中島敦のレビュー一覧

  • 狐憑

    匿名

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    ラストが余りに残酷でゾッとしました。主人公のシャクに非がないとは言いませんが、これは悍ましくてエグい。旧仮名版なのでちょっと読み難いです。

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    2025年05月08日
  • 虎狩

    匿名

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    虎狩について記された冒険譚なのかな?と思っていたので、ほぼほぼ友人との違う思い出話だったのが残念でした。哀愁漂うラストは余韻があって良かったです。

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    2025年05月08日
  • 虎狩

    匿名

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    神経質で頭でっかちな趙は生き難そうだと思いました。姿を消してから再会するまで、趙がどんな生き方をしていたのか気になるところです。

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    2025年04月17日
  • 文字禍(乙女の本棚)

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     乙女の本棚シリーズから、中島敦さんとしきみさんのコラボ作品『文字禍』です。この作品、難しいっ!!

     ストーリーは、アッシリアの碩学ナブ・アヘ・エリバ博士が「文字の精霊」に関する研究をすすめるうちに、文字がもたらす恩恵とともに災いにもたどり着く…。アッシュールバニパル王に進言するものの聞き入れてもらえず、悲惨な最期を迎えてしまうというもの…。

     『…文字の無かった昔…歓び(よろこび)も智慧(ちえ)もみんな直接に人間の中に入って来た。…文字が普及して、人々の頭は、もはや、働かなくなったのである。』

     なんか、この一文が刺さりました。文字に頼り過ぎているのかな…とか、思ってみたり…だけど、文字がない世界を想像できないんですよね…。悩ましいなぁ…。

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    2025年04月10日
  • 李陵・山月記

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    漢文っぽくて読みにくいなぁと思いながら読み進めると、たまに視界が開けたように現代文っぽく書かれてるから戸惑う...
    「山月記」と「名人伝」はサクッと読めてわかりやすかったな。
    虎になってしまったら...例えば末期癌になってしまったときのような状況にも当てはまるかもしれない。健康だったときに思いを馳せつつ、現状全てを受け入れて残りの人生を生きるのだろうか...なんてことを考えました。

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    2025年02月08日
  • 文字禍(乙女の本棚)

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    アッシリヤの碩学ナブ・アヘ・エリバ博士が、「文字の精霊」が人間に及ぼす災いについて研究するうち、分析的思考や文字そのものへの否定にまで陥り、アッシュールバニパル王に進言するものの認められない。
    やがて大地震で自家の書架が倒れ、"文字共の凄まじい呪の声"とともに落ちかかってきた書籍(当時の粘土板)の下敷きとなり、圧死してしまうという最期を迎える。

    「文字ノ害タル、人間ノ頭脳ヲ犯シ、精神ヲ痲痺セシムルニ至ッテ、スナワチ極マル。」

    文字を精霊に見立て、文字を学び言葉を手に入れた者たちはつぎつぎと狂わされる、とする見解には思わず頷かされるばかりだった。
    文字を使っているだなんて思い上がりもいいところで、我々は文字の精霊に使われる下僕に過ぎないのだ。書籍に埋もれて死んでしまうというのも半ば本望では。

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    2025年02月10日
  • 李陵・山月記

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    「山月記」は中学でも高校でも授業で読んだけど、中島敦の他の話はよく知らないなと思って読んでみた。表題作を含む4編を収録。

    「読み進めるのが難しい本だな」と、まず感じた。話は全て中国の古典を題材に取っているので、人名、地名、役職名にとにかく馴染みが無く、ほぼ全てに注釈が入っているので本文と巻末の行ったり来たりを繰り返すことになった。
    ただ、「山月記」が「芸術(というか人がそれぞれ持つ夢と言えるもの)への苦悩と後悔」を描いていることが分かりやすいように、それぞれの話のテーマや登場人物たちの心情はとても分かりやすく、ときにはとてもドラマチックに描写されている。
    とにかく今回は内容を追うだけで精一杯だったので、他にも色々なレーベルで読んで、いつかもうちょっと楽しめるようになりたいなと思った。

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    2024年11月04日
  • 李陵・山月記

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    臆病な自尊心尊大や羞恥心
    初めはなぜ虎になってしまったのかわからなかったが、後半にかけていくにつれ自身の冷酷さと孤独さを認めて虎となった自分を認めていく。山の李徴と月の袁さん、山の下から吠える李徴
    李徴と袁さんの対比とともに、李徴の強い人間性を感じる作品のようです

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    2024年09月05日
  • 李陵・山月記

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    山月記が好きだったから読んでみたけど、他の作品は微妙だった

    山月記は、やっぱり良い
    短い割に、感慨深い。2回読んだ
    エリートながら何も達成出来なかった李徴の哀愁が心にくる

    李陵は司馬遷が出てきてへーっとはなったけど、名人伝なんかはトンデモ譚すぎて意味不明だった

    全体的に暗すぎて、読んでいてどこか気分は悪くなる。山月記以外は微妙かなあ、、、

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    2024年08月24日
  • 文字禍・牛人 アニメカバー版

