中島敦のレビュー一覧

  • 名人伝

    購入済み

    世に名人は多かれど

    卓越とはまさにこのことか。

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    2020年06月08日
  • 李陵・山月記 弟子・名人伝

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    万城目学の悟浄出立にて中島敦の本作からの影響が語られており、読みたいと思った。

    李陵 万城目学の『父司馬遷』と対に読む事をお勧めします。

    弟子 子曰く〜に出てくる子路の話 孔子の清廉さと子路の潔白さを知る事ができた。

    山月記 藤田和日郎の『うしおととら』を思い出した藤田氏も本作からの影響を受けていたのだろうかと ふと思う。

    名人 極めすぎると一周するって事ですかね・・・ 個人的には本作の白眉!

    悟浄出世・悟浄歎異 悟浄考え過ぎ!流石の傍観者なだけある!

    因みに中島敦の写真がロンブー淳に似てると思うのは私だけでしょうか?

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    2019年08月06日
  • 宮沢賢治/中島敦

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    ネタバレ

    「山月記」が好きなんだが、ほかの中島敦の作品も読みたくて手にとる。
    表紙の色が大変綺麗。
    南島エッセイ的なのと中国ものと。
    内地、というのが日本のことだというのを理解するのにワンテンポ必要とした。
    ある巡査の~は関東大震災での風評による朝鮮人虐殺の件が当事者の悲しみと怒りともに描かれている部分があり、しかもそれが言論統制により封じられていくという
    結構日本に批判的だと思うのだがまだ昭和一桁代は発表が可能だったのだなあ。
    悟浄さんのはとてもおもしろく読んだ。
    万城目さんので悟浄出立ってのがあったと思うんだが、
    そして大変おもしろかった覚えがあるんだが、
    こっからか?
    孔子のもおもしろかった。

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    2017年08月17日
  • 山月記・李陵 他九篇

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    短編集。「悟浄歎異」が面白い。西遊記に外枠を借りた作品で、沙悟浄(河童)目線で悟空と三蔵法師を分析する。
    高校時代、現代文の模試でこの作品の抜粋が出題された。それは悟浄が三蔵法師について分析している部分だったが、当時はまったく意味が分からなかった。しかし、30歳を過ぎた頃、偶然青空文庫で拝見し衝撃を受けた。
    悟空と三蔵法師の決定的な違い。そしてそれを語る沙悟浄(=中島敦)の人物像も透けて見える傑作である。

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    2016年01月26日
  • 李陵・山月記 弟子・名人伝

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    友人が好きだということで再度読む。
    山月記の臆病な自尊心と尊大な羞恥心は非常に印象的な言葉。
    李陵、弟子、悟浄出世も面白い。
    生ある間は死なし、死いたらばすでに我なし。何をかおそれん。
    賢者が他人について知るよりもグ社が自分について知る方が多い。
    悟浄出世の女偊の話が良い。P153

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    2014年01月08日
  • 李陵・山月記 弟子・名人伝

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    北方の「史記」を読んでいる流れから、「李陵」を再読したくなり購入。

    はじめて読んだのは中学で、その後高校で「山月記」が出てきて。
    どちらの頃も、ふーん…という感想でしか持たなかった。
    でも、今回はどの作品も夢中になって読み進めたし、響いた。
    あの頃すでに良書に出会えていたのに、気付けなかったんだなあ。
    遅くなったけれど、気付けて良かった。

    「李陵」「山月記」「弟子」「名人伝」「悟浄出世」「悟浄歎異」収録

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    2013年11月12日
  • 山月記・李陵 他九篇

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    「山月記」が短いけど含蓄があって耳に痛い話でした。
    真理を探究し懊悩する「悟浄出世」も自分が知ってる西遊記とは全く視点の違う話で面白かった。

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    2013年11月21日
  • 山月記・李陵 他九篇

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    有名な李陵や山月記、文字禍を始めとして名人伝、弟子、牛人、悟浄出世、斗南先生、環礁などを収録している。漢語系の文章が多いが、自身の短い人生の中の出来事由来の文章もあって多彩。
    特に飽きることなく読めた。個人的にはやはり山月記と西遊記2つがおもしろい。

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    2012年10月06日
  • 李陵・山月記 弟子・名人伝

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    文体は慣れてしまえば問題なく読める。
    表現が力強く、話も面白い。ぐいぐいと引き込まれていくものが多かった。

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    2012年05月13日
  • 李陵・山月記 弟子・名人伝

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    ハッケンくんストラップが欲しかったのと、『悟浄〜』が読みたかったから買った。
    中島敦の作品は本当にもっと読みたい!
    夭逝が悔やまれるよな…。

