俵万智のレビュー一覧

  • たんぽぽの日々 ~俵万智の子育て歌集~

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    ネタバレ

    「誰かに預かってもらうことの、最大のメリットは、自分が「やさしいおかあさん」になれることだ。数時間会わないだけで、子どもに対して、ずいぶん心が広くなるのを実感する。」p29

    一番子どものためになるのは、完璧な母でいることではなく、良い母でいることではなく、「機嫌が良い母でいること」。

    深く、深く、うなずく瞬間だった。

    市橋織江さんの写真もいい。
    歌もいい。エッセイもいい。

    俵万智さんの著書を初めて読みましたが、とても良かったです。いつか母親になったら本棚に入れておきたい1冊です。
    プレゼントにも良いかもしれません。

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    2014年06月10日
  • 考える短歌―作る手ほどき、読む技術―

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    短歌創作の本を数冊読んだが、知りたいことがわからなかった。この本でわかった。私は推敲の仕方を知りたかったのだ。

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    2014年05月01日
  • たんぽぽの日々 ~俵万智の子育て歌集~

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    お母さんがみんな思うことが短歌にしてある。子どもがいる人みんなによんでほしいな。
    こころあたたまります。

    好きって思う歌はたくさんあったけど、子どもを寝かしつけながら読んだので一押しはこの歌かな。

     ぴったりと抱いてやるなり寝入りばな
     ジグソーパズルのピースのように

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    2014年02月24日
  • トリアングル

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    短歌が散りばめられてて何度読んでも面白い!10年間位で5回以上は読んだかな。自分が年を重ねるごとに共感できる短歌が変わって行き面白い。言葉の繋ぎ方等気になる部分はあるがでも大好きな小説!

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    2013年09月30日
  • 愛する源氏物語

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    ネタバレ

    和歌を一つ一つ取り上げて、詳しく、しかも、俵万智さん流に解説がなされていく本。さらに、一帖一帖取り上げるのではなく、何かのテーマを絞っての解説、横断的に解説をしていくのが面白かった。

    ただ、源氏物語をちょっと読んだだけでこれを読むことは難しかった。全部を読み終わってから読むと「なるほど」・「おお、面白い解説・新説だ」と思う。

    光源氏の女ったらしぷりを万智さんは楽しんで読んでいるような気はした。薫の優柔不断っぷりには、御怒りというか、あきれているような気がした。

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    2012年12月30日
  • 考える短歌―作る手ほどき、読む技術―

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    薄い本の中に短歌のエッセンスが詰まった本。
    いろいろな歌人がこういった短歌の指南書や入門書を出しているけど、各人の正確が出るものだと思います。
    わかりやすくて良書。

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    2012年12月20日
  • 考える短歌―作る手ほどき、読む技術―

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    短歌のブラッシュアップを感情によらず理論的に行う姿勢にとても好感がもてるというか、腑におちる。
    投稿された歌を大切にして、ルールを守って添削…というデリケートな作業がこれだけ上手にできるのはさすが元教師。

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    2012年12月09日
  • たんぽぽの日々 ~俵万智の子育て歌集~

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    以前、俵万智さんの「生まれてバンザイ」を読みましたが、その後に読んだ「たんぽぽの日々」もとても良かったので、どちらも買って、手元に置いて、時々読み返しています。

    こちらは、雑誌「エデュー」に連載している、子育て中のシーンを詠んだ短歌と、それにまつわるエッセイをまとめたもの。
    「生まれてバンザイ」に比べると、紹介されている短歌の数は少ないのですが、子育てに関するエッセイとしても読めるし、短歌にあわせた市橋織江さんの写真もとても素敵で、短歌に馴染みのない方にも読みやすい1冊だと思います。

    ちなみに、この本のタイトルは、この短歌から引用したものです。

    たんぽぽの綿毛を吹いて見せてやる
    いつかお

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    2011年10月27日
  • トリアングル

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    何よりもこの作品に惹かれた理由は「食べ物」や「料理」の描写がすごくリアルで主人公の三角関係よりも先にそっちの方が気になっていました(笑)時々俵さんの短歌が混ざり作品との相性も抜群で読んでいて個人的には大好きな作品です。