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    「狐憑」「木乃伊」「山月記」「文字禍」の四つの短編を合わせて「古潭」と呼ばれているのだが、この短編全てが文字や文学、言葉に振り回されて破滅した者が登場する。
    「狐憑」は作家という職業がない時代の話である。今でこそ娯楽等を生み出すという点で重宝されている職業だがシャクが生きた古代では何かあれば切り捨てられた。しかし、現代でも何かあれば真っ先に切り捨てられるのは…。
    「文字禍」は今でこそゲシュタルト崩壊と呼ばれる現象が登場し驚いた。

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    2024年05月09日
  • 狼疾記

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    中島敦の思想

    中島敦の思想や哲学を一応小説の形態を取りながら随筆 エッセイ風に書き記した作品である。名高い「李陵」に代表される中国古典モノのような緊張感や高揚感はなく、平々凡々と平坦に書かれているので、読みやすくはあるが、それだけ という印象を与えてしまう。

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    2024年05月01日
  • 山月記(乙女の本棚)

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    その声は、我が友、李徴子ではないか。

    学生時代に教科書で読んだ物語。

    絵柄は美しいけれど私のイメージする2人ではなかったかな。

    自尊心と羞恥心が邪魔して行動に移せないということはあるかもしれない。自分を高めるためには誰かと接しないといけないなと改めて。

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    2024年04月19日
  • 山月記(乙女の本棚)

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    乙女の本棚シリーズ、私に取っての2冊目。
    近代文学苦手な私でも国語の教科書で読んでからずっと印象に残っている山月記。
    文体は難しく見えるが物語としては非常にシンプル、でも奥深い。

    虎になってしまったのは心が人ざらなるものになってしまったのだろう。いやでもそれならここまでは自省し気がついたのなら人に戻ってもよかろうに、とか、妻子より自分の生きた証を優先することが本当にダメなことか?など本当色々考えさせられるのです。この作品は教科書という場に本当相応しい作品。

    大人になった今でもやっぱり印象は変わらなかった。

    それだけに、あと、最初に読んだ秘密の物語とイラストのコラボマッチ具合がよかった故に期待値が上がってしまったのだろう、イラストの配色や雰囲気は好ましかったものの、主人公たちをインスピレーションさせる人物がどうみても女の子だったのがいただけなかった。。。虎は良かったんだけどなぁ

    2023.12.15
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    2023年12月16日
  • 山月記(乙女の本棚)

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    なるほど。美しい。
    繊細かつ大胆。
    そして、挿絵ではなく、絵本ではなく、コラボ作品として、山月記から得たインスピレーションから描く世界。
    山月記は、何回か読んでおり、文庫の「李陵・山月記」レビューで。
    今日は、中島敦の命日で再読しました。

    私の持っていたイメージとは、違ったけれど、このイラストで山月記が注目されるのは、嬉しい。

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    2023年12月04日
  • 文字禍・牛人 アニメカバー版

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    6話からなる短編集。
    バッドエンドが多い。
    山月記もだけど中島敦って暗い話が好きなのだろうか。

    狐憑が一番印象的だった。こんな終わり方あり?と思わず呟いた。

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    2023年07月07日
  • 文字禍・牛人 アニメカバー版

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    むっずう。けどなんか、毎回ほのかに共感できてしまう。人の醜さとか見苦しさみたいなところ書くのうまいなあって思う。

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    2023年01月15日
  • 李陵・山月記

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    注釈が多く、気になってつい途中で注釈をはさんでしまうとなかなか読み進まない(のであまり気にせず読むほうがよい)。細かいぶん注釈はわかりやすくそれだけ読んでも読み応えあり。とても丁寧でしっかりとした文章は頭の中にすっと入り読みやすい。全体的に登場人物は会話が少なく出来事が淡々と語られるような印象。

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    2026年03月10日
  • 山月記・李陵 中島敦 名作選

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    山月記について子供に聞かれて答えられなくて読んだ
    何かテレビであらすじを読んだような
    リライトで読んでしまったから雰囲気は削がれているかなどうかな

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    2021年10月09日
  • 山月記

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    難しい

    読んで見ようと思いつつなかなか手が出なかった本。
    旧仮名、読み方さえわからない漢字、意味が分からない言葉。でも、オドロおどろしさは伝わってきました。

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    2021年01月09日
  • 山月記・李陵 他九篇

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    院生だったときに友だちにすすめられていたけど、読んだことがなくて。
    でも、今このとき読んだからこそ、これあたしのこと書いてるのか?ってくらい、自分の物語だった。
    とくに「山月記」「悟浄出世」「狼疾記」耳が痛く、我が身を振り返らせること。

    中島敦はこんな小説を書いている間も、ここに描かれていることを我が身のこととして考えていたのだろうか。
    この想いを抱えている人が、こうして小説を完成させていることが、私には謎。
    どんな心境だったんだろう、なぜこれを書いたのだろう。
    解せない。
    知りたい。

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    2021年01月02日