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    2011年07月14日
  • 李陵・山月記 弟子・名人伝

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    山月記が一番好きだ。
    中島敦の文章は本当にかっこいい。
    というか、めちゃくちゃ知性的といった印象。格調高い。
    李徴が自分に重なるとことも多々あり、衝撃を受けた作品。
    月に吠える虎…、せつなくて美しくてしびれます。


    李陵も印象深い。
    かっこいい男とはなんなのか。
    国と国との戦争のなかに完全な悪なんて存在しないということも教えてくれます。みんな、正義と正義のぶつかりあいなんだろう。

    いやしかしほんとに、かっこいっす、中島敦。

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    2011年03月14日
  • 李陵・山月記 弟子・名人伝

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    ipadのi文庫に入っていた。
    国語の教科書などで読んだ事はあるが、流石に長年読み伝えられただけあって、短い話でも話自体も面白く、また教訓も深い。
    将棋の羽生さんは、著書「決断力」の中で名人伝の様な心境で将棋を差してみたいと語っているが、なるほどと思う。

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    2011年02月09日
  • 光と風と夢 わが西遊記

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    光と風と夢・・・主人公=作者自身の、作家としての苦悩と精神活動の物語。
    客観的に見るということは対象を良く知ることと、対象から離れることが必要である。

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    2010年10月15日
  • 李陵・山月記 弟子・名人伝

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    読み始めると案の定、「漢文訓読体」というのでしょうか、
    その古い文体に悪戦苦闘しました。
    しかし、知らぬ間になんだかどんどん夢中になっていきます。
    単純に物語が面白い。どの話も。

    特に良かったのは、西遊記の河童の沙悟浄を主人公とした二作。
    悩める沙悟浄が妖怪の賢者たちを訪ね歩き、教えを乞う。
    そののちの三蔵法師一行との旅を彼の視点から綴った悟浄歎異。
    まさか沙悟浄をこんな風に描くとは。
    読み切るのはとても苦労しましたが、非常にユーモラスで、
    とても楽しめた一冊です。

    <収録>
    1.李陵
    2.弟子
    3.名人伝
    4.山月記
    5.悟浄出世
    6.悟浄歎異

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    2011年03月07日
  • 光と風と夢 わが西遊記

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    光と風と夢・・・主人公=作者自身の、作家としての苦悩と精神活動の物語。
    客観的に見るということは対象を良く知ることと、対象から離れることが必要である。

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    2009年10月04日
  • 文字禍・牛人 アニメカバー版

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    文豪ストレイドッグスの中島敦のビジュが好きで、ジャケ買い。高校の時に山月記は読んでいたので読んでみた。独特の世界観があって、とてもおもしろい。今でいうファンタジーの部類かな。ただ、注釈が多かったり、少し古い日本語なので読みづらくなかなか読み進まなかった。

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    2025年12月02日
  • 山月記・李陵 他九篇

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    中国史や漢文に慣れなくて結構苦労したけど、山月記、悟空〜、牛人あたりは楽しく読めた。哲学的な要素が面白い。

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    2025年10月30日
  • 山月記(乙女の本棚)

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    ネタバレ

    2025/08/24 『刺青』(谷崎潤一郎 夜汽車)を読んで、乙女の本棚シリーズ読破しようと思い立った『山月記』(ねこ助、中島敦)。

    現実に憂いを感じて不幸せだと感じているなら、自分を消して虎になるのも良いのでは?とも思ったかな。

    モヤモヤ抱えたままダラダラ生きるよりは。

    とりあえず……

    ないものねだりで生きるのはもったいない。

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    2025年09月14日
  • ビルディング(乙女の本棚)作品集(乙女の本棚)

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    「乙女の本棚作品集」としての三冊目。
    『赤とんぼ』『山月記』『魚服記』『鼠』『ルルとミミ』の五篇に加えて、書き下ろしイラストの『ビルディング』(夢野久作)も収録されている。

    ねこ助さんの幻想的な淡いタッチの絵は、読者を物語世界によりいっそい深く深く誘っていくようでとても好き。
    児童向けや童話風のお話とぴったりなのだけど、私は山月記がとりわけ好き。見開きで描かれる、あの威風堂々としながらも繊細そうな虎は忘れられない。

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    2025年09月08日
  • 文字禍(乙女の本棚)

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    乙女の本棚シリーズ。
    文字を知った人間に対して、文字の精霊の及ぼす作用とは…?博士が調査した結果は、正直こじつけのようにも思えます。信じれは信じる程、深みにハマる博士。最後の展開に驚きました。うーん、偶然?それとも…?

    今回も挿絵が素敵でした。エキゾチックな舞台にピッタリ。

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    2025年08月06日