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    2011年08月04日
  • 愛する源氏物語

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    源氏に登場する和歌を万智訳として紹介している。どれもこれも今の言葉に置き換えたり言葉を足したりしながら、それでいて元の和歌のよさも残している素晴らしい万智訳です。一番好きなのは女三宮の歌「立ちそひて消えやしなましうきことを思ひみだるる煙くらべに」ですがこれは万智訳だと少し軽くなりすぎた感が。万智訳で一番素晴らしいと思ったのは桐壺更衣の「限りある命だけれどどうしても今は生きたいあなたのために」です。

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    2011年04月19日
  • 考える短歌―作る手ほどき、読む技術―

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    短歌を始めるきっかけとなった本
    短歌入門〔作る手ほどき、読む技術)
    短歌の魅力
    まず読む  理解する
    気持ちをどうすれば伝えることができるか?
    1.優れた先人の作品に触れること
    2.自作を徹底的に推吟味すること
    一寸した言葉使いに注意!!これで世界がかわる。
    言葉は大事!!


    第一講「も」があったら疑ってみよう。  必然性在る「も」もある。
    第二講句切れをいれてみよう思い切って構造改革!!
    第三講 動詞が四つ以上あったら考えよう 体言止めは1つだけにしよう
    第四講 副詞には頼らない。数字を効果的に
    第五講比喩に統一感を待たせよう。現在形を活用しよう
    第六講あいまいな「の」に気をつけよう。初句

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    2010年12月23日
  • チョコレート語訳 みだれ髪

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    “チョコレート語訳”とは?
    その不思議な語訳+「みだれ髪」で迷わずレジへ…

    百年前の情熱的な愛の歌集を、
    俵万智さんが現代的な感情と語り口で訳す。
    これがチョコレート語訳。
    訳された与謝野晶子の句達は
    一層、私達の心に情熱的に語りかける。

    難色を示す方もいるかもしれない。
    でも、それはそれでいいと思う。
    新感覚!ビックリしたけれど、私はアリだと思う。

    この時代の作品に苦手意識を待たれる方にこそ、
    手に取っていただきたい一冊。

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    2010年10月13日
  • トリアングル

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    なんてことない物語な気がするけども、俳句が言葉以上の情景の奥行きを感じさせてくれました。読み返したい本。

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    2010年06月24日
  • トリアングル

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    【目的】おかしのような俵万智の小説がよみたい
    【感想】ゆれるおんな心を読みたかったけど、意外と潔い。
        夢見る年下の彼と、不倫の年上の彼、といった
        分かりやすい名称よりも、微妙で名前の付けづらい存在。
       

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    2009年11月17日
  • チョコレート語訳 みだれ髪

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    与謝野晶子「みだれ髪」を俵万智が現代語訳。
    対訳なので、2人の短歌を比較するのも面白い。

    与謝野晶子の短歌の瑞々しさも、俵万智の訳の清々しさも楽しめる。

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    2009年10月25日
  • 考える短歌―作る手ほどき、読む技術―

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    枡野浩一『一人で始める短歌入門』で引用されていたので読んだ。三十一文字に削ぎ落としていく、三十一文字を切り取っていく、ということが何倍も楽しくなる本。

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    2009年10月04日
  • 愛する源氏物語

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    歌にこめられた登場人物や作者紫式部の思いを紐解こうとするもの。
    同じ女性の立場から見て書いているので分かりやすくてお勧めです♪

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    2009年10月04日
  • トリアングル

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    あっさりしてるけど、(あっさりしてるから?)
    恋愛小説嫌いの私でも、
    コレは、好き。

    合間に短歌が挟まれていて。
    そこで立ち止まってフッと考えて。
    それが、いい。

    いい時間をすごせます。

    今オススメの本は?
    って聞かれたらコレを薦めるかなぁ。

    けど、不倫ってのがイマイチ共感できないんだよね。

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    2009年10月04日
  • 考える短歌―作る手ほどき、読む技術―

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    添削された短歌がいきいきと輝きだすのが魔法のようです。語順を入れかえたり時制をかえるだけでみちがえちゃうなんてすてき!思わす感動しちゃいます。ためいきがもれる。

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    2009年10月04日
  • 生きる言葉(新潮新書)

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    AIも短歌を作れるのにびっくり
    大学で学ぶのが羨ましいのは本当にそう
    大学時代の自分が勿体なさすぎて…
    連濁を初めて知った
    子どものために自然豊かなところへ移住するのがすごい

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    2025年12月06日