っていた山月記。
    当時は虎になった人間の話。くらいの印象しかなかったけど、これ、自意識を拗らせたが故の。。。がわかると、一気に、なんというか親近感が湧く。。

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    2024年12月21日
  • 文字禍(乙女の本棚)

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    はい、アンサーレビューの『読まずにレビュー』第6弾です!(ドゴーン!)

    *『読まずにレビュー』とは?
    表紙と題名、作者のみを手がかりに本の内容を推理し、感想まで書いちゃう!という革命的レビューです!(先に表紙拡大して確認してみてね)
    しかも今回は発売前に書いちゃいます!
    挑戦は受けて立つ!( ゚д゚ )クワッ!!
    (挑戦されてない)

    はい中島敦さんの『文字禍』ですよ

    まずもうね顔色が悪い!
    確実になんかヤバい感じの風土病ですよ
    おそらく中央アフリカですよ
    水際対策必至ですよ

    そしてタイトルは『文字禍』です
    「禍」の意味としては「よろこばしくない事柄。不幸をひきおこす原因。災難。」てなこ

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    2025年01月19日
  • 山月記(乙女の本棚)

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    綺麗な虎のイラストに惹かれて、高校以来久しぶりに山月記を読む。
    ざっくり言うと、男が発狂して虎になったという突飛なストーリー。でも漢詩の音の響きが良いからだろうか、詩人になりたかった男(今は虎になってる)だからだろうか、台詞がいちいちかっこいい。
    ともあれ、人は誰しも内に獣を飼ってるのかもしれないので、気をつけよう笑

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    2024年11月01日
  • 李陵・山月記

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    学生時代には苦手意識の強かった「漢文」であるが、中島敦氏の本作は漢詩の風体を持ち、深い教訓とともに純文学的な味わい深さも兼ね備えている。一文字一文字推敲に推敲を重ねたであろう文章には一切の無駄がなく、研ぎ澄まされていながらも懐の深い柔らかさがある。200ページほどの本だが、うち50ページが注解という中島氏の凄まじい意気込みと迫力を感じさせられる。4つの収録作品はいずれも示唆に富み、甲乙つけがたし。

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    2024年10月21日