俵万智のレビュー一覧

  • 短歌のレシピ

    Posted by ブクログ

    俵万智さんの短歌の指南書ですね。
    季刊書「考える人」2004年夏号から2009年冬号連載の「考える短歌」のアンソロジーです。
    添削をされてもいいと云う条件で投稿された短歌を、俵万智さんが十六の講目で、短歌の指南をされています。
     「短歌を美味しく作るには?」というコンセプトでスッキリと美味しい短歌の作り方を三十二のレシピで、解りやすく端的に綴られています。

     第一講 味覚に訴えてみよう
         擬音を生かそう
     第二講 時には荒療治を試してみよう
     「あの」って、どう? と言われないようにしよう
     第三講 比喩の出し方に心をくだこう
         だめ押しの一歩手前で止めよう
     第四講 枕詞を

    0
    2024年06月13日
  • 牧水の恋

    Posted by ブクログ

    ▼若山牧水と言えば、

    白玉の歯にしみとほる秋の夜の酒はしづかに飲むべかりけり

    くらいしか知りませんでした。この歌は素敵だなあと憶えていました。
    それ以外どんな人か全く知らず。たまたまBOOKOFFで見つけてなんとなく購入。

    ▼歌人の俵万智さんが書いています。評伝です。時折、「同じ短歌詠みとしての、俵万智」の視点からの考察や、自作の短歌との比較なんかも出てきます。「自作との比較」がこの本の魅力になっているのかなと言われると、個人的にはそれは無くても十分楽しめたかなあとは思いますが。

    ▼若山牧水という人の人生の評伝、というわけではなく、まあなんとなく若山牧水を全く知らぬ読者も牧水の全貌は分

    0
    2024年06月01日
  • 牧水の恋

    Posted by ブクログ

    旅と酒の人、若山牧水
    好きな歌人です。
    白鳥は哀しからずや空の青海のあをにも染まずただよふ
    幾山河越えさりゆかば寂しさのはてなむ国ぞけふも旅ゆく
    漂泊の詩人、旅と酒を愛する、飄々とした、朴訥な、達観したようなイメージを、牧水に持っていました。
    しかし、これらの名歌が生まれた背景には、小枝子という女性との、報われない恋がありました。
    絶頂から疑惑、別れ、そして歌へと、俵万智が徹底した調査と鋭い読みで、二人の恋を語ります。
    実に丹念に、そして創造力に満ちた、素晴らしい評伝です。

    0
    2024年05月12日
  • ありがとうのかんづめ~子育て短歌ダイアリー~

    Posted by ブクログ

    エピローグでタイトルの理由がわかった。

    この本は先日読んだ「たんぽぽの日々」の続きだったらしい。息子さんの卒園時期から小学5年まで。
    自然豊かな石垣島での子育てにちなんだうた。
    最後まで温かい気持ちで読めた。

    わたしにも「ありがとうのかんづめ」届かないかな。
    でももう受け取ってるのかな。

    0
    2024年01月26日
  • 考える短歌―作る手ほどき、読む技術―

    Posted by ブクログ

    短歌のコツを集めてあって、お〜こりゃすげえ添削だ となることもあれば、元のもいいね となることもあり、短歌を教えること自体の難しさを感じた一冊だった。
    コツの用例集として捉えた方が良いのかもしれないが、短歌の本質に言及する一章が加えられたりしてもよかったような…少し内容が寂しかったかもしれません 読みやすくて良いとも言える!!!!!!!!

    0
    2023年10月09日
  • 花と短歌でめぐる 二十四節気 花のこよみ

    匿名

    購入済み

    ボンヤリしたい時とか•••

    これらの季節の花々を見るだけで心が和む写真です。気が向いた時にいつでも眺められるようにと思い、セール価格になったのを機会に購入しました。入院中の身内に花を持参できないので、タブレットに入れたこの本の花を見てもらうことにも役立ちました。

    0
    2023年10月09日
  • 考える短歌―作る手ほどき、読む技術―

    Posted by ブクログ

    わかりやすいし、具体的だった。
    言いたいこともすっきりまとめられていた。

    添削というのが良い。

    そうだったのか!というような気づきが特にあるわけでもなく、割と言われなくても分かっていたことが多い印象。
    比喩を重ね過ぎてぼやけるとか、体言止めは使い過ぎるとバランス悪いとか、言われてみたらそうだけどおそらく本人が真面目に推敲したら割と気づきそうでもある。

    0
    2023年09月24日
  • 短歌の作り方、教えてください

    Posted by ブクログ

    往復書簡の形をとっているので、まどろっこしいというか、探り合い、気の使い合いなどにひやひやしながら読むことになって読み進めるのに時間がかかったけれど、一青窈がだんだんに俵万智を信頼し始めて素直に推敲を加え出したらどんどん良い歌が出来た。さすが一青窈も自分の個性や軸を掴みつづけていて、既にアーティストである貫禄があった。短歌についても推敲のプロセスを追体験して、俵万智の言わんとしていることが回を重ねるごとに理解できるようになって勉強になった。

