俵万智のレビュー一覧

  • ありがとうのかんづめ~子育て短歌ダイアリー~

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    自分にとって初めての俵万智さんがこの歌集だったのは幸運だった。
    息子さんが幼稚園児、小学生の頃の短歌を詰め込んだ歌集。特に幼稚園時代の歌は、4歳の子がいる自分に刺さりすぎて、一首ごとに涙ぐんでしまう。一気に読むのが勿体なくて、「年中さんの話は年中さんになってから…」とも思ったが、我慢できず毎晩寝る前に数ページずつ大事に大事に味わった。

    表紙と見返しの色が気になって、どういう意味が込められているのかなと考えるのも楽しい。

    短歌のみの歌集もいいけれど、エピソード付き、それも短歌に対する解説としての形ではないこの形が個人的にとても好きだと思った。

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    2025年06月08日
  • チョコレート革命

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    真実を伝えるそのためには、いくらでも嘘をつく、というのがあまりにチャーミングに心に刺さる。
    すごくわかる。
    表現てそういうことなの。
    事実なんかより心のきらめきやゆらめきが大切なんだよ。

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    2025年05月13日
  • たんぽぽの日々 ~俵万智の子育て歌集~

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    息子はまだ0歳、私の子育ての解像度は乳児期を除いて高いとは言えない。けれども句を読むと、少し大きくなった息子が浮かび上がってくるようで面白かった。甥姪が小学生なので、彼らの姿をみていて「こういうこと、あるある」とも思えることも。
    ふとした瞬間のこどもの様子、母親の心情、が切り取られていてとても素敵な句がたくさんあった。

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    2025年03月06日
  • 愛する源氏物語

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    原文で源氏物語を読むとき
    主語が探せなくて挫折する
    俵万智さんがご自分の本道である和歌に沿って解説する
    源氏物語は秀逸であり
    解説書として優れている
    平安の世に感情を先ず和歌に落とし込んで表現する事は
    一見クールなように見えるが
    濃厚で感情的な一首一首に圧倒され
    そこに物語の全てを感じ取ることが出来て
    この手引きはありがたかった

    今更ながら紫式部の教養の高さ
    あるときは巧緻に
    あるときは稚拙に
    高貴に武骨にたおやかに下品に
    千年の時を超えて読者への和歌という挑戦状を
    受け取らねばと心新たに
    学ばせてもらいます

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    2025年02月04日
  • 花と短歌でめぐる 二十四節気 花のこよみ

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    オムニバスの花と短歌のコラボですね。
    短歌は俵万智さんが、四季と二十四節季に合わせて掲載されて、エッセイも書かれています。
    花は、『花時間』1991年創刊の花の楽しみ方を提案する女性誌の三十年の歴史を駆使して、二十四節季に合わせたアレンジで紹介されています。
    もちろん、二十四節季の意味や、風物詩も紹介されていて盛りだくさんの本です。
    特に、花の種類が凄いですね。それぞれの名前から、飾る工夫やアレンジ方法なども記載されていて、一年中楽しめるすぐれものの本ですね。
    読むと欲しくなります(=^ェ^=)
     で、短歌です。
     
          春

     ふうわりと並んで歩く春の道
       誰からも見られたいよう

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    2025年01月13日
  • ありがとうのかんづめ~子育て短歌ダイアリー~

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    泣いて笑って学ばせてもらいました。
    お母さんバンザイ。お母さんにもっと敬意と優しさを持とうと改めて思いました。
    子育ての大変さの中に、沢山の宝物が隠されています。
    万智さんは、それをとても上手に見つけ出しています。
    「今しかできないことをやる」本当にそうだと思いました。
    私は「今やらねばならないことをやろう」と授業をしています。
    一期一会の授業を人生をしっかり歩んでいこうと思いました。

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    2025年01月09日
  • ありがとうのかんづめ~子育て短歌ダイアリー~

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    へたな育児書より大事なことを示唆してくれる、
    俵万智さんの子育てダイアリー。

