中島敦のレビュー一覧

  • 李陵・山月記

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    山月記が好きだったから読んでみたけど、他の作品は微妙だった

    山月記は、やっぱり良い
    短い割に、感慨深い。2回読んだ
    エリートながら何も達成出来なかった李徴の哀愁が心にくる

    李陵は司馬遷が出てきてへーっとはなったけど、名人伝なんかはトンデモ譚すぎて意味不明だった

    全体的に暗すぎて、読んでいてどこか気分は悪くなる。山月記以外は微妙かなあ、、、

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    2024年07月29日
  • 文字禍・牛人 アニメカバー版

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    「狐憑」「木乃伊」「山月記」「文字禍」の四つの短編を合わせて「古潭」と呼ばれているのだが、この短編全てが文字や文学、言葉に振り回されて破滅した者が登場する。
    「狐憑」は作家という職業がない時代の話である。今でこそ娯楽等を生み出すという点で重宝されている職業だがシャクが生きた古代では何かあれば切り捨てられた。しかし、現代でも何かあれば真っ先に切り捨てられるのは…。
    「文字禍」は今でこそゲシュタルト崩壊と呼ばれる現象が登場し驚いた。

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    2024年05月09日
  • 狼疾記

    購入済み

    中島敦の思想

    中島敦の思想や哲学を一応小説の形態を取りながら随筆 エッセイ風に書き記した作品である。名高い「李陵」に代表される中国古典モノのような緊張感や高揚感はなく、平々凡々と平坦に書かれているので、読みやすくはあるが、それだけ という印象を与えてしまう。

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    2024年05月01日
  • 山月記(乙女の本棚)

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    その声は、我が友、李徴子ではないか。

    学生時代に教科書で読んだ物語。

    絵柄は美しいけれど私のイメージする2人ではなかったかな。

    自尊心と羞恥心が邪魔して行動に移せないということはあるかもしれない。自分を高めるためには誰かと接しないといけないなと改めて。

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    2024年04月19日
  • 山月記(乙女の本棚)

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    乙女の本棚シリーズ、私に取っての2冊目。
    近代文学苦手な私でも国語の教科書で読んでからずっと印象に残っている山月記。
    文体は難しく見えるが物語としては非常にシンプル、でも奥深い。

    虎になってしまったのは心が人ざらなるものになってしまったのだろう。いやでもそれならここまでは自省し気がついたのなら人に戻ってもよかろうに、とか、妻子より自分の生きた証を優先することが本当にダメなことか?など本当色々考えさせられるのです。この作品は教科書という場に本当相応しい作品。

    大人になった今でもやっぱり印象は変わらなかった。

    それだけに、あと、最初に読んだ秘密の物語とイラストのコラボマッチ具合がよかった故に

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    2023年12月16日
  • 山月記(乙女の本棚)

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    なるほど。美しい。
    繊細かつ大胆。
    そして、挿絵ではなく、絵本ではなく、コラボ作品として、山月記から得たインスピレーションから描く世界。
    山月記は、何回か読んでおり、文庫の「李陵・山月記」レビューで。
    今日は、中島敦の命日で再読しました。

    私の持っていたイメージとは、違ったけれど、このイラストで山月記が注目されるのは、嬉しい。

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    2023年12月04日
  • 文字禍・牛人 アニメカバー版

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    6話からなる短編集。
    バッドエンドが多い。
    山月記もだけど中島敦って暗い話が好きなのだろうか。

    狐憑が一番印象的だった。こんな終わり方あり?と思わず呟いた。

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    2023年07月07日
  • 文字禍・牛人 アニメカバー版

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    むっずう。けどなんか、毎回ほのかに共感できてしまう。人の醜さとか見苦しさみたいなところ書くのうまいなあって思う。

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    2023年01月15日
  • 李陵・山月記

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    注釈が多く、気になってつい途中で注釈をはさんでしまうとなかなか読み進まない(のであまり気にせず読むほうがよい)。細かいぶん注釈はわかりやすくそれだけ読んでも読み応えあり。とても丁寧でしっかりとした文章は頭の中にすっと入り読みやすい。全体的に登場人物は会話が少なく出来事が淡々と語られるような印象。

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    2026年03月10日
  • 山月記(乙女の本棚)

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    高校の教科書で読んだことはあったけど、イラストもついていることで前回よりは話の内容を理解出来ました。孤独な上で虎になってしまった主人公の気持ちが分かりました。辛さ?

