中島敦のレビュー一覧

  • 山月記・李陵 他九篇

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    ☆西遊記を題材にした
    「悟浄出世」「悟浄嘆異 」を
    もっと読んで見たかったです。

    悟浄の人間くささが好きです。

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    2019年09月17日
  • 山月記・李陵 中島敦 名作選

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    情けないですが、新潮文庫の原作李陵が読みきれず、こちらを購入。
    子供用に読みやすくしてあるので、面白く、あっという間によめました。
    今度は原書にのぞみます。

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    2019年04月23日
  • 李陵・山月記

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    高校生の頃に教科書で読んだのかな、山月記
    衝撃的でした

    著者を天才だと思った
    人生で最多の再読作品となりました

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    2024年12月11日
  • 山月記・李陵 他九篇

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    教科書に載っていた「山月記」を、何度も読み返したことが、今も思い出される。以来、著者の作品、文章を折にふれて読み返してきた。

    その漢文調の文章にミーハー心で接していただけかもしれないが、しかし、登場人物の心理描写どれにも、身につまされる思いを感じたことは間違いない。

    収載されている作品では「悟浄歎異」をお薦めしたい。また、著者をよく知る友人氷上氏の解説も、著者の育った環境から近代日本の一風景をとても興味深く知ることができた。

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    2019年01月27日
  • 山月記・李陵 他九篇

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    高校生の教科書でお馴染みの山月記を始め、著者の代表作が並ぶ。特におすすめなのは、「悟浄歎異」。西遊記の沙悟浄の目線から、法師や悟空の人物像を客観的に観察している奇作。

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    2018年01月07日
  • 李陵・山月記 弟子・名人伝

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    思えば私の中華風物語好きもここから始まったのかもしれない。
    中学時代この本を読んでから今に至るも読み返している。
    最初の部分は暗誦できるまでになっていた。
    その後、20年ほどしてある本屋さんで高校ぐらいの男子二人連れが本を選んでいた。一人の子が冒頭部分を語り出したのを聞いて、この年代の子供たちには印象の深い文学なのだなと思った。
    今も電子本で携帯しています。
    何度読んでも味わい深い。

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    2017年07月31日
  • 山月記・李陵 他九篇

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    思いっきり泣くと、ストレス解消や健康にいいそうです。
    それも、玉ねぎで涙を出すなどではだめで、感動して心から涙するのがいいそうです。

    「山月記」はわずか十数ページの作品ですが、すごく泣けました。
    最初の2ページでもう泣けて、最後の3ページくらいはもう止まりません。

    あまりの素晴らしさに(そして作品も短いので)知人に全編朗読して聞かせてみました。
    読みながら何度も涙をこらえたことは言うまでもありません。

    読み終えた後の知人の感想は

    「泣き所、あった?」

    でした。

    感動のポイントは人それぞれです。

    なお、その知人は今はだんなさんになりました。

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    2017年05月02日
  • 李陵・山月記 弟子・名人伝

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    割と定期的に読み返すんだけど文体が好き。
    漢文調でお堅いかと思いきやどことなく艶っぽくてリズム感が良い。声に出して読みたい感じ。
    『山月記』が特に有名だし切なく滾るものがあるけど、個人的には『弟子』と『悟浄歎異』が好き。子路から孔子への思いとか、悟浄の悟空語りとか「これだけの圧倒的語彙力で推しを褒め称えるのマジ尊敬」ってなる。

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    2017年04月10日
  • 宮沢賢治/中島敦

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    宮沢賢治はまるでジミ・へンドリックスのようだ。最盛期のジミは、自分の体内から自然と音楽が湧き出るように曲が作れたという。音楽を言葉に変えればまさに賢治がそうなのではないだろうか。
    中島敦は、個人的には名人伝が最も好きな作品だけれど、本書への収録作品の中ではやはり悟浄出世だろうか。いや、どれも甲乙つけがたい面白さだった。

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    2016年12月07日
  • 宮沢賢治/中島敦

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    宮沢賢治と中島敦。
    『東北・南洋・中国・韓国など周縁から文学の中心に迫った
    純粋かつ豊饒なる作品世界』
    という帯の解説。
    中島敦は初めて読みました。
    南洋の世界の『環礁』や日本占領時代の朝鮮の
    『巡査の居る風景』。中国の故事を基にした、
    『李陵・司馬遷』『弟子』『悟浄出世』『悟浄歎異』
    独特の世界観は引き込まれる感覚や、心象の描きかた、
    その土地の風俗や風景やにおいが濃密に描かれていて
    面白いと思います。
    宮沢賢治の童話と詩。特に詩の『春と修羅』と『疾中』は
    声に出して読むと、ぞくぞくとする内容です。
    また、『ひかりの素足』と『ポラーノの広場』は
    不思議な感覚の童話です。これも引き込まれる感じ

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    2016年07月03日
  • 李陵・山月記

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    何度か読み返すたびに、こういう巧みな文体を楽しむ余裕がほしいなと思う。日本語を駆使してこんなふうに表現するということが、爽快。

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    2025年01月13日
  • 山月記・李陵 他九篇

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    美しい文体の作家は?と聞けば意見は分かれると思いますが、格好良い文体の作家は?と聞けば中島敦はかなりの高確率回答を得るのではないでしょうか。

