中島敦のレビュー一覧

  • 李陵・山月記 弟子・名人伝

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    山月記が一番好きだ。
    中島敦の文章は本当にかっこいい。
    というか、めちゃくちゃ知性的といった印象。格調高い。
    李徴が自分に重なるとことも多々あり、衝撃を受けた作品。
    月に吠える虎…、せつなくて美しくてしびれます。


    李陵も印象深い。
    かっこいい男とはなんなのか。
    国と国との戦争のなかに完全な悪なんて存在しないということも教えてくれます。みんな、正義と正義のぶつかりあいなんだろう。

    いやしかしほんとに、かっこいっす、中島敦。

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    2011年03月14日
  • 光と風と夢 わが西遊記

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    光と風と夢・・・主人公=作者自身の、作家としての苦悩と精神活動の物語。
    客観的に見るということは対象を良く知ることと、対象から離れることが必要である。

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    2010年10月15日
  • 光と風と夢 わが西遊記

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    光と風と夢・・・主人公=作者自身の、作家としての苦悩と精神活動の物語。
    客観的に見るということは対象を良く知ることと、対象から離れることが必要である。

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    2009年10月04日
  • 李陵・山月記

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    『山月記』は国語の教科書で出会ったきりだったが、記憶の中のそれよりも簡潔かつ凝縮されているように感じた。どの話もどこか寓話的な面があり、物語に入り込むというより側から眺めている感覚で読んだ。自分の知識が無く、作品を十分に味わうことはできなかった。

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    2026年09月26日
  • 李陵・山月記

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     犬や猿ではなく、勇ましく高貴な見た目をしている虎になったのも、李徴の性格を表してるのかなと思った。
     結局落ちる時も人の目を気にせずにはいられないんだろうね。
     

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    2026年09月12日
  • 李陵・山月記

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    中国の用語が多くてなかなか読み進めるのが難しかった。
    山月記だけはすっと入ってきたけど。歴史小説的な側面もあり難しかったけど、考えさせられる話が多かった。
    中国の歴史に詳しければまた違った見方ができるのか?

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    2026年08月17日
  • 李陵・山月記

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    20260603 読んだ本 李陵・山月記 中島敦

     北方謙三の史記を読んでから、確か昔読んだよなって思って本棚探したらありました。正直どんな話だったかも覚えていなかったんだけど、読んでみたら全四短編思い出しましたね。特に「弟子」の孔子の弟子子路については、最も孔子に心酔した弟子でありながら、粗暴で馬鹿で、でも好感が持ててって、相当印象深かったことまで思い出しました。
     改めて「李陵」を読んでみると、北方史記とほぼ違和感がなくて、丸写しじゃないのって感じなんだけど、司馬遷の史記にこう描かれてるんだろうな。特に蘓武については架空の人物かと思ってたのに、「李陵」の中にも描かれている。
     司馬遷の宮刑の描かれ方なんかも瓜二つだったな。
     改めて北方文学を見直しました。
     でも、正直この年でこういう形で読み返したから面白いんで、きっと昔はつまんないと思って読んだんだろうな。

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    2026年06月07日
  • 山月記(乙女の本棚)

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    理由も分らずに押付けられたものを大人しく受取って、理由も分らずに生きて行くのが、我々生きもののさだめだ。

    ↑よすぎ!
    初めてちゃんの読んだのでこんなに欲望の話だったんだ〜となりました。

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    2026年04月28日
  • 李陵・山月記

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    【2026年57冊目】
    虎になった友との邂逅――山月記、弓を極めんとする男の末路――名人伝、孔子の弟子である子路の一生――弟子、司馬遷と李陵の運命――李陵、中島敦の短編集。

    「その声は、我が友、李徴子ではないか?」
    有名な一文ですね。山月記を読んだことがない人でも、知っているのではないかと思います。ネットミーム的にもなってますね。私も山月記をちゃんと読んだことがなかったので、文中に出てきた時はちょっと感動しました。思ったよりも早く出てきましたが。文体も思ったよりわかりやすく、読みやすかったです。

    ただ、「弟子」だけはちょっと難しかったです。注釈がついてますが、いちいちページをペラペラと確かめに行く気が起きず、なんとなくの流し読みでした。こういった思想的な話は漫画で読もうとして断念した記憶があるので、おそらく向いていないのでしょう。

    「李陵」は、「史記」を漫画で読んだことがあったので、なんとなく司馬遷の記憶をたどりながら読めました。また漫画のほうを読みたくなりました。史記、三国志、項羽と劉邦など、売らなきゃ良かったなぁと今更ながらに後悔しています。

    思ったより文体がとっつきやすくて良かったです。

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    2026年04月12日
  • 山月記(乙女の本棚)

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    夏川草介さんが「あの本、読みました?」で暗唱するほど好きな作品ということで手に取った。
    自尊心と出世をテーマにした、なんとも切ない物語だと思った。

    『己の珠に非ざることを惧れるが故に、敢えて刻苦して磨こうともせず、又、己の珠なるべきを半ば信じるが故に、碌々として瓦に伍することもできなかった。』
    (瓦に伍する・・・平凡な人と肩を並べる、の意)

    この文章がグサリときた。
    大抵の人が、特別な才能なんか持っていない。
    でも、人と交わって、自分を磨こうとする姿勢が大事なんだと感じ、内向性が高まる自分への警鐘のような気がした。