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    2022年07月02日
  • 山月記・李陵 中島敦 名作選

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    山月記について子供に聞かれて答えられなくて読んだ
    何かテレビであらすじを読んだような
    リライトで読んでしまったから雰囲気は削がれているかなどうかな

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    2021年10月09日
  • 山月記(乙女の本棚)

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    李徴が発狂して人喰虎になる話。
    誰かが自分を呼んでいるので声の方に走っていったら虎になってしまった。
    虎になって1年後に元同僚に偶然出会う。
    人間の心でいる時間が短くなっている李徴は、作った詩をその同僚に託す。
    それと、妻子もよろしくと頼む。
    絵が美しい。

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    2021年04月08日
  • 山月記

    購入済み

    難しい

    読んで見ようと思いつつなかなか手が出なかった本。
    旧仮名、読み方さえわからない漢字、意味が分からない言葉。でも、オドロおどろしさは伝わってきました。

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    2021年01月09日
  • 山月記・李陵 他九篇

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    院生だったときに友だちにすすめられていたけど、読んだことがなくて。
    でも、今このとき読んだからこそ、これあたしのこと書いてるのか?ってくらい、自分の物語だった。
    とくに「山月記」「悟浄出世」「狼疾記」耳が痛く、我が身を振り返らせること。

    中島敦はこんな小説を書いている間も、ここに描かれていることを我が身のこととして考えていたのだろうか。
    この想いを抱えている人が、こうして小説を完成させていることが、私には謎。
    どんな心境だったんだろう、なぜこれを書いたのだろう。
    解せない。
    知りたい。

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    2021年01月02日
  • 山月記・李陵 他九篇

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    難しい。著者の育った環境のせいもあるが、文体が漢文調で慣れるまでに時間がかかった。李陵はそれでも面白く引き込まれたが、最後がこれで終わるのかという感じ。山月記も最後が・・・。ハッピーエンド好きの自分には合わないかな。なのでほかの作品は読みませんでした。

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    2020年07月16日
  • 斗南先生・南島譚

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    「斗南先生」は漢学者の叔父を学生の主人公の目で描いたもの。「過去帳」は作家になる以前の自虐的、自省的な作品。チョッとグダグダした自分語りもあるが、あまり読み辛さはない。作者は自分に対する懐疑を強く持っていたことを再認識した。

    「古譚」は、山月記を含む4短編。大学1年の頃に読んでいるので、30数年振りの再読。最初の作家(?)の悲劇は作家であることに対する疑問かなと若い時は思ったが、どうだろう。

    「南島譚」「環礁」は南洋で見聞きしたことを収録したもの。作家にとって南洋とは、何だったんだろう。作家自身も西洋文明の目から、東洋文明の目から、日本人の眼鏡で、実は何も見ていないのでは、と自問している。

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    2018年05月02日
  • 光と風と夢 わが西遊記

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    『宝島』で知られているスティーブンスンの書簡を元に日記形式で再構成した『光と風と夢』。南洋へ実際に行ったことがある中島敦だから書けた、生々しい島の自然の描写と、支配する側(白人)とされる側(島民)の関係。
    西遊記に出てくる沙悟浄を主人公に置いた「悟浄出世」「悟浄歎異」。
    光と~も悟浄~も、どちらも苦悩しそれを独白する主人公の影に作者本人の苦悩が反映されているようで、読んでていろいろ考えちゃいます。

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    2017年09月26日
  • 山月記・李陵 他九篇

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    再度この本を手にしたのは表題作ではなく、西遊記の沙悟浄が出家するまでを描いた作品「悟浄出生」「悟浄歎異」のため。中島敦はトラの話だけでなく、このような少し力を抜いた作品も合わせて読むと横浜育ちの本来の姿が見えるようである。

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    2017年04月02日
  • 山月記・李陵 他九篇

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    大学生になって読むと高校の教科書ではなんの感想も抱かなかった山月記にこんなにも心が動かされるのか。
    ー己の場合、この尊大な羞恥心が猛獣だった。虎だったのだ。ー
    そう、虎というのはあくまで比喩であり、伝えるための手段として使われているのだ。言われてみれば自分の身の回りにもすでに虎になりかけていたり、あるいは他の動物になっていたりする人はいるのかも。
    いやー、実に簡潔明瞭な文。素晴らしい。

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    2015年07月05日
  • 山月記・李陵 他九篇

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    ネタバレ

    山月記と李陵は期待どおり。
    西遊記シリーズも文章が面白かった。
    しかし、他の作品はいまいちというか、読み直しはしないだろうな。

    ・李陵
    ・弟子
    ・名人伝
    ・山月記
    ・文学禍
    ・悟浄出世
    ・悟浄歎異
    ・環礁
    ・牛人
    ・狼疾記
    ・斗南先生

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    2015年06月23日