俵万智のレビュー一覧

  • サラダ記念日
    色んなページに栞を挟んでしまっているくらい素敵な感覚が散りばめられている。ある意味、生活のヒントにしている。
  • サラダ記念日
    30年以上も前に出版されたこの本を
    今でも愛おしく手に取る。

    あの頃と変わらない自分がいるようで
    空気感がとても心地イイ。

    まだスマホの無い時代の恋愛模様。

    僕らバブル世代はそんな時代の匂いに
    キュンとくるのかもしれない。

    今日もひとつ付箋を貼った。
  • サラダ記念日
    35年くらい前に、確か昭和62年に読みました。みずみずしい歌でびっくりしたことを、思い出しました。こんな短いのに臨場感がすごい。
  • サラダ記念日
    初めて読んだのは25歳。これまでの自分と重なる部分が多くあったなぁ。切なくて、愛しい言葉たち。
    30歳になった時、35歳になった時、40歳を迎えた時、節目毎に読んでいきたい。

    歳を重ねる度に、自分はどう感じるのだろう?楽しみだなぁ
    24歳で書き上げた万智さんの感性と豊かな表現力に感服。



    「君...続きを読む
  • サラダ記念日
    一番好きな歌は、「自転車のカゴからわんとはみ出して なにか嬉しいセロリの葉っぱ」という歌。青春の風が吹いているような、爽やかな読後感だった。
  • たんぽぽの日々 ~俵万智の子育て歌集~
    俵万智さんの子育て歌集。
    一つ一つの歌にその歌ができた背景がエッセイとして書かれています。

    この歌集を読むと俵万智さんのとてもいいお母さんぶりがうかがえます。
    その例として、歌はありませんが「あとがき」からお母さんぶりを引用します。

    (前略)
    「もしかしたら、幼稚園のお友だちとは、だんだん会わな...続きを読む
  • サラダ記念日
    好きな彼が7/6はサラダ記念日と言っていて、俵万智さんの旦那さんの気持ちになりたいとか言っていたのを思い出して、振られた私は、彼との会話を思い出しながら俵万智さんの片想いの短歌とか失恋の短歌を読んで胸を熱くする、奇妙な爽快感でした。
  • 短歌のレシピ
    前回読んだ『考える短歌』と同様、短歌を詠む上での注意点を知ることができて勉強になりました。
    短歌の面白さが言語化されていて、より一層短歌というものを知ることができました。

    ・別々の歌の上の句、下の句を入れ替えてみる
    ・「あの」「この」「その」はわかりにくいので使わないようにする
    ・比喩を使うときは...続きを読む
  • オレがマリオ

    とても素敵

    子供の感性って、凄い。表題になっている「オレがマリオ」も、そうだし、「じゃあ、有線で」というのも良い。また、そのキラキラ輝る子供の感性を、見事にすくい取っている母も凄い。「出来事に、プラスの面と、マイナスの面が、有ったら、プラスの方を受け止めていきたい」という考え方も、とても素敵だ。
  • 考える短歌―作る手ほどき、読む技術―
    短歌の技術的な面が、かなり勉強になりました。
    添削スタイルなのもわかりやすくて良かったです。
    今すぐ真似できる技術ばかりなので、少しずつ意識して取り入れてみたいと思います。

    短歌というのは、余分な部分を削って説明的にならないようにシンプルにして、感情の部分は読者に読み取ってもらうようにするんだなぁ...続きを読む
  • サラダ記念日

    何年経っても、凄い!

    私は、世間に騒がれている本を読まない人である。何かの賞を取ったとか、著名人が誉めているとか勧めているとかそういう本は、えっ?本当かな?と疑う気持ちが先に来るのだ。けれど、この本は、単行本で出たばかりの時に購入して、衝撃を受けた!こんなに若い人が、こんなにみずみずしい若い人の感性で歌をうたっている!凄...続きを読む
  • チョコレート革命
    大人の言葉には、摩擦を避けるための知恵や、自分を守るための方便や、相手を傷つけないためのあいまいさが、たっぷり含まれている。そういった言葉は、生きていくために必要なこともあるけれど、恋愛の中では使いたくない種類のものだ。
  • サラダ記念日
    この本にはきっと日本で一番有名な短歌が載っている。
    日常の一瞬の切り取り方が本当に素敵。こんな風にいつも世界を感じられたらな、と思う。
  • サラダ記念日
    代表作になっただけあって、やっぱり好き。若さと瑞々しさが溢れていて、「チョコレート革命」もいいけど、やっぱりこっちが好き。
  • かぜのてのひら
    天才歌人、俵万智さんの第二歌集。
    24歳の早春から28歳の冬の終わりまでの四百七十余首だそうです。
    その四年間は俵さんにとってかなり起伏の大きい四年間だったそうです。
    まる四年間勤めた橋本高校を退職されたことはあとがき「心が鳴る」に書かれていますが、この歌集で気になるのは第一歌集『サラダ記念日』では...続きを読む
  • 考える短歌―作る手ほどき、読む技術―
    「考える短歌」で私が試みてみたいのは、短歌を作るうえでの「言葉の技術」をどこまで伝えられるか、ということだ。そのためには抽象的な理屈を並べるのではなく、なるべく具体的な方法をとりたい。そこで「添削」ということを中心に据えることにした。ーはじめにより。


    第一講
    「も」があったら疑ってみる。
    必然性...続きを読む
  • たんぽぽの日々 ~俵万智の子育て歌集~
    何度読み返しても泣いてしまう。
    好きなのは、自分の時間をこの子と過ごすという詩。今しかない子どもたちとの日々を味わいつくそうと思いなおせる私のバイブル
  • 短歌のレシピ
    この本の紹介として「キケン!こんな落とし穴がありますよ」という落とし穴集、「便利!こんなレシピがありますよ」という一面と表現、読みやすく親しみが持てる内容。
    投稿作品添削例を示しているのが具体的でがらりと生まれ変わるのが癖になる。
    全く違う二首を入れ替えることで印象がかわり「小さな飛躍が、言葉に深み...続きを読む
  • サラダ記念日
    俵万智さんのこの有名な歌集を買ったのはおそらく3度目です。一度単行本で買い、なくしたので文庫本で2度買いました。

    すごいですね!帯に285万部、35年間読まれ続ける永遠のベストセラーとあります。
    私が今、手にしているのは2022年の61刷発行のものです。

    読み直して思ったのは俵万智さんはやはり天...続きを読む
  • サラダ記念日
    20代前半の最初の歌集です。こんなんだったなあと、自分の事も思い出しました。
    もう半世紀前のことですけど…