    心に残った短歌は、

    ゲーム、パソコン、テレビ、ダメとは言わないが
    おやつのようなものと教える

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    2025年04月11日
  • 愛する源氏物語

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    ネタバレ

    源氏物語を現代の女性の感覚で、身近に捉えることができた。末摘花の和歌の下手さや野暮ったさ、明石の君のおっと思わせる歌のセンス、なかなか古典常識とか古典の経験値がないとわからないことがたくさんあるけど、そこを解像度高く面白く語ってもらえてよい。源氏物語に795首も和歌があって、恋愛に限らずいろんな情をその人の言葉で伝え合う、その和歌の面白さも感じた。夕霧がずっと根に持っていた「もののはじめの六位宿世よ」を、ずっと後に乳母にちくりと言い返すとか。散文だとただ角が立つものを、和歌だと機智をもって角が立たずに、でもちゃんと伝えられる。そう言う言葉の技術って、日本人が昔から培ってきたんだなと思う。

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    2024年10月08日
  • チョコレート革命

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    どうしようもない気持ちになった。自分の愛しい人への気持ちは募り、行き場のない報われなかった想いを呼び起こさせる。色気が強すぎて朝には読めない。

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    2024年09月05日
  • 愛する源氏物語

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    人生初の俵万智様の本
    源氏物語の光源氏を強烈に批判してた笑 いい意味で捉え方は一つじゃないと気付かされた本。

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    2024年07月28日
  • たんぽぽの日々 ~俵万智の子育て歌集~

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    俵万智さんの子育て歌集。
    一つ一つの歌にその歌ができた背景がエッセイとして書かれています。

    この歌集を読むと俵万智さんのとてもいいお母さんぶりがうかがえます。
    その例として、歌はありませんが「あとがき」からお母さんぶりを引用します。

    (前略)
    「もしかしたら、幼稚園のお友だちとは、だんだん会わなくなるかもしれないけど、お友だちだったことは消えないんだよ。お別れするのが寂しいような、いいお友だちに会えて、よかったね。会えたことの積み重ねの上に、今の自分も、これからの自分もいるんだよ」
     そんなことを、ゆっくり話してやると、息子は涙をぽろぽろこぼしていた。はじまったばかりの人生で、これが初めて

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    2023年10月02日
  • オレがマリオ

    購入済み

    とても素敵

    子供の感性って、凄い。表題になっている「オレがマリオ」も、そうだし、「じゃあ、有線で」というのも良い。また、そのキラキラ輝る子供の感性を、見事にすくい取っている母も凄い。「出来事に、プラスの面と、マイナスの面が、有ったら、プラスの方を受け止めていきたい」という考え方も、とても素敵だ。

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    2023年08月26日
  • 短歌のレシピ

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    前回読んだ『考える短歌』と同様、短歌を詠む上での注意点を知ることができて勉強になりました。
    短歌の面白さが言語化されていて、より一層短歌というものを知ることができました。

    ・別々の歌の上の句、下の句を入れ替えてみる
    ・「あの」「この」「その」はわかりにくいので使わないようにする
    ・比喩を使うときは効果的に使う
    ・言い過ぎないようにする
    ・同じ言葉、同種の言い回しは避ける
    ・リフレーンを使ってみる
    ・題材は1つに絞る
    ・A+Bの効果を狙う
    ・倒置法を活用する
    ・理屈っぽくならないようにする
    ・意味の重なりに注意する
    ・名詞の連続(ものづくし)
    ・「ような」をとって暗喩で
    ・意外な動詞を使う

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    2023年08月26日
  • 考える短歌―作る手ほどき、読む技術―

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    短歌の技術的な面が、かなり勉強になりました。
    添削スタイルなのもわかりやすくて良かったです。
    今すぐ真似できる技術ばかりなので、少しずつ意識して取り入れてみたいと思います。