    〝漢の武帝の天漢二年秋九月、騎都尉・李陵は歩兵五千を率い、辺塞遮虜を発して北へ向かった。(中略)朔風は絨衣を吹いて寒く、如何にも万里孤軍来るの感が深い。漠北・浚稽山の麓に至って軍はようやく止営した。既に敵匈奴の勢力圏に深く進み行っているのである。秋とはいっても北地のこととて、苜蓿(うまごやし)も枯れ、楡や川柳の葉ももはや落ちつくしている。木の葉どころか、木そのものさえ(宿営地の近傍を除いては)、容易に見つからないほどのただ沙(すな)と岩と磧と、水の無い

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    2020年05月12日
  • 山月記・李陵 他九篇

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    ちょっと、変わった作風です。
    全部じゃないですが、「中国の故事、古典の逸話にのっとって、独自の解釈と視点で人間ドラマを描く」ということですね。
    つまりは、芥川龍之介さんもこういうの、やっていますね。漢籍に限りませんが、「蜘蛛の糸」「西方の人」とか。そういう感じ。

    お友達に勧められた本です。中島敦さん。何十年も前から本屋さんで名前は見ていたけど、読んだことありませんでした。
    1909-1942。33歳で病死しちゃったんですね。1942というと、十五年戦争、日中&太平洋戦争の真っ最中。まだ、日本劣勢があらわにならない頃ですね。
    貧しくは無く漢学教養豊かに育ち、当時の東大の文学部だそうなんで、超エ

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    2014年10月27日
  • 山月記・李陵 他九篇

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    本当は青空文庫で。

    「臆病な自尊心と尊大な羞恥心との所為である」
    と。

    あたし?

    なんだろう。
    今、あたしが好きな小説たちにはないズドンと響く感じは。

    あたしの中の猛獣も、まわりの人たちを苦しめている。

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    2013年11月03日
  • 新撰クラシックス 李陵/山月記(小学館文庫)

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    「李陵」
    李陵と司馬遷、二人の不遇な男の物語。
    祖国への忠心を頑に守るのか、柔軟に新たな恩義を大切にするのか、どちらの生き方が正しいのかは誰にも判断できないが、迷いのある者が苦しむことは確か。
    「悟淨出世」
    西遊記でおなじみの沙悟淨が、三蔵法師一行に出会うまでの話。自分とは何なのか、何のための人生なのか。答えのない問いにとらわれて苦しむ悟淨の姿には、誰しもが人生に対して感じる言いようの無いもどかしさが表れている。
    案ずるより生むが易しという、簡単な言葉で殻を破れるのもまた、悩みというものの本質か。
    「牛人」
    魯の名大夫、叔孫豹のエピソード。突如叔孫豹の前に現れた生き別れの倅・牛が、叔孫を死の恐

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    2013年12月12日
  • 山月記・李陵 他九篇

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    改めて読んでみたくなって、中島敦を手にとった。

    本書を編纂するにあたり、解説を書いた氷上英廣氏は李陵に代表される中国物、悟浄出世に代表されるユーモアと哲学を交えた短編、環礁に代表される南洋物とおおまかに3種類に分けている。それぞれに趣の異なる作風だが、私自身としては、やはり中島敦の代表作「李陵」が良かったと言わざるを得ない。わずか50ページと非常に短い小説だが、凝縮された内容に、長編を読んだほどの満足感がある。

    今回あらためて中島敦を読んでみて思ったことがある。
    中島が主人公に据える人物は、皆おしなべて「優秀だが十分にその道を極めきれず、そばにいる極めた人物にさまざまな思いを抱く」という特

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    2013年06月20日
  • 李陵・山月記 弟子・名人伝

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    「李陵」「山月記」「弟子」「名人伝」「悟浄出世」「悟浄歎異」
    正義感あふれる李陵が敵国匈奴に捕まる。司馬遷は李陵を庇うが、武帝に逆ギレされて宮刑を受ける。
    報われない自分の境涯に発狂し虎になる李徴。ノイローゼぎみの沙悟浄。
    どの作品も不安や不快、やるせなさが漂うが、人間の愚かさや弱さを直視することで、人間の本質がジワジワ浮き上がってくる。

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    2013年03月02日
  • 李陵・山月記 弟子・名人伝

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    名人伝 ー 技を極めるため、成長しつづけて辿りつく先は… 初めて読んだ時、ラストは軽い衝撃でした。人生における老いの一つのモデルとして今も心しています。段々と衰える、ではなく本質を極めていく人の姿が見えます。

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    2013年02月22日
  • 山月記・李陵 他九篇

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    ふと思い出して「文字禍」を再読。

    前にいつ読んだのか忘れてるくらいだから、内容もラスト以外ぼんやりとしか覚えていなかったけど、さすが中島敦だと改めて思いました。

    物事を(文字を通して)深く知ろうとすればするほど、文字に潜む「何か」に侵され、素直に物事を捉えられなくなってしまう文字禍と言う病。それでも「何も知らない方が良かった」と思えるかどうか。

    きっとそれでも人は貪欲に何かを知ろうとする。

    そうであるならば厳しい取捨選択が迫られるはず。それが出来ないのであれば、いつか文字(情報)に押し潰される。

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    2012年12月23日
  • 山月記・李陵 他九篇

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    読みやすいと思う(〃'∇'〃)ゝドヘヘ

    自分から逃げられない
    誰だって一度は思う「世界とは」とか「私が死んだら」とか、そもそも「私とは」
    大人になる内に折り合いをつけていくものを、考え続けて燻り続けている
    頭でっかちな秀才
    身体が先に動くような天才にはなれないんだな〜

    そんな中救いがある、わが西遊記が好きです悟浄のヤツね

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    2012年12月21日