    0
    2023年08月11日
  • サラダ記念日

    Mmm

    購入済み

    読んでひとこと

    小中学生のとき、国語便覧で俵万智さんのことを知ってずっと読んでみたかった作品。言葉がきらきらしていた。

    0
    2023年01月16日
  • ホスト万葉集 巻の二 コロナかもだから会わない好きだから コロナ時代の愛なんてクソ

    Posted by ブクログ

    純粋にセイシャルワーカー=男娼の大衆化されたもの、とまでは言えないがその周辺。あるい副次的産業。
    コロナ自粛で昼職は途絶えても風俗嬢は来店するらしい(射精産業に協力金は出ない)/歌舞伎町という表のシモの銀座に相当するエリアで女子昼職の社会的地位収入の向上に応じてホストも中卒普通から「早稲田慶応ザラ」に移行/プレバトの俳句は俺が唯一、配偶者と同時視聴する番組で、評価不定のうちにツベコベあげつらう楽しさ(歌の前では平等)は、平安時代からの大和心。17音とちがって31音は因果関係、時代変遷を描写できる/「褒めてもらいたい欲求」男性客はゲイバーにないものを求める/作者写真を見ると顎が弱そうで失望。村上

    0
    2022年10月10日
  • ホスト万葉集 嘘の夢 嘘の関係 嘘の酒 こんな源氏名サヨナライツカ

    Posted by ブクログ

    コロナ禍でいろいろな記事を読んでいる時に、とても興味深いインタビューを読んだ。
    作家・辻 仁成さんと、歌舞伎町ホストの手塚マキさん。
    「夜の街」と「歌舞伎町」はコロナのエピセンターとして、あちこちから叩かれていた場所。
    でも実際のところはどうなんだろうととても気になっていて、
    この記事には、現在の歌舞伎町がやっているさまざまな対策や取り組みのことが語られていた。
    帯ニュースがどれだけイメージで夜の街を語り、
    世間の偏見におもねるような方向で報道しているのかとげんなりする。
    その中で、この本の存在を知って、がぜん興味が。

    コロナの感染が始まるより前から、手塚氏はホストを集めて歌会をやっていたら

    0
    2022年02月06日
  • チョコレート語訳 みだれ髪

    Posted by ブクログ

    与謝野晶子の「みだれ髪」を歌人・俵万智が詠み直すということでつくられた歌集。与謝野晶子の匂いや息遣いをそっくり大事にしながら、感じることができた。

    0
    2022年01月01日
  • 短歌の作り方、教えてください

    Posted by ブクログ

    短歌作品へのアドバイスと推敲・改作結果の繰り返しで、短歌の作り方の大事なところを自然と学べた気がした。
    解釈より具体的シーンを描くこと、表したいポイントを絞ること、視点を明確にすること、まずは定型を重視すること、など。

    あと、言いにくいことをやんわり言い・受け止める勉強にもなった。

    0
    2021年12月08日
  • ホスト万葉集 嘘の夢 嘘の関係 嘘の酒 こんな源氏名サヨナライツカ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ホストが作った短歌。

    華やかな夜の宮殿眩しくてどんなリアルも見えないくらい

    この歌は、某舞浜の夢と魔法の王国に似てると思った。
    人を惹きつける、夢の宮殿。
    T●Rもお金が飛んでくけど、ホストクラブはその比ではないぐらいお金が飛んでくんだろうね~(^^;

    0
    2021年11月06日
  • かぜのてのひら

    Posted by ブクログ

    「サラダ記念日」のピュアな恋のうたとは少し変わって、教師としての目線や、過去の恋愛を顧みるような目線、本気で相手を想えない葛藤など、時の流れを感じれた



    自転車を漕いで初めて会いにゆきし日のスピードを思いつつ漕ぐ

    0
    2021年10月03日
  • オレがマリオ

    Posted by ブクログ

    それぞれの詩が繋がりあったエッセイのような小説のような詩集。詩ならではの躍動感と自然の描写が想像力を掻き立てる作品に。
    母でありながら1人の女性であることを忘れず恋の描写もあったのが人間らしかった。
    他の作品も読みたい。
    77/100

    0
    2021年08月28日
  • ありがとうのかんづめ~子育て短歌ダイアリー~

    Posted by ブクログ

    俵万智
    1962年 大阪府生まれ
    サラダ記念日

    一人息子のシングルマザー
    東北大震災を機に石垣島へ移住
    子育てエッセー

    前向きで暖かい日常と子どもへの愛情が良く伝わってくる

    0
    2021年07月21日
  • かぜのてのひら

    Posted by ブクログ

    特別でない路傍の石がかくも煌めいてみえるなら、忙殺による暗雲は風に攫われる。思考の整理が追いつかなくて不安でも、まだ目が輝いている。まだ心は鳴る。それがどんなに私を。

    0
    2021年06月12日
  • ホスト万葉集 嘘の夢 嘘の関係 嘘の酒 こんな源氏名サヨナライツカ

    Posted by ブクログ

    古来から、日本人は歌で愛を伝えてきたわけで、
    愛を売る職業のホストに短歌はもってこいなのかもしれない。

    全体的にストレートな歌が多かった。

    ホスト○年目でまとめてるので、
    ガツガツしていた句が、だんだん落ち着いたり、後輩ができたりして、
    ホストたちの生活の移り変わりを感じて面白かった。

    0
    2021年06月05日
  • ホスト万葉集 巻の二 コロナかもだから会わない好きだから コロナ時代の愛なんてクソ

    Posted by ブクログ

    全く前知識なしで読んだけど、めちゃくちゃ面白かった。夜の街ばかりが敵視されていた中で、そこで働くホストが『泣いた赤鬼』というのは、なるほどと思うと同時に切なくなる。

    0
    2021年05月20日