    短歌というのは、余分な部分を削って説明的にならないようにシンプルにして、感情の部分は読者に読み取ってもらうようにするんだなぁと思いました。

    ・必要以上に「も」を使わない
    ・句切れを入れてリズムをひきしめる
    ・構造を推敲する
    ・動詞は多くて3つまで
    ・体言止めは1つまで
    ・副詞に頼らない
    ・具体的な数字を使う
    ・比喩に統一感を持たせる
    ・現在形を使う
    ・正しい「の」の使い方をする
    ・初句を印象的にする
    ・色彩を取り入れる

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    2023年08月13日
  • チョコレート革命

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    大人の言葉には、摩擦を避けるための知恵や、自分を守るための方便や、相手を傷つけないためのあいまいさが、たっぷり含まれている。そういった言葉は、生きていくために必要なこともあるけれど、恋愛の中では使いたくない種類のものだ。

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    2023年07月20日
  • かぜのてのひら

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    天才歌人、俵万智さんの第二歌集。
    24歳の早春から28歳の冬の終わりまでの四百七十余首だそうです。
    その四年間は俵さんにとってかなり起伏の大きい四年間だったそうです。
    まる四年間勤めた橋本高校を退職されたことはあとがき「心が鳴る」に書かれていますが、この歌集で気になるのは第一歌集『サラダ記念日』では、もう幸せいっぱいとしかいえなかった万智さんの恋の行方でした。
    なんだか、淋しい方向に進んでいるみたいで胸が痛くなる歌が多かったです。


    タイトルの『かぜのてのひら』は
    ○四万十に光の粒をまきながら川面をなでる風の手のひら
    からとられています。



    この歌集は、恋の歌以外も色々載っていますが、や

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    2023年06月06日
  • 考える短歌―作る手ほどき、読む技術―

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    「考える短歌」で私が試みてみたいのは、短歌を作るうえでの「言葉の技術」をどこまで伝えられるか、ということだ。そのためには抽象的な理屈を並べるのではなく、なるべく具体的な方法をとりたい。そこで「添削」ということを中心に据えることにした。ーはじめにより。


    第一講
    「も」があったら疑ってみる。
    必然性のある「も」

    必然性のある「も」の入った歌
    ○あなたからきたるはがきのかきだしの「雨ですね」さう、けふもさみだれ     松平修文

    第二講
    句切れを入れてみよう
    思い切って構造改革をしよう
    せっかく定型に納まったと思わずに

    句切れなしの名歌
    ○ゆく秋の大和の国の薬師寺の塔の上なる一ひらの雲
     

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    2023年05月26日
  • たんぽぽの日々 ~俵万智の子育て歌集~

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    何度読み返しても泣いてしまう。
    好きなのは、自分の時間をこの子と過ごすという詩。今しかない子どもたちとの日々を味わいつくそうと思いなおせる私のバイブル

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    2023年05月16日
  • 短歌のレシピ

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    この本の紹介として「キケン!こんな落とし穴がありますよ」という落とし穴集、「便利!こんなレシピがありますよ」という一面と表現、読みやすく親しみが持てる内容。
    投稿作品添削例を示しているのが具体的でがらりと生まれ変わるのが癖になる。
    全く違う二首を入れ替えることで印象がかわり「小さな飛躍が、言葉に深みを与えてくれる」例、動詞の重なりの解消や変更、序詞の利用、状況説明の省略、倒置法、羅列の効果、「は」を「が」に変えたほうがいい場合が多い、助詞を入れたほうが名詞の首が座る、「できごと+思い」という構造の工夫、連作の並べ方など、実例を通して学ぶことができる。今後の推敲の参考にしたい。

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    2023年05月15日
  • たんぽぽの日々 ~俵万智の子育て歌集~

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    短歌のあとに、それを読んだ時の心情や情景などがとてもよくわかり、そうだったなあと思うと同時に、とても素敵なお母さんと思いました。

    こんな時あったなあとずいぶん年代が違う私も子育て時代を思い返しました。

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    2023年03月19日