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    2026年02月13日
  • 文字禍・牛人 アニメカバー版

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    文豪ストレイドッグスの中島敦のビジュが好きで、ジャケ買い。高校の時に山月記は読んでいたので読んでみた。独特の世界観があって、とてもおもしろい。今でいうファンタジーの部類かな。ただ、注釈が多かったり、少し古い日本語なので読みづらくなかなか読み進まなかった。

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    2025年12月02日
  • 山月記・李陵 他九篇

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    中国史や漢文に慣れなくて結構苦労したけど、山月記、悟空〜、牛人あたりは楽しく読めた。哲学的な要素が面白い。

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    2025年10月30日
  • スラよみ!現代語訳名作シリーズ 山月記

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    audibleで聴読。人が虎になる話。昔話にあるような人が動物に変身してしまう話は、今となっては珍しいような珍しくないような感じだが。教訓のようなものはあったのかよく分からなかった。
    日本文学として有名な作品だった気がするが、良さは分からなかった。短いので読みやすい。

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    2025年10月24日
  • 山月記(乙女の本棚)

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    ネタバレ

    2025/08/24 『刺青』(谷崎潤一郎 夜汽車)を読んで、乙女の本棚シリーズ読破しようと思い立った『山月記』(ねこ助、中島敦)。

    現実に憂いを感じて不幸せだと感じているなら、自分を消して虎になるのも良いのでは?とも思ったかな。

    モヤモヤ抱えたままダラダラ生きるよりは。

    とりあえず……

    ないものねだりで生きるのはもったいない。

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    2025年09月14日
  • ビルディング(乙女の本棚)作品集(乙女の本棚)

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    「乙女の本棚作品集」としての三冊目。
    『赤とんぼ』『山月記』『魚服記』『鼠』『ルルとミミ』の五篇に加えて、書き下ろしイラストの『ビルディング』(夢野久作)も収録されている。

    ねこ助さんの幻想的な淡いタッチの絵は、読者を物語世界によりいっそい深く深く誘っていくようでとても好き。
    児童向けや童話風のお話とぴったりなのだけど、私は山月記がとりわけ好き。見開きで描かれる、あの威風堂々としながらも繊細そうな虎は忘れられない。

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    2025年09月08日
  • 文字禍(乙女の本棚)

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    乙女の本棚シリーズ。
    文字を知った人間に対して、文字の精霊の及ぼす作用とは…?博士が調査した結果は、正直こじつけのようにも思えます。信じれは信じる程、深みにハマる博士。最後の展開に驚きました。うーん、偶然?それとも…?

    今回も挿絵が素敵でした。エキゾチックな舞台にピッタリ。

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    2025年08月06日
  • 疵(きず)の迷楼 耽美幻想セレクション

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    ネタバレ

    ■江戸川乱歩「鏡地獄」
    既読を再読。

    ■谷崎潤一郎「人魚の嘆き」
    未読のまま。
    水島爾保布の挿画ありの中公文庫で読みたいので。

    ■小栗虫太郎「方子と末起」 ★
    初読。まさことまき。
    百合、スール、手紙のやり取りという少女小説、にして不思議の国のアリスモチーフ。
    推理小説<恋愛小説。

    ■泉鏡花「妙の宮」 ★
    初読。
    たった4ページだが、なんでこんな風景を思い描いたのだろう? と。

    ■木下杢太郎「少年の死」
    高原英理・編「少年愛文学選」で既読。

    ■坂口安吾「蝉―あるミザントロープの話―」
    初読だが、混乱をそのまんま文章にした風情で、よくわからなかった。
    Misanthrope はフランス語で「人間ぎらい」の意味。

    ■夢野久作「死後の恋」 ★
    どこかで読んで、ポッドキャストで朗読を何度も聞いて、また読んだ。
    グロテスクと美が結びついたらこうなる。

    ■芥川龍之介「疑惑」
    初読。
    まあまあ。

    ■小川未明「百合の花」
    初読。
    太郎。勇。独楽。泉。お花。百合の花。
    言葉と絵で描く夢のような。

    ■中島敦「文字禍」 ★
    再読、かもしれない。
    いわゆる「ゲシュタルト崩壊」を、その概念が提唱されるもっと前に小説化している。
    しかもある意味残酷童話的な話として。
    これは面白い。

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    2025年07月08日
  • 文字禍(乙女の本棚)

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    あれ、なんか前に読んだときと印象が違うような気がするなあ。イラストに引っ張られているのかな。乙女の本棚としては、このテイストは正解なのだろうけれども、初老の読者にとっては、中島敦っぽくない感じがするんだよ。イラストなしで読むとどうなるか、試してみてもいいかもしれないな。

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    2025年05月23日
  • 山月記(乙女の本棚)

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    乙女の本棚シリーズの一冊。
    「山月記」は、言うまでもなく名作。
    イラストはたしかにきれいなのだが、イメージとはずいぶん違うな。乙女には、こういう要素が有効なのだろう。

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    2025年05月12日
  • 名人伝

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    紀昌のキャラクターに共感出来なかったです。独身とかなら良いけど、流石に好き勝手やりすぎていると思います。

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    2025年05月08日