俵万智のレビュー一覧
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タイトルになっている短歌と、教え子の生徒さん達を詠んだ歌が大好きで、電子書籍になっているのを見つけて改めて買いました。
読むと、見知らぬ生徒さんたちなのに、顔が思い浮かぶような気がします。
もう一度読んで、やっぱり好きだなあと思いました。 -
NHKで特集されていて、今日たまたま書店で見かけたので購入。短歌を読んでいくと、これまで私にとっては記号でしかなかった「ホスト」が、一人ひとりの人間なのだとしみじみ思う。
特に好きだなと思った5首。
・愛してる口先だけで言われたと分かっていても魔法の言葉
・約束をしたから買ったバスソルト何...続きを読むPosted by ブクログ -
さすが俵万智さん。重ね合わせるのもおこがましいが、同じ国語教師→母という今の自分にぴったりでした。言葉にしたいけどしっくりこない、それを言語化してもらえました。Posted by ブクログ
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2019.10月。
環境って大切だなと。子どもは自然の中で…だ。ふたりでひとつずつ考えて、毎日を過ごしてる感じがする。いい関係だなあ。Posted by ブクログ -
著者の子供が幼稚園に通っていた頃の歌と
それに寄せたエッセイ集。
子育てを慈しむちょっと高齢ママの視点は
私にピッタリだった。
共感したり、気付かされたり、思い出させてくれたり
読んでる間はずっとニコニコ顔になっていて
日向ぼっこをしているような心持ちになった。Posted by ブクログ -
数学の定理が普遍の真理であるのと同じように、俵万智の当たり前のことが当たり前に書かれているように思わされる。
機嫌のいい母でありたいし、俵さんのように子の成長を見守っていきたい。Posted by ブクログ -
万智さんの短歌はもちろん、息子さんとの日々の暮らしを綴ったエッセイはいつも楽しく読ませていただいている。
私にも3人の子ども、息子が2人いるので、「男の子ってそうだよね」と共感するところも多いけれど、万智さんの大らかで子どもを見守るあたたかいまなざしは、いつも見習いたい、私もそうでありたいと思う。
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俵万智の本気。
★★★★★
百年以上前の与謝野晶子の情熱の歌集「みだれ髪」を俵万智が一首一首、現代風に翻訳していく。そのアレンジが面白すぎる。サラダ記念日では、セロリやサザンなどのカタカナを用いて従来の型を破り、センセーショナルを巻き起こした。漫才界でいうと「笑い飯」に似ている。そのパロディーセンス...続きを読むPosted by ブクログ -
「誰かに預かってもらうことの、最大のメリットは、自分が「やさしいおかあさん」になれることだ。数時間会わないだけで、子どもに対して、ずいぶん心が広くなるのを実感する。」p29
一番子どものためになるのは、完璧な母でいることではなく、良い母でいることではなく、「機嫌が良い母でいること」。
深く、深く...続きを読むPosted by ブクログ -
お母さんがみんな思うことが短歌にしてある。子どもがいる人みんなによんでほしいな。
こころあたたまります。
好きって思う歌はたくさんあったけど、子どもを寝かしつけながら読んだので一押しはこの歌かな。
ぴったりと抱いてやるなり寝入りばな
ジグソーパズルのピースのようにPosted by ブクログ